asahi.com(朝日新聞社): さわやかな色が来年春夏のトレンド ミラノでメンズ・コレ – ビューティー – ファッション&スタイル
6月21日から24日までイタリアのミラノで開かれた
ミラノ・メンズ・コレクションでは、きれいな色が
トレンドになった。最も目についたのが、
ブルーのバリエーション。青の色目がやや強く残る
ミッド・ナイト・ブルーからコバルト、白に近い淡い
水色までさまざま。オレンジやパープル、ピンク、
イエローなども。いずれもビビッドではなく、
濁りのないさわやかでクールな色調が中心だ。
色と色をグラフィカルに組み合わせたカラーブロックも
多かった。
というわけで、艶っぽさよりさわやかさが際立ったミラノ
コレクションの中から、個人的に気になったのをいくつか
ピックアップしてみたいと思います。
■切り替えし&カラーブロック

今期のコレクションで一番目だっていたのが切り替えし。
中でもジルサンダーのインパクトの強さは群を抜いています。
着たいとは思いませんが、ラフシモンズの未来志向とジルサンダー
のミニマリズムがうまく合わさった、モダンアートっぽい
コレクションです。ジャケットやブラウスのウェストラインから
下を切り替え、フレアにしたり、ひだ飾りにしたりするのを
ぺプラムと言って、レディースでよく見られるディテールなのですが、
それをメンズに、大胆なカラーブロックという形で取り入れて
いるのが面白いなと。このルックはウェイターの制服
(特にカフェの制服)に見えません?切り替えしが前掛けの類に
見えるといいますか。


デラクア(左)やヴェルサーチ(右)も切り替えしがありましたが、
ヴェルサーチは路線を変更してから、本当に、上品になりましたよね。
他にも、マックイーンやニールバレットも特徴的な切り返しを
やっております。
■緩めのスタイル&アースカラー

プラダのモデルの覇気のない顔と上半身の緩めのスタイルが
最高にクールです(笑)今期のプラダはとにかく女性的な
カットソーが多く見られます。VネックやUネックのように
縦に深く見せるのではなく、スクープドネックやオフショルダー
で横に広く見せております。


プローサム(左)やフェラガモ(右)あたりも緩めのコレクション
なのですが、これでトップスの着丈が長めでパンツがサルエルだと、
2002年前後に流行ったユルカジ・ユルデコですよ。ズッカ、フラボア、
アンドAとか流行りましたよね。このスタイルを打ち出すブランドが多いのは、ストイックでエッジィな
エディスリマン的スタイルへのカウンターかな?とも思ったり。
そろそろエディシンドロームを払拭したいという現われかなと。
エディといえば、シャネルオムを立ち上げるだの、ディーゼルで
自分のブランドを立ち上げるだの、いろんな噂がありましたが、
今度は、
ディオールオムに帰ってくるという噂が。
■正中線

マックイーンがいかしたおじさまと比べられていて爆笑しました。
正中線にそって芸術を爆発させるのが今期のトレンドのようです(笑)


コスチュームナショナル(左)はシースルー、ドルチェ&ガッバーナは
中尾彬さん風味のちょいネジ。これ以外にも、シャツの
前立てに特徴のあるブランドが多数ありました。
■小物

ニールバレットのラペルテイストのサスペンダーが面白いなと。
流行のベストの変わりに使えそうなアイテムかつ来期くらいから
ブリティッシュトラッドがくると言われているので、サスペンダーは人気が出そう。サスペンダーってもっと注目されてもいいアイテムだと思うのですが、ベルトのように遊び心のあるデザインが増えるといいですね。
小物は、マックイーンの靴、ボッテガべネタのスカーフも注目だと
思うのですが、アルマーニのストールを肩に乗せるというスタイリング
も気になりました。巻くのではなく、本当に乗せてるだけなんですよ。
新鮮でした。
他にも、相変わらず配色が素敵で華美なグッチ、ヒップ
ホップスタイルを直球で提案してきたディースクエアード、
引き続きゆったりしたパンツが魅惑的なボッテガベネタ。
皆さんは、どのブランドが気になりましたか?
まだチェックされていない方は、men.style.comでどうぞ。パリコレクションも
近いうちに取り上げる予定です。
コメント
コメント一覧 (8件)
ミラノだったら、プローサムかな・・・。緩くて柔らかい素材、色合いも落ち着いていたし。ジョルネッティのフェラガモもいいですね。昨年から白を有効利用しているし。
ボッテガのパジャマスタイルもランバンに挑戦的?で面白かった。ちなみにパリ・ミラノ2009S/Sで僕の中ではギャルソンが1番ツボでした。
残念ながら今回はミラノどころかパリも期待はずれでした。
ランバンのリラックス感、08-09AWに引き続きプラダやラフによるフェミニンさなど、どれもトレンドが中途半端な気が。
トムブラウンによるスタイルも結局は記号的なデザイナーによる細かいスタイルの打ち出しですし。アメトラなぞどこ吹く風。
しかしプローサムの、2008-9AWをそのまま春夏使用にしたスタイルはまだ良かったです。目新しさは全くありませんが。
その中で個人的に一番気になったのがドリス。彼にしてはフォーマルなルックがほとんどを占めるコレクションだったのに驚き。
2008-9AWでミラノコレに移って更に彼らしいエスニックさに拍車がかかりゴーイングマイウェイまっしぐらと思いましたが、ところがどっこいパリに戻ったのですね。
プローサムいいですね☆
こういうゆる系好きです。
メンズはYSLも気になりますw
エディがDiorに戻ってくるとクリスヴァンアッシュはどうなるんでしょうか?
バーカーブラックの靴は関西ではどこにありますか??
マックイーンが「ボラット」と比べられてるw
>武欄堂さんへ
プローサムは今の気分をもっとも体現していたデザイナーなのかもしれませんね。
>オニさんへ
なるほど!ドリスがいいのですね。まだ見ていないので、チェックしておきます。
>Grace さんへ
クリスには自分のブランドがあるので、居場所がなくなることはないと思うんですけどね^^;
>バーカーブラック
ビームスやエディフィスで見たことがあります。
>SirChronoFrostさんへ
ボラットというのですね^^
服そのものより、モデルさんを見て「細いな~」と。
女性は「細すぎるモデル禁止」になったはずですが、男性は、その辺の規制がないんですかね?
プローサムはとてもかわいらしく上品ですね。
場違いな質問かもしれませんが、ファッション通信みているときにヴェルサーチのコレクションで流れていた音楽がとても気になりました。
どなたかご存知でしょうか?