MENU

女性ファッション誌の分類・分析2007

 今回はお父さんにもわかる女性誌講座です。
女性誌の棲み分けがどうなっているのか、
俯瞰するのが目的。できるだけ多くの女性誌を
図に入れてみたので、若干、おかしな点はありますが、
これ以上、図を単純化するのは厳しいので、
その点はご勘弁を。なお、○○系とは便宜上、
私が勝手につけているものも中にはあります。
ではさっそくですが、各女性誌をマッピングしてみた
のがこちら。



■女性誌のマッピング


女性誌マッピング2007.jpg


 図の説明を簡単にすると、左上がモード文化圏
(流行受容度高め+アート)、左下がオシャレ文化圏
(流行受容度高め+かわいい)、右下が服装文化圏
(流行受容度低め+かわいい)、右上が服飾文化圏
(流行受容度低め+アート)となっています。
だいたい、近くにある雑誌は似たようなテイストに
なっていますが、eggとMORE、nonnoとRanzukiのような
例外もあります。


 それでは、各女性誌の位置がだいたい掴めたと
思いますので、各系統の説明に入っていきますね。




■ギャル系


 「ギャルとは1980年代の日本に登場した、経済
至上主義を原点とし、自己の容姿を武器に都市を跋扈する
非社会性と幼児性をあわせもった蠱惑的な女性」と
山根一眞『ギャルの構造』には小難しく書いてありますが、
要は若くてイケイケなファッションをしている女性が
ギャル
です。肌が黒いのはLAファッションにルーツが
あるから。LAだからサーフ系が中心で、肌が小麦色&肌を
露出する健康的で開放的なファッションというわけです。



 しかし。2000年前後からギャルの指向性が大きく2つに
分かれます。ひとつはある程度将来を見据えた価値観を
持つ「普通であること」を外さない肌の白いギャル
(通称、白ギャル)。もうひとつはコギャルの末裔
(通称、黒ギャル)です。


 白ギャルの方は芸能人やLAセレブを模倣した
ファッションが基本で、ある程度の年齢になると、
その多くはお姉系に流れていきます
(例えばPopteen→CanCam)。最近はLAセレブ色を
強めた大人のギャル層の雑誌や現役キャバクラ嬢を
起用した姫系の雑誌、小悪魔agehaが登場したり、
白ギャルから派生した雑誌が年代を超えて細分化
してきているようです。



 一方の黒ギャルはというと、年々人口が減少してきて
います。それでもヤマンバが一世を風靡しましたよね。
そのヤマンバは今ではアフリカンバ、セレンバ、
カランバ、マリンバ、とまるで何かの呪文のように
細分化され、生き残っているようですよ。



【ポイント】ギャルと1括りにするのは難しい昨今



■お姉系(赤文字系)


 本来は109のお姉さん路線のブランドを
お姉系と言いますが、その意味が拡大解釈され、
「ギャル系のファッションを卒業した大人っぽい
(お姉さんっぽい)ファッション」
というのが
一般的なお姉系の認識です。


 大人っぽくはなったものの、まだまだ「かわいい」
「キラキラ」からは卒業できないのか、ギャルの名残も
多く見られます。代表的な雑誌は赤文字系雑誌
(CanCam、JJ、ViVi等)で、「かわいいお嬢様風
ファッション」
というのがお姉系の定番です。
またギャル卒業組みだけではなく、大学デビュー組も
この層に多いのが特徴。


【ポイント】男ウケは抜群で小悪魔率も高め



■アラサー(大人のギャル系)


 Ranzukiの「何歳までがギャル?」というアンケート
で、19歳のギャルは20.9歳(平均)、20歳のギャルは
26.8歳(平均)と回答していたのですが、20歳が1つの
節目になっている模様。20歳までにギャルからお姉系に
クラスチェンジできた人は問題ありませんが、
そうでない人は受け皿となるファッション誌がなくなり
困ることに。その層に向けて、2005年前後、次々と創刊
されたのが、この大人のギャル層、通称アラサー
なのです。


 アラサーとはアラウンドサーティー
(30歳前後)の略で、コギャル世代を指す言葉。

彼女たちは流行に敏感で、コギャル時代からの爆発的な
情報発信力も健在。ELLE JAPONやGINZAなどを併読する
人も多く、ギャルテイストにモードが加わった
スタイリングが特徴です。中でもLAセレブ的な
ファッション
が多いかな。アラサー、大人の
ギャルでいまいちピンとこない人は押切もえさん
を思い浮かべるといいでしょう。彼女は元eggの
読者モデルでコギャル世代の代表です。


【ポイント】グラマラスでゴージャスになったギャル



■OL系(私が便宜上命名)


 ギャルマインドを完全に卒業し、大人の
コンサバ系ファッションに身を包むようになった
のがOL系。お姉系はコンサバ系と言われることが
多いのですが、OL系こそコンサバという言葉が
ふさわしいと思います。お姉系はトレンド偏重で
ミーハーですからね。その点、OL系はOLだけあって
保守的なファッションですし、スタイリングも
定番アイテムが中心なので。


 なお、図では1つにまとめましたが、OL系といっても、
細かい棲み分けがあります。図では右がお嫁系OL、
真ん中・左がキャリア系OLという感じでおおざっぱに
配置しています。


【ポイント】基本的にはコンサバ



■モード系


 基本的に業界人が読む雑誌群。ロールモデルとして
愛読するのではなく、情報、アートとして読むのが大半。
業界人でなければ相当なファッションアディクトです。
ここまでモードに傾倒していると、もはや男性に合
わせるという気はサラサラなく、ほぼ自己満足のために
ファッションに散財(年間で100万単位)していると
言っても過言ではありません。こだわりが強い分、
自尊心も強いので、彼女たちの服装にケチをつけるのは
止めておいたほうがいいでしょう。もし、彼女たちと
ファッションで対等に渡り合うつもりなら、最低でも
スーパーモデル、デザイナー、ブランドについて、
彼女たちと同等の知識が必要です。なお、
ファッション好きの男性(クラシック好き)
とは価値観が対立するので注意。


【ポイント】触らぬファッションヴィクティムに祟りなし



■ハイエンド系(私が便宜上命名)


 多くのファッション好きが最終的に行き着くのが
このハイエンド系。ファッション誌を読み漁り、
ファッションを研究し尽くした
からなのか、
とてもハイセンスな人が多い気がします。雑誌に
登場するのはハイブランドばかりですが、
そのハイブランドを1点だけ取り入れたり、
似たような服を探してきたり、と上手く
自分の身の丈に合った取り入れ方をしています。


 具体的には、Zipper→装苑、OL系→Ginza、
spring→InRed、モード系→SPURというのがよく
あるパターン。


【ポイント】上昇志向が強く通好み



■ストリート系(原宿系)


 今のストリートはゆるカジ(脱力系カジュアル)が中心。
ゆったりとしたカジュアルスタイルが特徴で、
美容師やファッションの専門学生に多いスタイル
です。
具体的には、重ね着(レイヤード)が基本で、
たっぷりとしたドレープのトップスやスカートの下に
ジーンズやパンツをはくスタイル(通称、はにわ)を
よく見かけます。


 図では「ストリート系」と1つに括りましたが、図の上の
方と下の方ではテイストが大きく異なります。有名人で
言うと、上の方が土屋アンナさん、下の方がaikoさんで
しょうか。要は上の方ほど個性的(奇抜・アート)で、
下にいけばいくほどカッコカワイイという感じ。
外人さんが日本のファッションスナップでよく取り上げる
のは上の方です。特にゴスロリ系と言われる、KERAが
人気で、原宿系ファッションの代表としてよく紹介
されています。


【ポイント】クリエイティブな個性派



■ガーリー系(私が便宜上命名)


 ファッションの傾向はカジュアルですが、
ちょっと女の子らしい清潔感のあるテイストを好むのが
共通点。全体的にファッション熱が低めなので、
同性に地味と叩かれることがしばしば。
それでも人口が多い層で、男性ウケはまずまずです。
それもそのはず、この層は基本的には専業主婦志向
が強く、家庭的で堅実派の女性が多いからなんですね。



 男性は地味だからといって侮ってはいけません。
このガーリー系界隈(MORE・with含)の雑誌は恋愛特集が
とにかく多いのが特徴。ひそかに恋愛偏差値が
高め(経験も豊富)
の女性が多いのです。
例えば、「SEX時の演技(イッタフリ)」についてRay、
ViVi、nonnoのアンケート結果を比べると、
Ray56%、ViVi53%、nonnoが70%とnonnoがダントツで
高い数値を出しています。ViVi、Rayの属するお姉系は
小悪魔率が一番高いのですが、そのお姉系より策士が
多いのがnonno、すなわちガーリー系界隈なのです。
地味目ゲット!とか思っていても、それは掌で転が
されているだけかもしれませんよ!


【ポイント】オシャレより男心の掌握に長けている傾向あり






 以上、長くなりましたがこれで解説は終了です。


 恋人にするなら「今時の人(服装)がいい」
という女性の意見をよく雑誌で見かけます。
「今時のファッション=今時の価値観や趣向を持っている」
と見た目から判断しているわけです。これは逆に言えば、
特定のクラスター(ファッション・ファッション誌)に
属することによって、自分をどう見せたいか、
またはどのように見られたいか、ということを、
女性は多かれ少なかれ意識しているということです。


 気になる女性の愛読誌がわかればクラスターが
わかります。クラスターがわかれば価値観と趣向も
見えてきます。そうなると、傾向と対策もたてやすいの
ではないでしょうか。例えば、女性誌に出てくる
男性のファッションはその雑誌読者の理想である場合が
多いのですが、狙っている女性の愛読誌がわかったら、
その雑誌と同じクラスターの雑誌を読んで、
ファッションの研究ができますよね。その雑誌に
載っているグルメ情報なんかも役に立つはずです。


 そういうわけで、男性が大まかに女性誌の
クラスタリングを知っておいても損はないと思いますよ。
何かで使えることがきっとあるはず。






よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (70件)

  • おぉ・・購入する雑誌は見事に左上に集中してます。意外と趣味は一貫してたんだなぁ(笑)
    自分ではもっとバラけてると思ってました。
    Anecanがアラサーに分類されているのは驚き。
    前に目を通した時はOL系だと感じたので。
    今度立ち読みしてみます。
    ちなみに私の中でアラサー代表は森本容子さんです。

  • >mikaさんへ
    アラサー代表は森本容子さんだと思いますが、男性はしらないと思うのでもえちゃんをもってきました。
    AneCanはアラサーとOL系の中間だと僕は思っています。

  • daleさんのファッションの分類にはいつも感心させられています。
    今回は特にベスト盤ということで、
    いつも以上に感心しました。
    と言うか、ほぼ感動に近いですよ、これは(笑)
    僕の周りにはモード系の人はいないので、
    一度じっくりモード系の人と
    お互いのファッション観について
    語り合ってみたい気もしますが、
    きっとぼろくそに言われるんでしょうね・・・

  • daleさんの女性誌に関する考察には脱帽させられっぱなしです(^^;
    僕自身はspur,vogue,figaroと非モテ・モード寄りの雑誌しか読んでいません。
    どうもCanCam,JJのテンション高めの内容と提案についていけないようです(笑)
    後は海外からl’offielらへんを取り寄せてるくらいでしょうか。時々姉の雑誌を盗み見もしますがw
    【ポイント】触らぬファッションヴィクティムに祟りなし
    【ポイント】上昇志向が強く通好み
    には同意です。ヴィクティムのファッション魂に火をつけると止まらないのは男も女もありませんねw

  • いつも面白い記事を楽しく読ませてもらってます。
    ガーリー系の分析にうなずきました!
    確かに恋愛特集多いですね、ガーリーがモテ最強ですかね。

  • [只野日記]近所のスーパーの2階系はないのか

    Elastic: 女性ファッション誌の分類・分析2007 http://taf5686.269g.net/article/4754175.html ファッション雑誌から女性の傾向を分類しているようです*1。 こうやって客観的なところからわたくしのヨメのことを思うと、ヨメはこの分類のどこにもいない、ということを改めて

  • いやあ色々と勉強になりますね。気になる女性の愛読誌を知れば、傾向と対策がたてやすいというのは納得。その上自分の愛読誌をわかっていれば、あうかあわないか一つの指標になりそうですね。
    ガーリー系の分析には座布団一枚(笑)見た目に騙されて痛い思いをした人も多いはず。(私もその一人)同姓からはやや嫌われる反面、うらやましいとも思われてそうです。

  • 装苑、FUDGE、SPUR、とよく読む雑誌はものの見事にハイエンド系に集中していました。
    私自身はハイセンスとはいえませんがコピーに癖がなく飽きずに楽しめる記事が多いので、色々寄り道しても結局はここに戻ってくるといった感じです。
    ところでdaleさん的には今はなきオリーブやmcシスターはどこに分類されるのでしょうか?
    私としては「元祖ガーリー!」なのですが、モテ要素は全くといっていいほどありませんよね。

  • Soup.・non-no周辺系っぽく見える子は、そもそもファッション誌を購読していない子も多いように思います。元々ファッションに興味がなくても、デパートをブラブラしてれば簡単に手に入るようなファッションですから、一番見た目で判断できないタイプかもしれません。

  • いや~
    いつもながら的確な分析ですね~
    これを見ると
    混沌とした女性ファッションの分布が
    一目瞭然ですわ。

  • 女性誌の位置付けがはっきり見えて、すごく面白いと思いました。雑誌にはそれぞれファッションの分野があるんですねぇ、全然知らなかった。

  • こちらのブログで分類を拝見してから、いろんな女性誌をつまみ食いの如く見るようになりましたが、自分が特に読んでいるものにはうんうんと頷けるものがありますね。競合誌のそれぞれの違いなんかもはっきりでていてすごく感動しました。

  • 女性ファッション誌の分類・分析

    Elastic: 女性ファッション誌の分類・分析2007【e】 現在発売されている女性誌を、俯瞰して比べてみたいと思っていたので便利に保存させていただきます。更に、日本雑誌協会の公式販売部数と比べてみれば、カテゴリーという大きなククリで、今の日本女性の指向性も見えてくる..

  • 誰も分類しないから分かりにくかったけど・・・
    daleさんのおかげでわかりやすくなって助かります。
    知人が口説こうとしてる女性を分析やアドバイスで説明するときにすごく役に立ちますw

  • 女性ファッション誌の分類・分析2007

    非常に面白いサイトを見つけた。Elasticというファッション系のブログですが、「Elastic:女性ファッション誌の分類・分析2007」という記事は逸品。
    (写真はリンク先から)
    (女性ファッション誌の四象限図)
    お父さんにも分かる女性ファッション誌解説という触れ込みですが、1.自分志向、2.モテ志向の縦軸、3.エレガント、4.カジュアルの横軸を基準とする四象限の図で説明している。その上で分野を8つに区切っている。「ギャル系」「お姉系(赤文字系)」「アラサー(大人のギャル系)」「OL系」「モード系」「ハイエンド系」「ストリート系(原宿系)」「ガーリー系(=Girly:女の子っぽい)」
    詳しくはリンク先で確かめて欲しいが、ここでは概観だけ。とは言ってもほとんど引用ですけど。
    1.ギャル系(モテ志向・若年層)
    要は若くてイケイケなファッションをしている女性がギャルです。肌が黒いのはLAファッションにルーツがあるから。LAだからサーフ系が中心で、肌が小麦色&肌を露出する健康的で開放的なファッション。「白ギャル」と「黒ギャル」に分類される。
    白ギャル→程度将来を見据えた価値観を持つ「普通であること」を外さない肌の白いギャル。ある程度の年齢になると、その多くはお姉系に流れていきます(例えばPopteen→CanCam)。
    黒ギャル→コギャルの末裔。年々減少傾向。
    [雑誌]:egg, Ranzuki, Cawaii!, SCawaii!, Popteen, 小悪魔ageha, など
    2.お姉系(赤文字系)(モテ志向・エレガント)
    ギャル系のファッションを卒業した大人っぽい(お姉さんっぽい)ファッション。大人っぽくはなったものの、まだまだ「かわいい」「キラキラ」からは卒業できないのか、ギャルの名残も多く見られる。代表的な雑誌は赤文字系雑誌(CanCam、JJ、ViVi等)で、「かわいいお嬢様風ファッション」というのがお姉系の定番です。またギャル卒業組みだけではなく、大学デビュー組もこの層に多いのが特徴。
    [雑誌]:JJ, Cancam, ViVi, Ray, PINKY, など
    3.アラサー(大人のギャル系)(エレガント)
    アラサーとはアラウンドサーティー(30歳前後)の略で、コギャル世代を指す言葉。 彼女たちは流行に敏感で、コギャル時代からの爆発的な情報発信力も健在。ELLE JAPONやGINZAなど(ハイエンド系)を併読する人も多く、ギャルテイストにモードが加わったスタイリングが特徴です。中でもLAセレブ的なファッションが多いかな。アラサー、大人のギャルでいまいちピンとこない人は押切もえさんを思い浮かべるといいでしょう。彼女は元eggの読者モデルでコギャル世代の代表です。
    [雑誌]:GISELe, GLITTER, GLAMOROUS, AneCan, BLENDA, など
    (サンシン:注)現在の30歳は1977年生まれ。30歳前後といえば、1995年に18歳だった世代であり、日本の社会がドラスティック(劇的)に変化していた頃に青春期を過ごしている。援助交際、酒鬼薔薇聖斗事件、オウム事件など、90年半ばの日本社会がグシャグシャだった。コギャルが大量に出現したのがこの世代。宮台真司あたりは、現在30歳・77年生まれに分水嶺があると。現在50歳前後の「新人類」といわれた世代(団塊と団塊Jr.の中間世代)にも分水嶺があるのと同様の傾向にあるそうだ。
    4.OL系(エレガント)
    ギャルマインドを完全に卒業し、大人のコンサバ系ファッションに身を包むようになった のがOL系。お姉系はコンサバ系と言われることが多いのですが、OL系こそコンサバという言葉がふさわしいと思います。お姉系はトレンド偏重でミーハーですからね。その点、OL系はOLだけあって保守的なファッションですし、スタイリングも定番アイテムが中心。基本的にコンサバ。
    [雑誌]:CLASSY, Oggi, BAILA, with, MORE, GLAMOROUS(アラサー), AneCan(アラサー), など
    5.モード系(自分志向・エレガント)
    基本的に業界人が読む雑誌群。ロールモデルとして愛読するのではなく、情報、アートとして読むのが大半。 業界人でなければ相当なファッションアディクトです。ここまでモードに傾倒していると、もはや男性に合わせるという気はサラサラなく、ほぼ自己満足のためにファッションに散財(年間で100万単位)している場合あり。こだわりが強い分、自尊心も強いので、彼女たちの服装にケチをつけるのは止めておいたほうがいいでしょう。もし、彼女たちとファッションで対等に渡り合うつもりなら、最低でもスーパーモデル、デザイナー、ブランドについて、彼女たちと同等の知識が必要です。
    [雑誌]:VOGUE NIPPON, Numero TOKYO, Figaro Japon, ELLE JAPON, など
    6.ハイエンド系(自分志向・総合)
    多くのファッション好きが最終的に行き着くのがこのハイエンド系。ファッション誌を読み漁り、ファッションを研究し尽くしたからなのか、とてもハイセンスな人が多い気がします。雑誌に登場するのはハイブランドばかりですが、そのハイブランドを1点だけ取り入れたり、似たような服を探してきたり、と上手く自分の身の丈に合った取り入れ方をしています。
     具体的には、Zipper(ストリート系)→装苑、OL系→Ginza、 spring(ストリート系)→InRed、モード系→SPURというのがよくあるパターン。
    [雑誌]:装苑, Ginza, InRed, SPUR, FUDGE, Sweet, など
    7.ストリート系(原宿系)(自分志向・カジュアル)
    今のストリートはゆるカジ(脱力系カジュアル)が中心。 クリエイティブな個性派。ゆったりとしたカジュアルスタイルが特徴で、美容師やファッションの専門学生に多いスタイルです。具体的には、重ね着(レイヤード)が基本で、たっぷりとしたドレープのトップスやスカートの下にジーンズやパンツをはくスタイル(通称、はにわ)をよく見かけます。
     図では「ストリート系」と1つに括りましたが、図の上の方と下の方ではテイストが大きく異なります。有名人で言うと、上の方が土屋アンナさん、下の方がaikoさんでしょうか。要は上の方ほど個性的(奇抜・アート)で、下にいけばいくほどカッコカワイイという感じ。外人さんが日本のファッションスナップでよく取り上げるのは上の方です。特にゴスロリ系と言われる、KERAが人気で、原宿系ファッションの代表としてよく紹介されています。
    [雑誌]:KERA(パンク・ロリータ・ゴスロリ), zipper, CUTiE, mini, spring, SEDA, JILLE, SOUP, Pretty Style(ガーリー系), など
    [傾向]:個性的(奇抜・アート)← →カッコカワイイ
    (サンシン:注)こっちの本屋(イギリス)で写真集(特に報道写真)を良く見ますが、ファッション系の写真集の中に日本のファッションの写真集もありますけど、まさにそれがストリート系の写真集。見た感じだとやっぱりカッコカワイイ系のファッションではない。そういえば、矢沢あい(NANA、ご近所物語)の漫画「パラダイス・キス」の連載はzipperでしたね。モード系の漫画でした。
    8.ガーリー系(モテ志向・カジュアル)
    ファッションの傾向はカジュアルですが、ちょっと女の子らしい清潔感のあるテイストを好むのが共通点。全体的にファッション熱が低めなので、同性に地味と叩かれることがしばしば。それでも人口が多い層で、男性ウケはまずまずです。それもそのはず、この層は基本的には専業主婦志向が強く、家庭的で堅実派の女性が多いからなんですね。
    男性は地味だからといって侮ってはいけません。このガーリー系界隈(MORE・with含:OL系)の雑誌は恋愛特集がとにかく多いのが特徴。ひそかに恋愛偏差値が高め(経験も豊富)の女性が多いのです。例えば、「SEX時の演技(イッタフリ)」についてRay(お姉系)、 ViVi(お姉系)、nonno(ガーリー系)のアンケート結果を比べると、 Ray56%、ViVi53%、nonnoが70%とnonnoがダントツで高い数値を出しています。ViVi、Rayの属するお姉系は小悪魔率が一番高いのですが、そのお姉系より策士が多いのがnonno、すなわちガーリー系界隈なのです。
    [雑誌]:Pretty Style(ストリート系), nonno, mina, SEVENTEEN, など
    [参考サイト]:ファッション雑誌(Wikipedia)

  • >ゆuさんへ
    storyは主婦層ですね。アラウンドフォーティといいますか。
    >エンリケさんへ
    これ書くのに一週間以上かかってますからね(笑)
    モード系の女性にはフルボッコされました。僕は^^;
    >ふふふさんへ
    男性誌は来年にでも。
    >あーくさんへ
    僕は逆にテンション高い女性誌ばかり読みます。モード誌は男性のモード誌でお腹いっぱいです^^;
    >ららさんへ
    あまりこういう言い方はよくないですが、モテというより媚NO1という感じでしょうか^^;
    >tadさんへ
    女性誌にはこういうアンケートネタがいっぱいありますので、読んでみてください。
    >TABITOさんへ
    あの層は経験豊富ですからね^^;
    >こりんさんへ
    オリーブとかは難しいですね。う~ん。SEDA界隈に僕なら位置づけますかね。
    >みそかすさんへ
    その通りだと思います。
    >スネークさん、Uprooterさん、LLAさんへ
    このブログの存在意義といいますか、アイデンティティなので、頑張りました(笑)
    >HSDさんへ
    実はクラスタリングされているんですよね。そういう視点で女性と接してみると面白いですよ。
    >Sir Chrono frostさんへ
    このクラスタリングは女性へのアプローチで最も役に立つと自負していますので、是非、ご活用ください(笑)

  • ちょうど私も似たような内容の記事を書いていたので、コメントします。男性からの視点はまた違いますね。
    私は年齢的にAround30以外にover30、Mrs、Around40辺りまで扱ったのですが結構女性は人生の岐路に応じて転換していくように思いました。

  • 女性のファッションとカテゴライズ、女性ファッション誌から。

    【Elastic】女性ファッション誌の分類・分析2007
    http://taf5686.269g.net/article/4754175.html
    上記サイトにて、女性ファッション誌のマッピング図が掲載されている。このマッピング図は、1.女性誌の棲み分けがどうなっているのか、俯瞰することを目的として作られ、2.これをもとに気になる女性の価値観と趣向を把握することが可能、とされている。
    この図でいう、ギャル系以外のクラスターに属する雑誌のほぼすべてを購入・もしくは読んだことがある身として、上記2点に加え、女性のファッションと女性の分類について、思うことを書いてみようと思う。
     …

  • いつも楽しく見させてもらってます。
    的確な分析ですね。これをみると自分がどの雑誌を読めばいいのかよくわかりますね。
    24歳になった私は、もはやファッション雑誌は読まずに映画からファッションを取り入れています。

  • 始めまして。
    卒論で「キャリア対モテ志向」という題で女性雑誌対決をやりたいと思ってるんです!
    すごく参考になりました。
    確かにノンノやミーナはしたたかですよね~w
    「普通だけど普通が一番かわいい」っていうのを実践してますよね。

  • 小悪魔agehaがモテ志向に分類されているのはちょっとおかしいと思います。
    あの雑誌はキャバ嬢がモデルだけれど、モテとは程遠く、
    髪も盛り盛りでメイクも真っ黒、服装もロリータがあったりディアマンテがあったりして、
    普通の人が見たら引いてしまうか、笑いものになるかのどちらかです。
    決して好意をもたれるようなものではないです。
    ピンキーやリズリサくらいの姫系はモテかもしれませんが、
    この本に載っているようなディアマンテやロリータみたいな姫系はモテとは違います。
    みんな自己満足でやっているのです。

  • レ( ̄ー ̄)ナットク!!( ̄^ ̄/)
    言葉に出来ない事を言葉にされたみたいで、
    読んで非常にスッキリしました!
    この分析によるとWoofin’girlなどのB系は、
    モテ+ギャル+アラサーの卵になるのでしょうか
    すごく参考になります♪
    ありがとうございました☆

  • 女性ファッション誌の分析

    ファッションのブログをつらつら見てたらこんな表が記事にありました
    ←クリックすると大きくなります
    私の主観ですが、男性の場合は一度気に入ったスタイルを見つけると
    そんなに変わらない気がします
    しかし女性の場合、
    ファッションの系統が豊富にあることもあり
    昔からずっと同じ路線、という人の方が少ない気がします
    好きな人や友達の影響で好みが変わったり、周りの目線が気になったり、と
    その時々の自分自身の心理状態がとてもかかわっているような気がします
    私…

  • メンズ・レディス共、とてもすばらしい出来に関心しました。
    自分はモード系メインで、DC系には詳しいのですが
    最近のギャル系やストリート系ブランドには疎いです。
    企業ブランドは入れ替わりが激しいですが
    各ジャンルの代表的なブランドなどをいくつか上げて頂けると
    さらに参考になるので、お時間があるときにでも宜しくお願いします。

  • 「外見だけしか見られない人間が如何に愚かか」、とても参考になりました。
    アリガトウございます。
    これが世界中で起こっている悲劇、搾取、紛争の元なんですね。
    これからも良質な情報を期待しています。

  • 始めて来ましたが、すごく勉強になりました。
    早速ブックマークしましたので、また来ます。
    ありがとうございました。

  • 私はいつもガーリー系を読んでいるのですが、媚びNo.1は意外です!
    私的に媚び系はCancam、JJ系だと思っていたので。だっていかにもモテそうじゃないですか?あのあまりにも女の子女の子した、ぶりっこな感じが苦手です…。
    non.noとかminaの飾らないカジュアルな感じが好きだったんですけど…世間の目は違うんですね。というかガーリー系がお姉系やギャル系よりもモテよりに分類されていることが既に意外でした。

  • すごい勉強になりました!
    あぁいう風に分けられているんですね!!
    ところで…
    nadesicoは何系に入るんですか?

  • これは、フォトグラファーの私にもすごく役に立ちます。
    雑誌経験のあるモデルさんだと、やはりポーズにもクセがついていたりして苦労することもあるのですが。この分類と当てはめると、うまく活用できそうです。
    ありがとうございます。

  • 表見るとグラマラスはアラサーとOLの中間て位置づけでしょうか。
    ガーリー系への分析には座布団一枚です。

  • BAILAに載っているような服が好きなのですが、20歳の学生にはまだ早すぎますか?
    またBAILAはモード系なのでしょうか?
    あまりコンサバっという感じはしないのですが☆

  • 「女性誌のマッピング」
    はとっても勉強になりました!
    最近『REINA』っていう雑誌を買っているのですが・・・どこの分類にはいるのでしょうか?
    ハイエンド系??・・・

  • 面白く読ませて頂きました。
    特にモード系の「自己満足のために散財」やストリート系の「はにわ」、ガーリー系への分析眼などの目線や文体に組合員がプンプンします。

  • 面白く読ませて頂きました。
    特にモード系の「自己満足のために散財」やストリート系の「はにわ」、ガーリー系への分析眼などの目線や文体に組合員がプンプンします。

  • 面白く読ませて頂きました。
    特にモード系の「自己満足のために散財」やストリート系の「はにわ」、ガーリー系への分析眼などの目線や文体に組合員臭がプンプンします。

  • こんにちは。いつも興味深く読ませていただいています。
    さて、本日(6/19)NHK「スタジオパークからこんにちは」番組内
    「暮らしの中のニュース解説」コーナーにて使われていた表が、
    こちらの「女性誌のマッピング」にそっくりだと感じました。
    NHKのHP内で「暮らしの中のニュース解説」で検索したところ
    「作成 アパレルウエブ」でした。
    daleさん、何か関係していらっしゃるのですか?
    昔の記事へのコメントですみません。
    これからも、更新楽しみにしています。

  • この記事すっごいおもしろいなーと思いました!私の周りだけかもしれませんが、PSとかmina読んでる子は赤文字系の女の子を「もてることを一番に考えて生きているぶりっこ」と馬鹿にしてる割に、自分大好きでプライド高いし怖い!
    友達になるならわたしゃ断然cancam系ですね…。だって実際いいこ多いし(キャラ作っているのかもしれないが)、ふわふわしてて女からみても癒されますよー。
    そんな私はSPURとか読んでますが「こんな高い服…無理!」といいながらそのへんの柄のない服で妥協する毎日を送っています。

  • この記事すっごいおもしろいなーと思いました!私の周りだけかもしれませんが、PSとかmina読んでる子は赤文字系の女の子を「もてることを一番に考えて生きているぶりっこ」と馬鹿にしてる割に、自分大好きでプライド高いし怖い!
    友達になるならわたしゃ断然cancam系ですね…。だって実際いいこ多いし(キャラ作っているのかもしれないが)、ふわふわしてて女からみても癒されますよー。
    そんな私はSPURとか読んでますが「こんな高い服…無理!」といいながらそのへんの柄のない服で妥協する毎日を送っています。

  • この記事すっごいおもしろいなーと思いました!私の周りだけかもしれませんが、PSとかmina読んでる子は赤文字系の女の子を「もてることを一番に考えて生きているぶりっこ」と馬鹿にしてる割に、自分大好きでプライド高いし怖い!
    友達になるならわたしゃ断然cancam系ですね…。だって実際いいこ多いし(キャラ作っているのかもしれないが)、ふわふわしてて女からみても癒されますよー。
    そんな私はSPURとか読んでますが「こんな高い服…無理!」といいながらそのへんの柄のない服で妥協する毎日を送っています。

  • OL服を参考に出来る雑誌を探していて、ここにたどり着きました。
    とても参考になり助かりました。
    もともとcancamを購読していてAnecanも読むようになったのですが、
    もうちょっと大人しい服がいいなと思い、withを購読。
    cancamより恋愛特集が多くて驚きました^_^;
    これからも参考にさせていただきます!

  • OL服を参考に出来る雑誌を探していて、ここにたどり着きました。
    とても参考になり助かりました。
    もともとcancamを購読していてAnecanも読むようになったのですが、
    もうちょっと大人しい服がいいなと思い、withを購読。
    cancamより恋愛特集が多くて驚きました^_^;
    これからも参考にさせていただきます!

  • ファッション誌の分類

    今日はおもしろいブログサイトを紹介します。ファッション、女性誌、トレンドをウォッチするブログ『Elastic』です。わたしはこのサイトをよく見ます。で、一番おもしろいと思ったのが、ファッション誌の分類&解説です。こんな感じでマッピングされてます。わたしはどの位置にいるかと言うと“ハイエンド系”です。わたしが読む雑誌はFUDGE、GINZA、SPUR、InRedがほとんどですから。20代前半は、mini、Spring、JILLEを読んでいたので、ストリート系→ハイエンド系ってことですね。解説については↓を見て下さい。Elastic 女性ファッション誌の分類・分析2007なかなか的確な分類&解説だと思うのですが、みなさんはどうでしたか?是非、コメントで教えて下さい。ちなみに男性誌版もあります。ダーはHEARTという雑誌を読んでるのですが、載ってません。SENSEの弟雑誌なので、大人ロック系?に分類されるのかな・・・。詳しくは↓を見てください。Elastic 男性ファッション雑誌の系統のマッピング[:星:]Elastic  http://taf5686.269g.net/

  • 今月のPOPEYEでどこかで見たことがある図が・・・と思ったらElasticからでした。
    さすがdaleさんです。

  • 今は雑誌読んでいませんが、媚度はnon-no&minaの媚度が高いっていう分析には納得です!
    力の抜けた感じであえてひっかけるのです。そして大胆な恋愛特集がしょっちゅうあったりするし…こわいこわい。

  • SEDA系の子はFUDGEらへんのハイエンド系にも近しい人が多いですよね。FRUiTSとかのスナップに載ってる子でたまに見かけます。

  • 素晴らしい分析ですね!
    今までseventeen→non-no→vivi→JJ/cancamと移行してきましたが、
    全部モテ系だったんですね^^;
    周りが当たり前のように原宿系ばかり着るのでPS、SOUP、CUTiE、miniも結構読んできましたが
    イマイチどこが可愛いのか、またどう着こなせばいいのかわからず…w
    これからは周りを気にせずモテ系を極めようと思います。

  • よくできてますね、この図「!!」
    今高1なんですが
    これを見てファッションの系統を決める重要な参考に
    なりましたきらきら

  • 赤文字系が好きなんですが、似合うと言われるのは、ストリートとガーリーのmixだそうです(^^;

  • 幅広い系統を好む私にとって、頷ける点や勉強になる点と様々あって読みごたえがありました。ただ現在ではKERA系の中にもゴシック、ゴスロリ、ロリィタ、カジュロリ、王子、貴族、パンク、サイバー、フェアリーなど様々あります。一くくりには出来ないと思い書き込みさせていただきました。(こだわりや着こなし、ルールを知っている人はKERA!という雑誌は大嫌いですけれど‥各メゾンの新作を予約するために目は通しますが)
    各雑誌、もう少し掘り下げたものも拝見したいと思いました。

  • いつも楽しく拝見させて頂いています。
    2012年版の女性ファッション誌の分類・分析をやってほしいです。

コメントする

目次