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装苑 2013年 01月号 [雑誌] 文化出版局 2012-11-28 |
装苑がアートディレクターに菊地敦己さんを迎えリニューアル。
ビジュアルもロゴも一新しておりますが、「羽海野チカ まんがファッションの世界
『3月のライオン』とダッフルコート」と題した特集も今月号の見所です。
この特集は3月のライオン8巻の発売と、主人公・桐山零モデルのダッフルコートが
ビームスから発売されることを記念したもので、ファッションシューティング、
イラストの描きおろし、インタビュー、ダッフルコートのデザインの変遷まで12ページに
わたり展開されております。
Togetterで「羽海野チカさん(CHICAUMINO)の
『装苑』ツイート」がまとめられており、羽海野チカさんが装苑への思い入れを語っておりますが、
特集で語られる「まんがと服のおはなし」の方も興味深い内容ですよ。
零くんの服装はどうやって生まれたんですか!?
『3月のライオン』は、最初から「シャツをイン」がテーマだったので、零くんはだいたいインしています。
ハチクロはおしゃれまんがって散々言われたんで、読んで驚けって思って始めました(笑)
でもじつはハチクロにもおしゃれな格好をした人は一人もいないんですよ。
あんまり着替えないし、だいたい全員シャツにチノパン、じつは零くんの格好とあまり変わらない(笑)
羽海野チカさんは1月に出版された『まんがファッション』でも
ハチクロの「おしゃれ臭」について触れておりましたが、おしゃれまんがと言われるのが嫌でライオンではわざと野暮ったい服装にしているようです。
私、一番苦手なのが、おしゃれしている男の子。足し算をしすぎている人が苦手で、
足し算をすればするほどがんばっている人にしか見えなくて、シャツにパンツだけで
堂々としていられる人がおしゃれ。それが私の中のかっこいい男の人。
だから零くんのシャツの身幅も野暮ったく太くしてあります。
羽海野チカさんが好む男性のファッションスタイルを一言で言えば、
POPEYEの提案する「シティーボーイ」に近いのではないでしょうか。
ダッフルコートは今年のトレンドアイテムになっており、
「シティーボーイ」はファッション感度の高い男性が今注目しているスタイルです。
つまりとてもお洒落なのです。
「シャツイン」も今はタックアウトより今時でお洒落です。加えるなら、
シャツのボタンを一番上まで止めるのが今風です。しかし零くんは開けている。身幅も太め。
これが絶妙な抜け感を感じさせます。さらに白シャツとただのジーンズという
一見お洒落に無頓着なスタイル、これも服を着倒し自分でヴィンテージとなる
服を育てていきそうな朴訥さがあるように見え、逆にクールだと思いませんか?つまりとてもお洒落なのです!(大事なことなので2回言いました)。
作家はみんな自分の着てる以上のものは描けない。
おしゃれ度数って「紙の上でだけ」という風に変えられないのかもしれませんね。
「二次元と三次元の服のセンスの違い」というお題で羽海野チカさんご本人がこうおっしゃっているように、描き手の根っこのセンスは変わらないので、漫画内でおしゃれ度数を調整するのは難しいのでしょうね。
![装苑 2013年 01月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/414Jwua1d6L._SL160_.jpg)
コメント
コメント一覧 (2件)
私、一番「人が手」なのが、
→「苦手」ですかね…?
> Tさんへ
ご指摘ありがとうございます!
修正しておきます。