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ジーンズに興味のない人ほど読んで欲しい『デニム・バイヤーズ・ガイド』

別冊Lightning 72 デニム・バイヤーズ・ガイド (エイムック 1845 別冊Lightning vol. 72) 別冊Lightning 72 デニム・バイヤーズ・ガイド (エイムック 1845 別冊Lightning vol. 72)

エイ出版社 2009-12-18
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 年に何冊か発売されるLightningのデニムムックの最新作が本書『デニム・バイヤーズ・ガイド』。いつもだいたい大特集+レプリカ系のジーンズカタログという構成なのですが、今回はそのカタログにかなりの力が入っております。ここまで凝ったカタログは今まで見たことがないです。「3桁ジーンズとは違うのだよ!3桁とは!」という声が聞こえてきそうな、熱いジーンズカタログになっております。




デニムバイヤーズガイド.JPG



 形、プライス、ウエストのサイズ幅、ベースにしている年代、
ウォッシュ(リジッド・ワンウオッシュ・加工)、生地の厚さ、
綾織、防縮加工、生地の生産地、コットンの種類、糸番手、生地のザラ感、タテ落ち、色落ちのスピード、染め方、縫製糸の特徴、アウトシームの縫製、耳を使っている箇所、セルビッジの幅、耳の色、ヒップパッチ、ベルトループ、フロントボタン、リベット、隠しリベット、ジッパー、スレーキの生地、ピスネーム、股上、ポケットの位置、お尻のフィット感、ワタリ、テーパード、裾幅。
書き出すだけで大変でしたが、本当に様々なデータがこれでもかと
載っております。ここを読むだけでも、ジーンズ1本にどれだけの
こだわりを持ってメーカーが作っているのか。よくわかると思います。


 ジーンズに興味がなく、たかが作業着と思っている人には、
是非本書を読んで欲しいですね。値段という尺度だけではなく、
これだけのチェックポイントがジーンズ1本にはあって、それをきちんと見ていくと、自分に合うジーンズはこれでいいのだろうか?もっと自分にぴったりのジーンズがあるのではないか?と不安にすらなってくると思います。それか「ジーンズマニア・・・恐ろしい子!」と呆れ果てるか(笑)ビンテージの相場も載っていますし、各ジーンズのスペックデータ以外にも、穿きこんだらどのような色落ちになるのか画像も載っておりますので、本書を読んで、こういう世界もあるのだな、とジーンズ好きの世界を垣間見るのも面白いと思いますよ。


 私も知らないブランドがいくつかあって勉強になりましたが、
フリーレイジの「27DP01」というジーンズに惹かれました。
15オンスの生地かつダブルニーという厚い装甲に、トリプルステッチのバリアーを重ね、堅牢さに磨きをかけた1本なのですが、形はクライミングパンツで機動性は抜群なんだそうです。なんという

スパロボ初期のビルバイン
!と思いましたよ(笑)
色落ちもいいそうで隙がないです。


 他にも、21オンスの生地を誇るサムライジーンズとアイアンハート。漢のための無骨なジーンズ通称「男デニム」。防臭・抗菌などの効果をもつシュガーケーン。スレーキ、タブ、セルビッジが赤と青の2色使いのテッドマン。スレン染料を使い、色落ちしないジーンズを作ったピュアブルージャパン等々。面白いこだわりジーンズが次々登場しますので、ジーンズの好き嫌い関係なく、誰もが楽しめる1冊だと思います。






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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (8件)

  • 私も気になって読みましたけど、ヴィンテージ相場に
    70万超えがあったのには驚きました。

  • そろそろ10年履けるジーンズが欲しくなってきたから
    一度目を通してみたいですね

  • この前古着屋で、501のヴィンテージではなくレギュラーで2万や3万つけられてるものがあったんですけど、価格として適正ですかね?
    たしかに色落ちはすごく良かったけど…

  • フリーレイジって、日本人女性と外国人女性がジーンズ引っ張ってるデザインのパッチでしたっけ?
    自分も気になってますが、ちょっとヘビー過ぎるかなとも思いました。
    本誌のシリーズは履き込み後が参考になりますんで、大抵読んでます

  • ビルバインw
    オーラ斬りですねww
    こういう一つのことを突き詰めた読み物は読み応えがあっていいですよね。

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