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「スイーツ(笑)」から「スウィート系」女子の時代へ?

sweet (スウィート) 2008年 04月号 [雑誌] sweet (スウィート) 2008年 04月号 [雑誌]

宝島社 2008-03-12
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 先日、AneCan
が創刊して1周年を迎えたのですが、そのAneCanと読者を
2分することとなった、女性誌の王者CanCamの勢いが落ちてきています。

部数も減少
していますし、同じ「モテ・愛され」路線
だったJJも、今年の 1月号
から「ギャル・セレブ」路線のViViを意識した誌面作りに
なり、CanCam離れをしています。ViViは今、赤文字系の
雑誌の中では最も勢いを感じる雑誌なのですが、その
ViViを上回る勢いを見せているのが「大人可愛い」を
提案する宝島社の雑誌sweet。なんと、3月12日に発売された4月号が、CanCamと同じくらい分厚いのです。3月号と比べ、約2倍の厚さになって
いるのです。




■CanCamとsweetの「厚さ」対決!


IMG_0456.jpg


 雑誌にとって「厚さ」というのはそのまま人気の
バロメーターになっています。CanCamは発行部数だけでは
なく、その厚さもチャンピオンだったのですが、今年の
4月号では厚さ重さ共にsweetに負けています。参考までに、
両誌の2007年4月号と2008年4月号の厚さと重さを測ってみました。



・2007年CanCam4月号


厚さ1.8センチ 重さ1550グラム


・2008年CanCam4月号


厚さ1.5センチ 重さ1230グラム


・2007年sweet4月号


厚さ1センチ 重さ740グラム


・2008年sweet4月号


厚さ1.9センチ 重さ1340グラム


数字を見ての通り、CanCamが若干減少しているのに対し、
sweetは大躍進を遂げています。宝島社のムック『
おしゃれ革命
』によると、sweetは2006年からほぼ完売状態が続き、
この春は創刊以来最大の発行部数となる50万部に到達した
そうです。では、そんな勢いのある、sweetとはどんな雑誌なのか。
簡単に触れてみたいと思います。


■sweetはイイトコどり


 sweetはOL向け雑誌として生まれました。休刊の危機に
直面しながらも、試行錯誤を繰り返し今の独特なテイスト
を築き上げていったのですが、基本的には、BLENDA、
GLAMOUROUS、GLITTERなどが競合誌です。ターゲットは
「ギャル・セレブ」路線のいわゆる「アラウンドサーティー」です。
しかし、sweetは「ギャル・セレブ」という要素だけでは
ないんですね。セクシーなんだけど、ファッション誌PSや
spring的な「カジュアル・ストリート」の要素を含んでいたり、
OL向けとして生まれただけあり、CanCamやJJ的な赤文字
雑誌の「かわいい・モテ」要素も含んでいるのです。



 
伊藤忠ファッションシステムのマンスリーファッションレポート

では「モテだけでもなく、ストリートでもギャルでもない、
新たなファッションタイプ20代“スウィート系”が大躍進 」
と題し、「モテ+ギャル+モード感のあるストリート系の
イイトコどりがスウィート系」と結論付けています。
モテにギャルにストリート。3大ファッション勢力の全てを
含んでいるのです。だから人気があるのですね。


 これだけではよくわからないと思うので、「8周年
記念大アンケート結果発表!sweetガール白書2007」から
「スウィート系」女子が好むブランドを抜粋してみます。



■「スウィート系」女子が好むブランド


・洋服


1位 ジルスチュアート

2位 クロエ

3位 ミュウミュウ

4位 ブロンディ


・靴&バッグ


1位 ミュウミュウ

2位 クロエ

3位 ルイヴィトン

4位 シャネル


・ジュエリー


1位 アーカー

2位 カルティエ

3位 ティファニー

4位 シャネル


 洋服のランキングを見てください。ジルスチュアートという
CanCamにもよく出てくるブランドがランクインしていると
思ったら、クロエ、ミュウミュウといったセレブ的な
ブランドや、雑誌PS、JILLEやSpringなどでおなじみの
ブロンディなんかもランクインしています。
靴&バッグ、ジュエリーのランキングもそうですが、
「かわいい」一辺倒ではなく、いろんなブランドが
バランスよくランクインしていますよね。「かわいい」
に流されるだけではなくこだわりもある。これが
「スウィート系」女子のようです。


■「かわいい」だけから一歩前進?


 「かわいい(甘いファッション)」やメディアに
流される女性を揶揄する「スイーツ(笑)」という言葉が
昨年流行りました。「ブログから、話題を知る、きざしを見つける」という

kizasi.jp
」で「スイーツ(笑)」がいつ頃から流行ったのかを
調べてみると、11月頃からヒット数が爆発的に増えています。
11月といえば、
CanCamの「モテ子の習慣vsブス子の習慣」が話題になった
時期と
ちょうど重なります。もしかしたら、これを機に、CanCam
(めちゃモテ)的な「かわいい一辺倒」の甘ったるい空気が
ガラッと変わってしまったのかもしれません。
「かわいい」だけではなく、「セレブ的な辛さ(カッコよさ)」や
「ストリート的な感性」もブレンドした新しい
「甘さ(sweet)」。それが今の女性たちの気分なのでしょうか。






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