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CHOKi CHOKi (チョキチョキ) 2012年 10月号 [雑誌] 内外出版社 2012-08-24 |
smart、street Jack、Samurai ELO。3誌とも24日発売の高校生から
大学生くらいを対象にした若者向けのファッション誌です。
最近はどの雑誌も「モテ」「バリュー」「正解」の3つがキーワードになっており、
ファッションのハウツーを細かく解説する参考書みたいな内容になっているのが
気になっております。
女性に「モテ」るのは白シャツにジーンズとよく言われるように、
清潔感を前提とした「シンプルさ」がポイントになります。
「バリュー服」というのもこれまたユニクロでよく言われるように、
ジーンズにカットソーといった「シンプルなアイテム」を選び、
過剰な装飾は値段が出るので避けるのが賢い使い方です。
そして着こなしの「正解」ですが、トレンドに左右されるファッションに
正解はないのでマイナスを減らす視点で考える、
すると「シンプルな組み合わせ」にトレンドを加えるという手法になります。
その結果どうなるのかと言いますと、とても「シンプル」、
別の言い方をしたらベーシックなファッションになるわけです。
CHOKiCHOKiも24日発売で高校生から大学生くらいを対象にしているファッション誌です。
レイヤード、変形アイテム、ハイブランド、古着、フェミニン(テイスト)などを好み、
それらを独自のセンスで組み合わせる奇抜さ、良く言えばその何でもアリな斬新さが注目を集めており、その中でセンスが抜けている人を
「おしゃれキング」として若者たちは憧れたり、「チョキ厨」として目の敵にしていたのであります。
そのCHOKiCHOKiが若者向け雑誌のシンプル化の影響を受けたのか、
「シンプルコーデ最強説!」と10月号で特集を組んでいるのです。
男性誌でシンプルからもっとも遠い存在であるCHOKiCHOKiがシンプル最強宣言とは。
時代は変わりました。
What’s シンプルコーデ?
1 流行りのアイテムで固めない!やたらレイヤードしない
2 服は飾らずさらっと着る!そこに、センスよく小物を足す!
3 素材やシルエットがいい物を自分のバランスで着こなす!
あえて悪く言うのなら、サイズの合わない古着や流行のインポートを無駄な装飾やレイヤードでごまかし、
その上から小物を盛り込み奇抜さに輪をかけ、
素材感よりアピールしやすいシルエットを極端にして頑張ってます感を出す。そのCHOKiCHOKi的な着こなしとは正反対のハウツーが「こなれている」と載っております。

2012年10月号より
トレンド満載の着こなしですがCHOKiCHOKiにしてはとてもシンプル。こなれて見え女性ウケも良さそうな感じです。

2006年6月号より
月刊化がスタート。男性ファッション誌での売り上げが1位を記録した2006年のスナップです。奈良様在籍時のCHOKiCHOKi全盛期でレイヤードの複雑さ、服のダメージ、ハイブランドMIX率の高さが際立っております。
若者向けのファッション誌はいかに効率よくTPO別にファッションで及第点を取るか。
最近の誌面は実用重視です。ランキング、アイテムのレーダーチャート(各要素5段階評価の点数付け)、
女性の座談会など、それらはたまに読むと面白いのですが、毎号のようにやると
画一化・保守化が進むだけでファッションから離れていくものだと思います。
それは「お洒落」かもしれませんが、多様化、差異化、ミーハーでこそ
ファッションです(そういう考え方が古くなってきているのかもしれません)。
かつてファッション・トレンドの牽引力であった美容師・サロン系(CHOKiCHOKi系)のシンプル化。若者のファッション離れと言われたり、ファッションに興味を持たない若者が増えたと言われますが、少なくとも若者向けのメンズファッション誌はどれも似たり寄ったりになってきており読んでいてとても退屈です。
ファッション誌からファッションに興味を持つ人は多いですが、この誌面ではファッションが好きになるとはあまり思えないのです。お洒落へのアプローチやその攻略法が書いてあるだけなので。
若者のシンプル化はただのトレンドなのかもしれませんが、いちウォッチャーとして早く終わってほしい動きであります。
![CHOKi CHOKi (チョキチョキ) 2012年 10月号 [雑誌]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61bfYuYcBjL._SL160_.jpg)
コメント
コメント一覧 (7件)
確かに最近はどのショップに行っても似たような服ばかり置いてある気が・・・
シンプル化。自分もちょうどそんなことを思ってました。chokichokiにしてもメンノにしてもちょっと前までは、独特の言い回しや表現で女性誌ばりに大量のテキスト文章で詳細説明して、「らしさ」が出てました。今はずいぶんとテキスト少な目で「こんなシーンではこれ」みたいなコーデ、実用性重視。この手の雑誌を買う人が「読み物」としてはなく、「情報源」として雑誌を手に取っているのだろうと思う。服を売る側としてみれば、ユーザーの思考が画一的になるのはニーズが分散しないのでやりやすいっちゃあやりやすいという。
こう言う時、ブログが力を発揮するのかもしれないですね。
世の中、トレンド関係なしに面白い服を作っているところもあるので、雑誌で基本的なところを抑えたら、ファッション系ブログで多様な物を見るという形もあると思います。
これからそう言う流れになるかは分かりませんが、そうなったらそうなったで面白いと思います。
ファッションに金をかけられる若者が減った
目立つ事や個性に価値を見出す若者が減った
マニュアル化されたファッションで及第点が取れればいい、高得点はいらない
安定志向になってるだけでは?冒険して失敗したら金の無駄になる
そういう男の若者は増えたと思いますが
女の子はまだ元気ですね
不景気���この一言に尽きると思います���先行き不安な時代の中で冒険は難しいのでしょう���余裕がなければ何も生まれませんからね
キチガイじみた服着てたら恥ずかしいから
これからは素材や細かなディティールで差をつける時代になる気が
服は道具(もちろん良い意味で)。機能的で実用性に優れた服はシンプルで美しいです。賞味期限の短い一過性のデザインの服ではなく、機能的で着心地の良い服をメンテしながら永く使い込む。服一着一着との付き合い方がそのように変わってきてのファッションのシンプル化ならば自分は大歓迎ですね。