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業界人が選ぶ男性ファッション誌ランキング1位はPOPEYE

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 ファッション週刊誌WWDの1749号は年に1度のファッション誌特集号です。
今年はメンズ誌が好調とのことで「ファッション業界人が選ぶ!メンズ誌ランキング2013」が発表されています。
ランキングは「好調だと思うメンズファッション誌は?」「愛読するメンズ誌は?」
「組んでもらいたい特集は?」「メンズ誌のデキる編集者は?」
「オシャレだと思う編集部は?」の5つ。


 その中の「好調だと思うメンズファッション誌は?」のベストスリーは1位POPEYE、
2位UOMO、3位Safariという結果でした。業界人に限らず、POPEYEとUOMOはリニューアル後の評判が良く、
Safariは大人の男性向けファッション誌でもっとも部数が多いので納得の結果ではないでしょうか。





 私がファッション誌の勢いの定点観測をしているのに文教堂(BIGNET)の販売冊数ランキングがあります。
最新のランキングを見ると、ファッション誌だけなら1位FINEBOYS、2位POPEYE、
3位smart、4位samurai ELO、5位street Jackです。


 メモを取っていなかったのが悔やまれるのですが、私の記憶だと数年前までは
MEN’S NONNO、Men’s JOKER 、chokichokiが上位にランクインしていました。
それがメンズ誌の1位、2位を争っていたMEN’S NONNOはsmartに差を広げられ、
ブレないスタイルが人気で常に4強に入っていたMen’s JOKERは10日発売枠の最下位に、
そしてサロン系人気で一時はメンズ誌のトップだったchokichokiは同じ系統のキラリ!や
samuraiELOに抜かれております。栄枯盛衰です。


 10日発売グループで最下位だったPOPEYEがBIGNETのランキング
(ファッション誌のみ)で1位になるのも時間の問題という位置にまで上がってきておりますが、
POPEYE以外だと、FINEBOYS、smart、samurai ELO、street Jackが人気のようです。



 これら4誌に共通するのは「マニュアル的ファッション誌」という点。
モテと無難をテーマにした実用的な情報で占められており、
MEN’S NONNOやchokichokiみたいな斬新(奇抜)なスタイルもなければ、
Men’s JOKER、men’s FUDGE、RUDOのように特定のスタイルに特化もしておらず、
HUGEやSENSEのように憧れを煽るようなカッコイイヴィジュアルもない。
ひたすら読者に役立ちそうな情報とリアルクローズで組み立てられています。



 この「マニュアル的ファッション誌」の流れを作ったのはsmartです。
smartは00年代前半は落ち目の裏原系をフォーカスした誌面作りでMEN’S NONNOに1位の座を奪われ、
00年代後半はストリート、きれいめ、古着、お兄系をミックスした幅広さと
付録戦略で再びMEN’S NONNOに肉薄、2009年から編集部のメンバーが新体制となり、
10年代は「マニュアル的ファッション誌」という色を強めMEN’S NONNOと差を広げております。


 smartは表紙AKB、特集にオタク文化を連発(アニメ・マンガ)、提案するファッションが
脱オタスタイル(無難スタイル)と特定の層を狙っていると思いきや、
これだけ支持されているということはもうそれがマジョリティなのでしょう。
もしくはストイックなファッション誌は求められていないということかも。



 2010年にはFINEBOYSは「大学生の着こなし教科書」とリニューアル、
同じ年にstreetJackも無難路線にリニューアル、
samuraiELOもエロが減っていきファッション指南ページが増えていく。
その結果、ついに「
大学生この服装多すぎ! Twitterで話題
」と先日事件が起こりました(笑)


 これから先もマニュアル的ファッション誌の天下は続くのか。
POPEYEの台頭でライフスタイル誌が増えていくのか。若者のファッションを牽引してきたMEN’S NONNOの巻き返しはあるのか。トレンドセッターの美容師を読モに据えるchokichokiは千葉雄大卒業でどうなってしまうのか。好調と言われているメンズ誌ですが、
よく見るとカオスであります。





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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (5件)

  • オシャレに対する感性を持ってる人の割合自体は今も昔もそんなに変わらないだろうから、男子のオシャレが文化として定着した現代では、興味ないのに仕方なくオシャレせざるを得ない系男子が増えているのではないかと。あとPOPEYEはライフスタイルを推しすぎてスタイリングの幅が狭くなってる気がします・・・。

  • ↑の方の言う通り、ポパイはもはやライフスタイル誌だと思う
    マニュアル的ファッション誌ではないのに、一番売れてるのは、なぜ?
    シティボーイという標語が受けた?

  • 私のようなオシャレになりたくてもセンスがなく何をどうしたらいいのかわからないファッションの基本をしらない人にとって、敷居の低いファッションの教科書のような紙面づくりはとても魅力的ですね。正しいサイズの選び方、アイテムの組み合わせ方、色の相性、どうすればオシャレに見えるのか着こなし方など。基本がわかれば冒険していろんなカッコにも挑戦できますしありがたいです。

  • POPYEの「シティボーイ」って概念が面白い。
    完全にコンセプト勝ちだと思う。しかも毎回そのコンセプトから一切ずれない。
    最初から最後まで手を抜かずにしっかり仕事をしている様に見える。
    とりあえずリニューアルしてからは結構な頻度で買うようになった。

  • POPEYEは時代が味方しているんだと思いますね。
    ここ数年の流行のファッションと昔からポパイが追求してきたスタイルががっちり合ってる

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