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メンズファッション誌オブザイヤー2011

 今年で3年目のこの企画。勝手にメンズファッション誌オブザイヤー。
よくある「○○オブザイヤー」のパクリです。内容としては、毎月、
ほぼ全てのメンズファッション誌に目を通す、わたくしdaleが独断と
偏見で面白かった号を10冊ピックアップして紹介するというもの。
当然、私の好みが色濃く反映されておりますが、可能な限り平等な目線で
選んだつもりなのでご容赦を(笑)なお、女性誌は追い切れていないので、
昨年同様メンズしかやりませんのであしからず。では、10位から紹介
していきたいと思います。




10位 MEN’S CLUB8月号

MEN'S CLUB (メンズクラブ) 2011年 08月号 [雑誌] MEN’S CLUB (メンズクラブ) 2011年 08月号 [雑誌]

アシェット婦人画報社 2011-06-24
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 ストリートスナップの特集をやらないファッション誌の方が
珍しいほどストスナ全盛の今ですが、そのスナップ特集を一冊の
付録にしてしまったのがMEN’S CLUBです。その付録が本誌より分厚いという
力の入りようで驚きました。ただ、韓国版MEN’S CLUB『luel』の
付録をそのままMEN’S CLUB8月号の付録にしたようで、
解説は全てハングルになっております。その点だけが残念。
内容的には『SNAP LEON』のパクリですが、
付録にするにはもったいないくらいのクオリティーです。
MEN’S CLUBは発売日も10日から24日に変わりLEONっぽさが
露骨に増した一年でしたね~。


9位 Lightning12月号

Lightning (ライトニング) 2011年 12月号 Lightning (ライトニング) 2011年 12月号

エイ出版社 2011-10-29
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 今年はブーツに関する書籍が7冊も出ておりひそかに空前の
ブーツムックブームだったのですが、それだけブーツの魅力である経年変化、
いわゆる「アジ」に惹かれた男性が多かったのかもしれません。
Lightningでも12月号に「経年変化の達人。」という特集を組み、
レッドウィングの「茶芯」と言われるエイジングにフォーカス。
どこまでもマニアックなレポートはさすがLightningというクオリティーでした。
アメカジに関しては他の雑誌の追随を許しません。



8位 GQ5月号

GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2011年 05月号 [雑誌] GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2011年 05月号 [雑誌]

コンデナスト・ジャパン 2011-03-25
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 「
中国でファッションブログが大人気
」と朝日の記事でも最近見たばかりですが、
今年は何かとファッションブロガーの活躍が目立った一年でした。
日本でも
ブログ本が2冊出たり
、女性誌では「ブロガー風ファッション」と
いう意味の分からないスタイルが1ジャンルとして根付きました。
男性誌では基本的にこの「ファッションブロガー」なるものは
The Satorialist以外スルーしていたのですが、唯一、このブロガーに注目し
「世界的ファッションブロガーが切り取った真のウェルドレスマン」と
特集を組んだのがGQです。日本を代表するファッションブロガーの
シトウレイさんと業界のご意見番栗野氏との対談は必見。
ファッションブロガーに関する最低限の情報もまとめられていますので、
「ファッションブロガーって何?」という方は5月号を
読んでみてください。


7位 POPEYE12月号

POPEYE (ポパイ) 2011年 12月号 [雑誌] POPEYE (ポパイ) 2011年 12月号 [雑誌]

マガジンハウス 2011-11-10
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 「東京の男が面白い」と
いう読売の記事があったように、今、日本のファッションが注目を集めております。パリ、ニューヨーク、ミラノの注目のされ方とは違い、東京はストリートMIXが評価されており、海外のバイヤーや
ジャーナリストからそのディテールやギミックが好まれているようです。POPEYE12月号では「TOKYOブランドの実力。」と題した特集を組み、このあたりの話を掘り下げております。取り上げられているブランドは全部で40以上。これを読めばイマドキのTOKYO的なブランドが一気に把握できます。



6位 モノマガジン11/2号

mono (モノ) マガジン 2011年 11/2号 [雑誌] mono (モノ) マガジン 2011年 11/2号 [雑誌]

ワールドフォトプレス 2011-10-15
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 春のロイヤルウェディングに秋冬のハリスツイード100周年。
加えてバブアーやトリッカーズも一年を通して人気でしたね。
そんなわけで今年は英国に関する特集を組んだ雑誌が目立ちましたが、
その中で最もクオリティーが高かったのがモノマガジン11/2号です。
表紙は長財布特集を推していますけど巻頭の英国特集の方が面白いです。
特集では英国王室御用達、サヴィルロウ、ルイスレザー、ハンター、カトラー&グロスなど
浅く広く英国生まれの傑作品を網羅しております。
来年はロンドンオリンピックで英国ブームがピークに達すると思いますので、
その前にmonoマガジンと新書の
『英国王室御用達』
で英国ブランドの復習をしておいてはどうでしょうか。



5位 2nd11月号

2nd (セカンド) 2011年 11月号 [雑誌] 2nd (セカンド) 2011年 11月号 [雑誌]

エイ出版社 2011-09-16
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 WWD1665号のトレンド予想ではここ数年続いたアメカジブームが
来年は一段落するそうですが、その締めくくりとして読んで
おきたいのが2nd11月号の付録「Made in U.S.A. Catalog」。
「Made in U.S.A. Catalog」は1975年に読売新聞社より
刊行されたカタログ誌。日本にアメリカのライフスタイル、
ファッション、カルチャーを紹介しアメカジのなんたるかを
広めた本として今では一種の伝説になっております。
その由緒ある「Made in U.S.A. Catalog」を付録で作ってしまったのが2ndなのです。
内容はフルカラーで100ページ。Made in U.S.A.ではないブランドは
一切出てこないというセレクトの徹底ぶり。
もう少しボリュームがあればムックとして1,000円くらいで
出されるクオリティーです。さすが付録の豪華さに定評のある2nd。
今年もしっかり期待に応えた感じです。


4位 FINEBOYS11月号

FINEBOYS (ファインボーイズ) 2011年 11月号 [雑誌] FINEBOYS (ファインボーイズ) 2011年 11月号 [雑誌]

日之出出版 2011-10-08
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 smart8月号のモテファッション特集もすごかったのですが、
44ページの別冊付録「モテ本2011」を作成したFINEBOYSはさらにすごかった・・・。
女性のファッションの系統ごとにモテるファッションを指南し、
雰囲気イケメンのなり方や合コンの立ち振る舞い方までレクチャー。
特にカラテカ入江の合コン用語は必見。「as soon asブス=合うや否やブス」
「コロンブス=遠くからやってきたブスのこと」
「モンスターハンター=ブスをお持ち帰りすること」
「情熱大陸=コンパ中に急に自分の夢を熱く語るうっとうしい男子のこと」
「蓮舫=サラダを仕分けしてくれる女子のこと」など他にもブスに関する
語彙だけやたらと豊富なのですが、とりあえず笑えますので
この合コン用語だけでも読む価値があります。
この言葉のセンスを学び是非合コンでの隠語にお役立てください(笑)


3位 EYESCREAM4月号

EYESCREAM (アイスクリーム) 2011年 04月号 [雑誌] EYESCREAM (アイスクリーム) 2011年 04月号 [雑誌]

音楽と人 2011-03-01
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 本屋で思わず「素子おおおおっ!!」 とバトーさんのように
叫びそうになった男性も多いはず(笑)表紙は攻殻機動隊の草薙素子です。
女性誌のSPUR10月号もJOJOとコラボした表紙で話題になりましたけど、
日本のポップカルチャー×ファッションをより深く掘り下げていたのはEYESCREAMの方です。
特集の「COOL JAPAN FASHION」はアンダーカバー、
マスターマインド、G.V.G.V、ヤマグチソウタ、JUNYA SUZUKIなど
デザイナーへのインタビュー中心にクールジャパンを探るという内容です。
「日本のファッションはスタンドアローンコンプレックスでいい」と言う
ビームスのクリエイティブディレクター南馬越氏の話も面白かったです。



2位 BRUTUS10/1号

BRUTUS (ブルータス) 2011年 10/1号 [雑誌] BRUTUS (ブルータス) 2011年 10/1号 [雑誌]

マガジンハウス 2011-09-15
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 定番、傑作、名作。何かと過去ログをあさる特集が多かったこの一年。
一番面白かったのがBRUTUS10/1号の「What is your Archive?」です。
「ブランド」ではなく「スタイル」という切り口が他誌との違いで、
ジェントルマン、プレッピー、アウトドア、スケーターなど
そのスタイルを構築するのに必要な定番アイテムやブランドを
ばーっと大量に紹介していくという形です。表紙には「モードとアーカイブ」とありますが、
モードに関するアーカイブはドルチェ&ガッバーナとプラダのみで少々拍子抜け。年表形式で作成されたスニーカーのアーカイブ、業界人の私物コレクションが披露されている7人の私的アーカイブが個人的には楽しめました。フットザコーチャーのデザイナー竹ヶ原氏の靴コレクションやプレッピーとヘビーデューティーを30年以上追い求めてきたキャシディ八木沢氏のワードローブなど素晴らしいの一言です。



1位 Free & Easy2月号

Free & Easy (フリーアンドイージー) 2011年 02月号 [雑誌] Free & Easy (フリーアンドイージー) 2011年 02月号 [雑誌]

イースト・コミュニケーションズ 2010-12-29
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 この2月号を読みあまりのクオリティーの高さから今年はこれを
超えるメンズファッション誌は出てこないだろうなと薄々思っていたのですが、
今年一年を振り返ってもやはりこれが1位という結果。
現在Amazonでもプレ値がついており入手困難になっている模様。
特集は60年代のVANから始まり、70年代のヘビーデューティー、
80年代の英国カントリー、そして現在Free & Easyが提案している
ラギッドアイビーへと続く「RUGGED IVYの系譜」。100ページを越える分量、
豊富な資料、当時の関係者へのインタビュー。雑誌ではなく
ムックでも通用する濃さです。とにかく圧倒的な読み応え。
どのファッション誌もカタログ的でつまらないと感じている方に
是非読んで欲しい号です。日本のファッション誌もやればできるのです。




 以上。今年のトップ10を紹介しつつトレンドも振り返ってみました。
2年連続でFree&Easyが1位に輝きましたが、全体的に若者向けの
ファッション誌が実用性重視の傾向にあり読んでいても
あまり面白くないので、来年は面白い企画を期待しております。



【関連】
メンズファッション誌オブザイヤー2010






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