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メンズファッション誌オブジイヤー2009

 今年から始まりましたこの企画。勝手にメンズファッション誌オブジイヤー。よくある「○○オブジイヤー」のパクリです(笑)内容としては、
毎月、ほぼ全てのメンズファッション誌に目を通す、わたくしdaleが独断と偏見で面白かった号を10冊ピックアップして紹介するというもの。


 時期的に少し早いですが、12月号まで出ていますし、来月は「今年売れたファッション本ランキング」が控えておりますので、今月はメンズファッション誌をランキング形式でお届け。なお、女性誌はやりません。女性誌は全てに目を通していませんし、男性と女性ではやはり感性が違ってくると思いますので。それでは、私が選ぶ今年の10冊はこちら。




10位 HUGE 2月号

HUgE (ヒュージ) 2009年 02月号 [雑誌] HUgE (ヒュージ) 2009年 02月号 [雑誌]

講談社 2008-12-22
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2月号は「BUYorDIE!?」というショップガイドが中心の号です。
私の場合は、BUY&DIEなのですが、それはどうでもいいとして、
あのHUGEがショップガイドをするのですから、smart、FINEBOYS、
Men’s NONNOのショップ紹介みたいにはなりません。よくも悪くも尖っているので、あまり参考にならないかも。それでも、ハイブランドの路面店や話題のセレクトショップは押さえているのでご安心を。ただ、骨董屋、インテリアショップ、洋書店といった、HUGEのアート節が炸裂していたり、RRLのフラッグシップ、BLAAKのフラッグシップ、Nハリウッド香港店といった、それ、海外だから!気軽にぶらっと行けないから!というようなお店まで網羅されております(笑)実用的なショップガイドにはなりませんが、読み物としては面白いですよ。HUGEらしく、写真もカッコイイですし。


9位 Men’s egg 10月号

men's egg (メンズエッグ) 2009年 10月号 [雑誌] men’s egg (メンズエッグ) 2009年 10月号 [雑誌]

大洋図書 2009-09-14
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今年は「ヤンキー」というのがトレンドを読み解く1つのキーワードになっていますが、そのヤンキーのDNAを受け継ぐのがギャル男です。悪羅悪羅系、お兄系、Vホス系、ギャル男系など、ギャル男も多種多様になってきましたが、そんなギャル男のライフスタイル、トレンド、ファッションを牽引しているのが、ギャル男雑誌のパイオニア、Men’s eggです。10月号では「ギャル男ムーブメント大聖典」とギャル男パーフェクトガイドを作成し、ギャル男の布教に励んでおります。ギャル男の定義、スタイル分布図、出没マップ、ギャル男語など、ギャル男になりたい人はもちろん、そうではない人も楽しめる内容となっております。必見!


8位 SENSE 2月号

SENSE (センス) 2009年 02月号 [雑誌] SENSE (センス) 2009年 02月号 [雑誌]

ラウンドハウス 2009-01-10
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SENSEが弟誌のHEARTと合体して再スタートを切った号です。「20代も40代も読めるファッション誌」というのがウリで、前半SENSE、後半HEARTという内容。とにかく、圧倒的なボリュームでして、セレクトされているブランドも、モード、クラシック、アメカジと分断せず、SENSE的なセンスで、いろんなところからセレクトされております。カタログとして秀逸。ただ、最近は、単価の高いSENSE部と等身大のHEART部のバランスが崩れてきており、どんどんHEARTのページが減少していっているのが気になるところ。


7位 MEN’S EX 2月号

MEN'S EX (メンズ・イーエックス) 2009年 02月号 [雑誌] MEN’S EX (メンズ・イーエックス) 2009年 02月号 [雑誌]

世界文化社 2009-01-06
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本格紳士靴に関しては他のファッション誌の追随を許さず、ムック『最高級靴読本 Vol.3 永久保存版 ―The World OF HIGH-END SHOES Vol.3 』のマニアックさにはただただ圧倒されるばかりのMEN’S EXが、靴に関して本気を出したのがこの号です。「靴特集だよ!全員集合!」と名作モデルに招集をかけ、「イギリスの水戸黄門チャーチVSイギリスの大石内蔵助クロケット&ジョーンズ」という感じで、コントのような対決を次々と繰り広げておりますが、「本格靴検定マニア編」の方はあまりの難しさに閉口すること間違いなし。誌面のノリは軽くても、書いてある内容はクラシック。靴好きなら見逃せない号です。


6位 VOGUE HOMMES JAPAN VOL.3

VOGUE HOMMES JAPAN (ヴォーグオムジャパン) 2009年 10月号 [雑誌] VOGUE HOMMES JAPAN (ヴォーグオムジャパン) 2009年 10月号 [雑誌]

コンデナスト・ジャパン 2009-09-10
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モード情報だけではなく、「草食男子」「盛り」「クール」など、
日本の旬のキーワードも独自の解釈で盛りこんでいるVOGUE HOMMES JAPAN VOL.3 。「草食男子」を「装飾男子」とすり変えていたのには上手いなぁと思いましたが、テーマが装飾だけに、VOGUEの本領発揮と言いますか、他のメンズファッション誌とは一線を画す内容になっております。一言でいえば、非常に、ゲイっぽいです。男性のクラシック(うんちく、ディテール、コード主義)はくだらない、と言わんばかりに、その正反対を突っ走っております。フリーダムです。それが、ファッション(モード界)なので、
そういうものだと読みましたが、男性の裸体のなんて多いこと。
局部には黒ベタモザイクもあったり。まぁ、なんにせよ、刺激的な号でした(笑)


5位 Lightning 7月号

Lightning (ライトニング) 2009年 07月号 [雑誌] Lightning (ライトニング) 2009年 07月号 [雑誌]

エイ出版社 2009-05-30
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「俺らがやらねば誰がやる!」という声が聞こえてきそうな特集「大切なことは全て50年代から教わった。」が熱いです。今年もアメカジが流行りましたが、そのトレンドを鼻で笑うかの如く、「アメカジの原点は50年代にアリ!」とアメカジをとことん掘り下げています。アメカジ系雑誌ライトニングのお家芸ですね(笑)ジーンズ、開襟シャツ、アウトドア、ミリタリー、チャックテイラー、チャンピオン、などなど。まだまだたくさんありますが、50年代に関するファッションやカルチャーをこれでもかと紹介。ディテールや背景の解説などのうんちくも豊富で濃いです。付録の「スニーカーコレクション」もなかなかの出来栄え。


4位 MEN’S NON・NO 12月号

MEN'S NON・NO (メンズ ノンノ) 2009年 12月号 [雑誌] MEN’S NON・NO (メンズ ノンノ) 2009年 12月号 [雑誌]

集英社 2009-11-10
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「ついに総天然色!」と今回からカラーになった、MEN’S NON-NOの
人気企画「服バカ」の第4弾が見どころ。今回も『着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS』に登場するような、ファッションエンゲル係数の高い「服バカ」たちを徹底取材。インポート馬鹿、ナンバーナイン馬鹿、マルジェラ馬鹿、アウトドア馬鹿、水玉馬鹿など、さまざまな服バカの生態を面白おかしく紹介しております。それは、もう、街を歩けないレベルで(笑)同じ服好きとして彼らにシンパシーを感じながらも、
か、かてねぇ~と思い知らされました。愛すべき服バカたち万歳!
MEN’S NON-NOはですね、この服バカネタを定期的にやるべきだと思います。「今月の○○馬鹿」とコーナーを設けて、毎号やって欲しいくらい。スナップくらいウケると思うんだけどなぁ~。


 いよいよトップ3ですが、その前に、モノ系雑誌で秀逸だと思った号を3冊紹介。うんちく力が高めなモノ系雑誌だけに、素晴らしい特集はたくさんあります。


・Begin 4月号

Begin (ビギン) 2009年 04月号 [雑誌] Begin (ビギン) 2009年 04月号 [雑誌]

世界文化社 2009-02-16
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Beginの革特集号です。Beginといえば、オールデンやWHC(ホワイトハウスコックス)ですが、今回はWHCの財布を分解し、その作りを検証したり、イギリスのWHCの工場に取材に行ったり、まるでWHCのために組んだような特集になっております。WHCファンは必読!


・MONOMAX 7月号

Mono Max (モノ・マックス) 2009年 07月号 [雑誌] Mono Max (モノ・マックス) 2009年 07月号 [雑誌]

宝島社 2009-06-10
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ラコステとフレッドペリーのポロシャツ特集です。うんちくやディテール解説は他の雑誌でもよくやりますが、全型を集めて解説しているのがスゴイ(笑)さすがに、古着までは紹介していませんでしたが、別注モデルまできちんと網羅しております。MONOMAXは吉田カバン特集号も良かったのですが、完売してamazonではプレ値がついてしまいました。


・monoマガジン 10/16号

mono (モノ) マガジン 2009年 10/16号 [雑誌] mono (モノ) マガジン 2009年 10/16号 [雑誌]

ワールドフォトプレス 2009-10-02
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フィッシャーマンセーターとダッフルコート。海の男たちの防寒着を歴史を紐解きながら紹介。もはや、うんちくを超えた、資料と言っていいレベルのクオリティーです(笑)


 ではランキングに戻ります。トップ3はこちら!


3位 WWD for JAPAN ALL ABOUT 2009-10A/W MEN’S

WWD for JAPAN ALL ABOUT 2009-10A/W MEN'S WWD for JAPAN ALL ABOUT 2009-10A/W MEN’S

INFASパブリケーションズ 2009-09-19
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今号は何と言っても「山室一幸のオシャレ対談」が面白いです。
対談相手は話題のモデルや女優(例:押切もえ、長谷川潤、YOU等)が多いのですが、今回の対談相手はPopteenモデルたち。
山室一幸氏とギャルがフリーダムにメンズコレクションを評するのですが、これが実に興味深いです。変に客観的に語ろうせず、直感で言葉を選んでいるのがよくわかるので。PRADAに対して「みんなもっと元気出して!!って言いたくなっちゃうね(笑)」。ガレスピューに対して「ちょっと!まるで違う世界の人たちなんですけど(恐)」。ラフシモンズに対して「あれ~小学生のはいているスニーカーみたい。間違えて家からはいてきちゃったのかな?(笑)」と言いたい放題。ギャルは怖いもの知らずです(笑)


2位 2nd 11月号

2nd (セカンド) 2009年 11月号 [雑誌] 2nd (セカンド) 2009年 11月号 [雑誌]

エイ出版社 2009-09-16
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付録の「Fashion Word Book」が何よりも素晴らしいです。これだけに680円以上の価値があります。業界誌『ファッション販売』か
ら『必須用語500』なるものが980円で発売されていますが、クオリティー的に負けていません。しかも。ただの用語辞典ではなく、
カラーやイラストも豊富。正直、なぜ付録なのかわからないレベルです(笑)カジュアルの用語集として秀逸なので、買っておいて損はありません。今年NO.1の付録です。この号の特集「下半身のルール」は、デニム、チノ、グレイスラックス、ミリタリーパンツ、クロップドパンツ、ペインターパンツの6種類のパンツの着こなし方を解説。もちろん、定番ブランドの紹介やうんちくもあり、楽しめる内容となっています。


1位 POPEYE 3月号

POPEYE (ポパイ) 2009年 03月号 [雑誌] POPEYE (ポパイ) 2009年 03月号 [雑誌]

マガジンハウス 2009-02-10
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「え~」という声が聞こえてきそうです(笑)しかし、POPEYE3月号が私の中では1位。よくある「新社会人向けにスーツのイロハを教えます」というものではなく、あくまで「スーツを着崩す」というカジュアル視点なのが新鮮。もはや「スーツ」というより「セットアップ」でしかないような気もしますが、それでも、最初から最後まで、1冊丸ごとスーツで貫いたのも評価したい点です。中の読みモノも「スーツ萌え女子」ですし、カルチャー(音楽情報)ま
で「スーツ姿が最高なミュージシャンは誰?」と徹底しております。「特集」ではなく「号単位」でコンセプトを決めてやるのは珍しく、ムックと同レベルのクオリティーを誇る号と言えるでしょう。スタイリストたちの斬新(or奇抜?)なスーツの着こなし(or着崩し?)が見どころです。


 というわけで、1位はPOPEYE3月号でした。ファッション誌は
図書館、バックナンバーを置いているお店、古本屋でも読めますので、興味をもたれた号はこの機に読んでみてください。昔は買い逃すと入手するのは大変でしたが、今はネットで簡単に探せますよね。便利な時代になったものです。





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コメント

コメント一覧 (12件)

  • ポパイ3月号良かったですよね
    テーラードが大の苦手だった僕がセットアップ買ってしまったくらいなのでw
    1位で異論ないです。
    僕としては
    1位:ポパイ3月号
    2位:デイズド&コンフューズドジャパン12月号
    3位:ハニマグvol.10
    セットアップ中心の一冊、若者風革ジャンのためだけの一冊と、靴特集の一冊と何か振り切った事をやった物が良かったです

  • POPEYE 3月号の内容は覚えていませんが
    表紙は大好きです。
    今年のファッション誌の(表紙の)中で一番好きですね。
    デニムシャツをこんなにエレガントに着ていて
    かつ、ちょうどいい加減のジャケットのポップさ。
    たまりませんね。

  • >daleさんがどのように膨大な量であろう雑誌類を保管してるのかがきになるところ
    確かに・・・本棚うpしてくれませんか?

  • 確かに2NDの付録は凄かったですねw
    ザ・ストリートスタイルに匹敵する名資料でしたもんねw

  • 個人的にはHUGEの「ヌード特集」がダントツで印象的でした。
    もはやファッション雑誌の域を超えていますが(笑)

  • ランクインはしてなかったようですが、個人的にはMen’S Brandという雑誌も男性誌のファッション・モノ系だと好きです。

  • 思わず買ってしまった2ndと、靴特集のハニマグは良かったです。
    情報を詰め込んだ本、センス良い構成でペラペラ眺めるのに適した本と、対極的ですね

  • >Oddさん、ffさんへ
    本棚うぷは恥ずかしいのでご勘弁を(笑)
    いらない雑誌は次々と捨てたり、必要な個所だけ切り取ってファイルに入れたりして、ダイエットに日々励んでおります。本棚に入っているのは必要最小限度で、あとは、段ボールに入れて階段下に収納しております。

  • メンノンの服バカ特集、凄かったですね…
    二十歳ちょっとで、どうやったらトムブラウンのスーツを買えるんだろう…

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