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GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2010年 11月号 [雑誌]
コンデナスト・ジャパン 2010-09-24 |
エグゼクティブ向けの雑誌GQ。11月号の表紙はトムフォード氏です。
初監督作品『シングルマン』について本誌で語っており、
「人生でいちばん重要なことは物ではない」ということを伝えたかったそうですが、
GQ11月号でも「大切なのはモノでもブランドでもトレンドでもなく、
着ているあなたが素敵であるべきだ」と、着こなしの特集を組んでおります。
GQ JAPAN創刊後初となるファッション特大号なので、
皆さんも本誌を読み「ウェルドレス」を考えてみてはいかがでしょうか。
「ウェルドレス」は要するに「良識のある大人のファッション(自分のスタイルを確立した上で)」という感じでしょうか。ドレスダウンではなく、どちらかと言えばドレスアップです。カジュアルダウンで自己主張もいいですが、たまには、こういう視点のファッション特集にも目を通しておいた方が良いでしょう。
30代以上の大人がカジュアルダウンしかできないのはダサいですし。何事もバランスです。
「ウェルドレス」についてのハウツーは本誌で確認して欲しいとして、ウェルドレスを考える際に役立つ?であろう言葉を本誌から一部
抜粋したいと思います。
他者の存在を尊重し、社会と密接に寄り添うウェルドレスマンに奇抜な
格好は似合わない。頑張って見えず、自然体であることを前提として、
どこか”ハッ”とさせられるような華やかさがあると、そのスタイルは
より魅力的なものになる。Vゾーンや時計、指輪・・・・。あくまで
も控えめに、自分を印象付けるパーツを用意するのも手だ。
サルトリアリストの「世界の街角で見つけた真実のウェルドレスマン」より。
奇抜なレイヤードや混沌としたミックススタイルを得意とする、
日本のメンズファッションのほとんどがウェルドレスから弾かれました(笑)
そもそも中途半端にワルかったり、中途半端にモテたりすることって、
お洒落か?ブランド品を身にまとうことや、流行のもので全身を固めること、
ランウェイで発表されたコーディネートをそのまま身につけること。
いつからそんな”これ見よがし”なスタイルが、お洒落とされるようになったのだろう?
ファッション好きが陥りやすい症状ですね。そんなのはお洒落とは思わないし、
ウェルドレスでもないと、UAの栗野氏が「日本における”Well-Dressed Man”の考察。」で
苦言を呈しております。
自分に合ったクラシックなスーツを着ていること。
質の良い靴を履いていること。過剰に自己主張の強い服や、
なんだかひと目で分かるような服ではないこと。
トムブラウン氏が挙げるウェルドレスの条件です。
ト、トリコロール・・・。と突っ込みたくなりますが、
ご本人の着こなしが最高にカッコいいので、言葉を呑もうと思います。
カッコイイのは正義です(笑)
スタイルというのは、個人がもつパワーを、いかに自分の感性に従って
表現できるかという個人の価値観に尽きると思う。
こう語るのはGQファッションディレクターのジーンクレール氏。
スタイルを見つけることは自分発見の旅を続けることであり、
自分の好きなテイストからブランドを絞り、○○系で統一するような、
そんな安直な決め打ちではないよ、ということでしょうか。
努力ではなれない、神に選ばれるしかないのだけど、
とにかくはっきりしていることは、日ごろから服にコダワリをもち、
お洒落に気を使っている人々はなれないと思います。
ファッション好きはウェルドレスマンにはなれないと、菊地成孔氏がバッサリ。
服という道具に必要以上に時間を割かず、それを着る自分自身のために
時間を割くべきだということでしょうか。魅力的な(センスある人)人が
カッコイイ服を着るからカッコイイのであり、カッコ良くない人が
服だけあれこれ頑張ったところで限界があるということですね。
服好きには耳が痛いですが、これも一つの真実だと思います。
まだまだ紹介したい言葉があるのですが、丈が長くなってきたのでこのへんで。
とにかく、服にこだわる前に自分と向き合うことが大切なようです。
言われてみれば当たり前のことですが、目の前の物欲に引っ張られる
我々服好きには難しいですよね。もしかしたら。服好きほどウェルドレス
から遠ざかるのかもしれません(笑)
![GQ JAPAN (ジーキュー ジャパン) 2010年 11月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B00424KPEQ.09.MZZZZZZZ.jpg)
コメント
コメント一覧 (9件)
服好きは独自に全てを鑑みて進化すればいいのだと思う。
自分発見の旅(笑)
立派な自分が見つかればいいですね(笑)
さすがファッション業界人は言うことが違う(笑)
どんなテーマであれ、もっともらしい言葉を並びたてられれば、られる程うんざりする。読む価値があるかどうかとは別・・・うんざりしながら、後で、少しだけ役に立ったりする、ひそかにささやかに楽しむ際に・・・まぁ僕は読まないですけど
結局、雑誌のウェルドレス特集を血眼で読んだり、webで語尾に逐一(笑)を付けてコメントする、という類の行為から一番遠い存在が格好いい、という事ですね。実際、神に選ばれるしかないかも。
ウェルドレスマンは別に至上などではなく、あくまで「ジャンル」なんだと考えればいいんじゃないですかね。さりげない洒脱さを礼賛する人々にとっての理想型。
「馬子にも衣装」が私のモットーです(笑)
作業着が一番似合うのかもしれない
この記事を読んだ時、このブログの記事『服オタなのに「ダサい」と言われる理由』の中で「ファッションは社会を、自分を、人生を映す鏡です」と書かれていたを思い出しました。私の好きな一文です。
何というか・・・・・・ファッション好きがウェルドレスマンになれなくても、その鏡に映し出された姿が素敵であれば良いわけでウェルドレスマンなんて知ったこっちゃないなぁと思いました。
個人的にはファッション(あるいは何か)を前向きに楽しんでいる人素敵だと思いますし、そのあり方はきちんと鏡に映し出されていると思いますから胸を張って良いんじゃないかと思います。
>服好きは独自に全てを鑑みて進化すればいいのだと思う。
向上心は大切ですよね。
>虚無僧さんへ
本誌から「自分発見の旅」という言葉を引きましたが、
自己啓発というか、スタイルは借り物ではなく、
長い自己問答の末に形成されていくとGQは言いたかったのだと思います。
長い自己問答、または、幾度に渡る試行錯誤ですか、
それらだと堅苦しいので、キャッチーに自分発見の旅という言葉を
用いたのかなと。ファッションは楽しいものですし。
まぁ、私の解釈なので本誌を読んでみてください。
>どんなテーマであれ、もっともらしい言葉を並びたてられれば
ファッションは説教ではなく楽しむものですもんね。
>結局、雑誌のウェルドレス特集を血眼で読んだり
真面目すぎると面白みがないと。
余裕とある程度の適当さがいりますよね。
>ウェルドレスマン
その通りで一つの価値観という認識でいいと思います。そこに優劣をつけなくてもいいですよね。
>スネークさんへ
開き直りは大切です(笑
>作業着が
カジュアルファッションはワークメインのアイテムが多いので、それも良いことではないですか!
>この記事を読んだ時、
ウェルドレスマン=素晴らしい
というわけではなく、一つの方法論にすぎないので、知ったこっちゃないという気持ちはよくわかります(笑)