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女性誌で見られる「平均的な女性」のBMIは20

mina (ミーナ) 2013年 02月号 [雑誌] mina (ミーナ) 2013年 02月号 [雑誌]

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 最近「オレ・ワタシの考えた理想の体重表」が次々とツイッターのTLで流れてきます。
きっかけは1月10日にポストされたこの体重表とそれに
反論する形で出されたBMIベースの体重表だと思うのですが、
「痩せ・ふつう」のボーダーを決めるのに大きな影響力を持っているのがファッション誌です。


 いわゆる美容体型(目指すべきとされているBMI)は19前後なのですが、
女性誌で見られる「平均的な女性」のBMIはどのくらいなのか調べてみました。
結論から述べるとminaでは20程度です。




 「平均的な女性」が読むファッション誌として私が選んだのはmina。
読者の好きなミュージシャンがaikoさん・西野カナさん、好きな芸能人は宮崎あおいさん・北川景子さん、
好きなブランドがローリーズファーム・アースミュージック&エコロジー、
肩書が大学生38%・会社人35%という「ガーリーカジュアル」で括れるnonnoのライバル誌です。


 他紙だと、そもそも大規模な読者アンケート企画をやらない(ボディデータがない)、
やっても母数が500人程度と少ない、肌の露出と体の線を出すことが基本の
ギャル系のデータはスタイルが良すぎるのであまり参考にならないと難点があります。
その点、minaは母数が1万と圧倒的、企画が毎年恒例になっている(3月号か2月号)、
ふつうの女性(私感)という3点から定点観測に向いているという判断です。



 前置きはこのくらいにして、さっそく2011年から2013年までの「1万人白書」から
体に関するデータを表にまとめてみました。








年齢身長体重BMIウエストバスト
2011年22.3歳157.8㎝52.6㎏21.12NodataNodata
2012年22.7歳158.5㎝50.7㎏20.1863.4㎝C以上率63%
2013年23.8歳158.5㎝50.6㎏20.1465.4㎝C以上率69%
2007年PS読者158.7㎝48.9㎏19.4261.8㎝83.9㎝



2011年より前の読者アンケート企画は「セックス白書」とボディでデータは
なかったように思いますが(あったらごめんなさい)、この3年間の平均BMIを
計算してみると20.48です。minaはBMI20くらいを「イマドキ(やや細い)」と見ているように感じます。




 2006年に拒食症で亡くなったアナ・カロリナ・レストンさんというモデルを
みなさん覚えているでしょうか。この事件が発端となって「痩せ過ぎモデル」に
ついての議論が過熱しました。流れが変わってきたのが2010年です。
秋冬のファッションショーでモデルがふっくら回帰。
そして2012年には「痩せ過ぎモデル起用しない」とVOGUEが宣言しました。


 2006年より前のデータが手持ちにはなかったので2007年のPS「みんなのなんでもアベレージ(母数1,000)」
のデータで勘弁してください(汗)PSとminaは読者層と平均身長がほぼ同じなので
比較対象に持ってきました(ギャルは細く原宿系は背が低い)。
この頃はBMIが19台でウエストも驚異の61.8㎝。グラビアモデル並みの60切りまでたったの1.8㎝です。アンダーバストがわかりませんが、
バストとウエストの数字から妄想するにカップ数もDくらいでしょうか。
このナイスバディが平均という恐ろしいデータです。
これが「平均」とされると大半の女性は「頑張らないと」と焦りますよね。



 スペインとイタリアではBMIが18未満のモデルを使うことを規制しましたが、
この頃の日本はまだまだ痩身礼賛です。私のいい加減な記憶では、
女性誌のこの手の企画はだいたい身長が158㎝、体重が50㎏以下だったと記憶しております。
雑誌モデル、例えば、エビちゃん・もえちゃん・優ちゃんなどスタイルが良かったですよね。
「なれるものなら押切もえ」と煽っていましたし。それが2007年以降「ミジカリスマ」と
スタイルが飛び抜けて良いとは言えない読者モデルが主流に変わっていきます。
ロールモデルの変化です。それでも痩身願望は変わりません。



 モード界に話を戻しますと、2010年はヴィトンやプラダがふっくらした体型の
モデルを起用し「ふっくら回帰」という現象が起きました。その影響かmina読者の平均体重も52㎏台に。
体重が50の大台を超えるどころかBMIも21になりました。健康体重のBMI22が視界に入る数字です。
しかし、神の見えざる手でも働いたのか翌年にはBMI20前半に落ち着いております。



 そして2013年も2012年とほぼ同じ。大きく変わったのはウエストの数字です。
体重こそ変化はありませんが全体的に脂肪が増えてふっくらしたのかもしれません。
前年と比べバストが大きくなっているのです。Aカップは11%と変わっていませんが、
「Dが18%⇒22%、Eが8%⇒14%」といわゆる巨乳が増えております。
バストだけ器用に大きくすることは難しいのでウエストの数字も連動しているはずです。



 おそらくこれはVOGUEの「痩せ過ぎモデル起用しない」宣言の影響でしょう。
健康的なボディは美しいという動きです。それともう一つ。
2011年にアジアン馬場園梓さんがsteady.の専属モデルにデビューしたように、
2011~2012年は「ぽっちゃり系がモテる」と雑誌などがやりだしたのも
関係しているのかもしれません。



 BMIは骨格や筋量で個人差が大きいので一般化するのは不毛なのですが、
ヒトメボコラム「
AカップとFカップは、マグカップとラーメンどんぶりくらい違う!? バストの重さに悩む、巨乳の叫びを聞け!
」によりますと、
Eカップになると胸だけで体重が1㎏ほどあるそうです。その胸の大きさだけでもBMIや体脂肪率がかなり変わってくるのと、
その胸ですら脂肪、筋肉、乳腺の発達具合で重さが全然違うようなので、
男性の皆様は平均体重の数字は参考程度にとどめておくのが良いかと思います。
データや机上の計算通りにいかないのが女性の体です。






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