眠れるタンスの肥しダンディーことツイードのジャケット。
団塊世代を親に持つ人はクローゼットを漁ってみると高確率で出会えます。
ツイードのような重いジャケットは年を取ると着なくなるのと、
ツイードは結構いいお値段がするので捨てるに捨てられないという理由があるので(笑)
ツイードのジャケットは若い人はほとんど着ていないので、
私も今までスルーしていたのですが、今年はツイードがトレンドですし、
私もアラサーなのでそろそろ父親の服を受け継いでもいい頃合いかと判断し、
目覚めのブラッシングをして起きていただくことにしました。
昔のツイードやコートは厚手でごわごわしており重いのですが(だが、それがいい!)、
父が着古すことで柔らかくなり、ツイードの表情もちょうど良い塩梅に育っておりました。
新品にはない経年変化や汚れ(ダメージ)も加わっており魅力的。
親子二代で同じ服を着る。オヤジの生き様を着る。しかもエコ。
体も心も暖まるいいお話じゃないですか。え?自分で言うな?(笑)
とりあえず、今回はこんな感じで着てみました。

ジャケット:POLO RALPH LAUREN(20年くらい前に父が購入)
ニット:District
パンツ:Journal Standard TRISECT
靴:Church’sのCHETWYND(73)
小道具:BURBERRY LONDONのバルマカーンコート(20年くらい前に父が購入)
ツイードのジャケットには同じく紡毛素材のフランネルのパンツ。
ジャケットの中はミドルゲージのタートルネック。足元は紡毛と相性が良いスエード。
ツイードに負けない重厚な靴となるとフルブローグ(ウィングチップ)。
ここまではツイードの着方の文法通りです。あとは微調整ですね。
ジャケットが3つボタンで上半身の面積が広いので、ボトムスは細身のパンツで
引き締めVラインを作りました。茶色は渋さとカントリー色が強くなり、
おじさまに直結しますので、茶色をコーディネートから排除。
靴の素材もスエードではなくスムースレザーで都会っぽさを強調しておきました。
最後に小道具のバルマカーンコートを肩に担いで完成です。

素材を拡大するとこんな感じ。Vゾーンすなわち、ジャケット、
シャツ、ベスト(ニット)、ネクタイ、ポケットチーフ。これらの組み合わせは
奥が深く難しいのでタートルネックで逃げました。年相応のサジ加減がまったくわかりません(笑)
パンツは日本製で13,650円とコスパが良いです。
ファティーグとM-41(チノパンタイプ)の2型あったと思うのですが、
私が購入したのはM-41の方です。M-41の方がシルエットが細かったと記憶しております。
靴はチャーチのウィングチップ。ジャケットが英国型なので靴も英国で揃え
カチッとした雰囲気を出しておきました。グッドイヤーのウィング
チップみたいなガッシリした靴にはやはりパンツの裾の処理はダブルが合うと思います。
幅3.5cmで仕上げましたが、全体で見たとき貧弱さを感じ、4.5cmむしろ5cmくらいでも良かったなと。
若干後悔。コートはツイードジャケットの上から着る着ない論争がありまして、
私としては着る必要が全くないと思っております。少なくとも私が住む範囲では
ツイードジャケットだけで十分暖かいですし。なので、コートは演出ということで(笑)
ダボっと着たり、茶色を入れたり、カントリー柄を入れるとおじさまっぽくなるので、
全体的にスマートに都会っぽく着ると若々しくなるのではないかなと思い、
こんな感じでツイードを着てみましたがどうでしょうか。
ツイードの着方は大きく2つの方向性があります。英国カントリー風で渋く決めるか。
ラルフローレン的なポップな崩し方をするか。どちらも細部のサジ加減が難しく、
着方を理解せず真似るだけだとどうしてもおじさまっぽくなります。
なので、今回はマックイーン的な着方を意識してシンプルに組み立ててみましたが、
この冬はツイードを着倒して少しずつ着方を覚えていこうと思っております。
クローゼットにツイードのジャケットと合うアイテムもほとんどないので、
おいおい買い足していこうかなと。そのうちサジ加減も覚えるだろうという
楽観視です(笑)
余談ですけど、タンスにダンディーが眠っていなかった方は、
アウトレットモールにラルフのツイードが置いてありまして、
日本製のが4万円ちょいで買えますよ。確か、クラシックなバランス(イマドキのつんつる
てんではない)で作られていたと思うので末永く着れます。
安くツイードのジャケットを手に入れたい人は、
古着屋にいくらでもハリスツイードが置いてあります。
年代によって形がバラバラなので、今でも通用しそうなバランスのジャケットを買って、
お直しで着丈を詰めると良いです。格安でジャケットを見つけた場合はフル改造で
今風のシルエットに大手術してもいいですね。ジャケット+お直し代で
だいたい15,000円以下で済むはずです。それでは今回はこのへんで。
コメント
コメント一覧 (10件)
きれいなカラーコーディネイトですね!
私なら足元はトリッカーズのカントリーブーツ(エーコン)を合わせますね。今年買ったので!
ところで若干ジャケットが大きい気がするのですが気のせいですか?
こんなものなのかな。
とりあえず古着屋行ってハリスツイード探してきます!
ご無沙汰しております。ちょうどツィードジャケットを買おうと思っていたところでしたので、大変勉強になりました。僕もハリスツイード探してみようかと思っていましたが、いろいろ回ってみたいと思います。
これは流石にないですね…
昔のジャケットはすごい肩パッドが入ってて敬遠したりする場合もあるのですが、
このジャケットは肩の具合はどうでしたか?
ラペルの太さが時代を感じさせますね。
こういう格好が似合う大人になりたいです。
確かに、ジャケットが大きく見えますね。
昔の服を流用しようとしても、「昔の服を引っ張り出してきたんだな…」と感じさせない着方って、なかなか難しいですよね。
いいですね。
自分もツィードのベストを買いましたが
どうしてもオッサンになってしまうので諦めて開き直って着てます。
>techさんへ
やはり大きく見えますか。今のジャケットは着丈の長さが手首あたりにくるのと、
このジャケットは3つボタン、深めのVゾーン、大きな肩、加えて細身のパンツを
合わせたので余計に大きく見えるのだと思います。
>武欄堂さんへ
購入されたら是非晒してください(笑)
>これは流石に
ねーよ!ですか。残念です(汗)
>ぼー松さんへ
見ての通りしっかりしてますよ~。
すごい肩パッドこそ入っていませんが、アンコン全盛の今だと、
このジャケットの肩は結構大きく見えると思います。
>ラペルの太さが時代を感じさせますね。
形が古い⇒親のお下がりを大切に着ているのか
と見る人が見たらわかってくれると信じております(笑)
>昔の服を流用しようとしても
バランスの関係上今の服と合わせにくいのが難点ですね・・・。
今と昔のどちらにも対応できそうなバランスの服を揃えるつもりです。
>自分もツィードのベストを買いましたが
僕も開き直って着慣れるしかないと思っております。
レトロでいい感じですね
大きいとか肩パット云々と言っている人もいますが、全然そんなことないですよ。
とても良いバランスじゃないですか。
モードしか知らない人の感覚だとそうなるのかなぁ。
ただのクラッシックにならないように、ディストリクトの現代風にモディファイされたニットと細身のパンツでバランスとってるし。
今までアップされてきたスナップの中でもトップレベルだと私は思います。