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メンズのデザイナーカタログ『モダン・メンズウェア』

モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで (P-Vine BOOks) モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで (P-Vine BOOks)
堂田和美

ブルース・インターアクションズ 2008-10-03
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 モード好きなら、ほとんどの人が持っているであろう『ヴィジョナリーズ』のメンズブランド特化版といえるのが、
本書『モダン・メンズウェア』です。出版社も同じブルース・インターアクションズで値段も
2381円(税抜)と同じです。紹介されているデザイナーは『ヴィジョナリーズ』の23組から35組へと大幅アップ。そして今回は全てのページに写真つき。これは嬉しい。写真が増えた分、お得感があります。


 内容としては、デザイナーの略歴とともに、そのデザイナーの特徴や
ファッションへのアプローチの仕方がコンパクトに解説してあります。
デザイナー本人の発言を引用したり、デザイナーへのQ&Aたまにもあったりして、そのブランドやデザイナーのことがとてもよくわかる1冊といえます。『ヴィジョナリーズ』はデザイナーのインタビュー中心に構成されているので、デザイナーの哲学みたいなものがよくわかりますが、本書はあくまで略歴を中心に体系的に書かれているので、わかるのはWikipediaのような、客観的なブランド・デザイナー評でしょうか。ちなみに、重要なところは太字になっているので、たいくつな解説が続いても、ポイントを読み飛ばしてしまう心配はありません。むしろ、写真を眺めながら、強調されている文章だけ読んでも理解できた気分になれる、親切な構成となっております(笑)





<目次>


006 Introduction

012 Aitor Throup

018 Alexander McQueen

024 Bernhrd Willhelm

028 Blaak

034 Burberry Prorsum

040 Cosmic Wonder Light source

048 Costume Natinonal

052 D squared2

056 Dior Homme

062 Dries Van Noten

066 Duckie Brown

072 Frank Leder

078 Gaspard Yurkievich

084 Henrik Vibskov

090 John Galliano

096 Josep Abril

104 Kim Jones

108 Maison Martin Margiela

116 Mark Jacobs

122 Meadham/Kirchhoff

128 Partrik Soderstam

134 Paul Smith

140 Peter Jensen

146 Raf Simons

152 Rick Owens

160 Siv Stoldal

166 Spastor

172 Stephan Schneider

178 Victor Glemaud

184 Victor&Rolf

190 Vivienne Westwood

198 Walter Van Beirendonck

204 Wendy&Jim

210 Woods&Woods

216 Yohji Yamamoto


 どういう基準で選んだのかちょっとよくわかりませんが、「メンズ」というのにこだわっているのか、男性のデザイナーばかり登場します。日本からはヨウジヤマモト、コズミックワンダーライトソース、ブラック、とちょっとさびしい結果。ジュンヤワタナベ・コムデギャルソンやキミノリ・モリシタ、あとストリート発のナンバーナインあたりも取り上げて欲しかったのですが、どうやら、選者の琴線には触れなかったようです。それはまだわかるとして、ランバン、ニール・バレット、ボッテガ・ヴェネタ、クリス・ヴァン・アッシュ、トム・フォード、トム・ブラウン、ランバン(大切なことなのでもう1回)までスルーするとは…。単に、ブランドやデザイナーの協力が得られなかっただけかもしれませんけど。


 メンズのモード界は最近注目を集めているのか、日本でもモード誌が増えましたよね。本書のようなメンズモードの解説本も登場し、ますますモードの世界に参入してくるファッション好きが増えそうな予感がしますが、本書には日本のファッション誌(コレクション誌除く)ではあまりお目にかかれないデザイナーも多いので、本書を読んで、新参者に負けない知識を備えておきましょう!というのは冗談ですが、体系的に書かれているので、この手の本は読みだしたら止まりませんね。好きな分野ならなおさらです。解説はファショコン通信などのサイト、コレクションの写真はmen.style.comでも見ることができますが、やはり、本という形で情報が1冊にまとめてあると便利です。





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