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CanCam (キャンキャン) 2010年 12月号 [雑誌]
小学館 2010-10-23 |
CanCamと言えば「かわいい」。「かわいい」と言えばCanCam。
「かわいい」というコピーは2005年頃から女性誌で多用されるようになり、
2006年のエビちゃんブームによって爆発的に広がっていきました。
エビちゃん、もえちゃん、優ちゃんによる三頭政治は盤石で、
「めちゃモテ」をスローガンに女性誌のトップへと一気に駆け上がっていったのですが、
2007年に入ると、「かわいいって男性に媚びること?」という声がちらほら聞こえ始め、
ついには「生まれつきエビちゃんじゃなくたって私たちは努力と一緒に生きていくんだ(小悪魔
ageha10月号)」と謀反が起こります。「小悪魔agehaの乱」です(笑)
これ以降「かわいい」とは何か。その模索が始まるわけです。
東京カワイイTVが始まったり、『「かわいい」の帝国』や『世界カワイイ革命』と
いう「かわいい」を分析した本が出版されたり、漫画やアニメと共に「かわいい」と
いう概念が世界に輸出されたり、ギャル雑誌JELLYが「カワイイだけの今に終止符を!!」と
脱カワ宣言をしたり。「かわいい」の定義があいまいなため、
何かと「かわいい」というのは話題になりますが、長い沈黙を破り、
ついにと言いますか、今さらと言いますか。なぜこのタイミング?
という疑問しか浮かびませんが、CanCam12月号が一冊丸ごと「かわいい」の
大特集を組んでいるのです。おそらく、CanCamが「かわいい」の定義に迫るのは
初の試みだと思います。
12号は「絶対かわいくなる魔法」と表紙にあるように、
とにかく「かわいい」という言葉がよく出てきます。
「かわいいは前向き」「かわいいは欲張り」「かわいいはつながり」
「かわいいはドキドキ」「かわいいはせつない」「かわいいはやっぱり笑顔」
誌面をめくるたびに赤の太文字で魔法が唱えられます。流行歌に
ありそうな言葉ばかりなので、「かわいいは会いたい」というのが
なぜないのだろうと思いましたが、それだけ「かわいい」は
世の中に溢れているのだとCanCamは伝えたいのでしょうね。
私はそう解釈しておきました。
「女のコは太陽。朝日のようにまぶしく、木漏れ日のように優しく、
夕焼けのように美しい」
というような補助魔法(ポエム)も添えられております。
「女のコは太陽。朝は化粧がまぶしく(しばしかわいいと見誤る)、
昼はカンカン照りが厳しく(キャピキャピ感が辛く)、
夕方は紫外線が油断できない(陰口というステルス攻撃)」。
私はそう解釈しておきました(笑)
CanCam読者100人に聞いた「かわいいの定義」というコーナーもあります。
アンケートの結果がいろいろ載っておりますが、「かわいい女のコに必要だと
思う条件を3つ上げてください」の結果がこちら。
<外見編>
1位 大きい目
2位 サラツヤな髪
3位 白くてきれいな肌
<内面編>
1位 気配り上手である
2位 おしゃれでセンスがいい
3位 笑顔を絶やさない
外見編の3つの条件を満たすのは「赤ちゃん」ですよね(笑)
他に、まあるいほっぺ、ピンク、キラキラ、チワワ、ふわモコという
キーワードも挙がっていましたが、幼稚な美意識と言われるわけです。
内面編は、素直、愛嬌、明るさ、あたりがランクインしていると予想していましたが、
見事に外れました。オシャレやセンスは「かわいい」とはあまり関係ない気も・・・。
CanCam読者100人に聞いた「かわいいの定義」の他に、男性、上司、
彼ママが思う「かわいい瞬間・習慣」というのも調査したようで、
こちらもアンケートの結果がいろいろ載っております。
さすがCanCam。抜け目がないです。男性の生の声が特に面白いですよ。
きれいなコやエロい着こなしのコを見て『おっ』と思うことは多々あっても、
『かわいい』って思うことは最近めったにない!女のコよ、覚えておけ!
ドヤ顔で言うことなのか(笑)
突っ込んで欲しいとしか言いようがありません。
マニアックかもしれないけど、コートのポケットに「さむーい」って
言いながら手を入れてくる。
女性誌のモテテク冬編の常習手口ですね。それを知らずに、
マニアックなかわいい仕草と思ってしまうこの男性が不憫です。
こんな感じで12月号は「かわいい」をいろんな角度から追求しておりますが、
なぜ「かわいい」が大切なのか。巻末にその説明があります。
1 「かわいい」は身近なところでたくさん見つけられる
2 「かわいい」に囲まれ、自分もかわいくなれば人生前向きに
3 毎日がキラキラ輝きだす
4 HAPPYオーラが伝わって彼、家族、友達…周囲もHAPPYに!
5 HAPPYの輪が広がれば世界平和に
6 「かわいい」は連鎖する。1に戻る。
えー、つまり。「かわいい」の先には世界平和があるそうです。
かつてCanCamが提示した「かわいい」は男性を強く意識した「めちゃモテ」でした。
その先にはイケメンや高収入の男性を得る目的があり、それが自分の幸せに
つながるというものでした。それが「小悪魔agehaの乱」により、
自分のための「かわいい」がマジョリティーになります。
幸せは自分の努力で勝ち取るものなので、男性に媚びる必要はなく、
自分のためにかわいく武装しようという動きです。受身の「かわいい」は終了です。
そして、今回CanCamの提示した「かわいい」は世のため人のための「かわいい」です。
自分のための「かわいい」が世界を救うという壮大な話です。
男性にモテたいというリアル路線から、世界平和というファンタジー路線へ
と大きく舵を切ったCanCam。現実逃避と評されるのか。社会派と評されるのか。
どうなる?CanCam。
![CanCam (キャンキャン) 2010年 12月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Hrm4LMcnL._SL160_.jpg)
コメント
コメント一覧 (7件)
ブロ主がここまで必死に解釈を加えることに驚きww
カワイイはつくれる!
…daleさんって女性経験少ないでしょ?
目が大きい=可愛いっていうのは歪な刷り込みがあるよね。
プリクラの目を大きく補正するのが当り前になってるけどあれ凄く不自然で気持ち悪いよ…
>ブロ主がここまで
かわいいに関してCanCamが一生懸命ポジティブな解釈をしていたので、バランスを取るために必死にネガティブな解釈を入れてみた次第です(笑)
>カワイイはつくれる!
カワイイは正義!
>…daleさんって
なるほど。僕はそういうイメージなのですね(笑)
>みきさんへ
ぱっちりした目はかわいいかもしれませんが、
度を越えると気持ち悪いですね・・・
プリクラの目を大きくするやつは目がでかい人にとっては邪魔なだけ、目が小さい人は自分のことが嫌いなんですかね?
外見はバランスだと思うんですけど
>コートのポケットに「さむーい」って言いながら手を入れてくる。
うぜぇ
うぜぇと言えば服ひっぱる女の子もウザいですね
服ひっぱるのが癖になってるのか何度言っても直らない子もいました、かわいくないですよ
服引っ張っられるのウザイって、すごくよくわかります(笑)
甘てきてるとわかっていても、反射的にマジな方の「コラ!」が出てしまいます。
イラッとする自分もどうかと思いますけど、あれは止めて欲しいな…。