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最高級靴読本 Vol.4 元祖・最強の靴雑誌! ―The World OF HIGH-END SHOES Vol.4 (ビッグマンスペシャル Men’s Ex特別編集)
世界文化社 2010-01-23 |
本格靴ファンの皆さま。待ちに待った、MEN’S EX伝統の
「最高級靴読本シリーズ」の第4弾が発売されましたが、もうチェックしましたか?今作は今までとは趣向をがらっと変えてきまして、
なんといいますか、随分、ネタっぽくなりましたよね(笑)ミーハーかつ軽薄なMEN’S EXのノリは本格靴の敷居を下げるのには有効ですが、「最高級」「読本」という言葉をもっと大切にして欲しいなぁとも思いました。ガチで掘り下げても「靴」という分野は面白いはずなので、もう少し、硬派な仕上げで良かったのではないかと。それでも、十分、読み応えがあるので、靴好きはマストな1冊なんですけどね。
では、本ムックの内容を簡単に紹介していくことにします。
■本格靴のBEST BUY
今作はこれがカタログ代わりです。今まではブランド別に代表モデルを何個か挙げていくスタンスでしたが、今回は、「黒のストレートチップ部門」「茶のプレーントゥ部門」「黒のスリッポン部門」という感じで、デザイン別に靴を取り上げ、その中で、5万円以下、5~10万円、10万円以上と枠を設け、3つづつオススメのモデルを挙げていく形。MEN’S EXの靴特集でよくやるような紹介の仕方です。「オールデンは最強なり!」「シャノンのオーラは永遠!」「スマートな木型がキモ!」というようなキャッチコピーもついております。木型がキモ・・・アンキモ・・・アンキモ・・・と謎の呪文を唱えたくなりましたよ(笑)
山陽山長が多数ランクインしていたり、ジャランスリワヤや
バスなども載っており新鮮でした。ジャランスリワヤは最近きているなぁ~と感じる靴ブランドで、バスは古着屋に置いている定番どころですね。どちらも安いので要注目でしょう。こんな時代なので。
■今、ビスポークは日本が面白い!
MEN’S EXはどんな形で日本靴を取り上げるのかな?と思っていたら。ミドルプライスの国産靴を飛び越え、ビスポークまで行ってしまわれたようです(笑)さすが「最高級」!内容は、各ブランドの自信作が提示され、そのこだわりが語られるのですが、日本のビスポークがいかに多彩なのか。よくわかりました。
■アンダー5万円靴、バラしてみました
蘊蓄の達人、池田先生が今回も担当。相変わらず、マニアか作り手以外は置いていかれるコーナーです(笑)でも、人気なのか、
バラすシリーズは定番ネタです。MEN’S EXのムックでほぼ必ず見ます。
■自慢のレア靴選手権
博物館級、マニア失神級、マニア垂涎級、激レア、思い入れ系、
と5段階で格付け。ノリは完全にティーンズのスニーカーコーナーです(笑)でも嫌いではないです。眼福でした。
■本格靴購入ガイド
内容はいつも通りですが、今回はマンガになったようです。
「諦めたら、そこで試合終了ですよ」って、なんかきたー(笑)
他に、革大図鑑、靴のディテール&用語100連発、新作のクロスレビュー、クロケット&ジョーンズのカタログ、
イギリスのビスポーク大研究、私の愛靴コレクションなどもあります。ただ、革大図鑑はいつもの特集に毛が生えたレベルですし、
100連発には関係なさそうな「最高級靴読本」が入っていますし、
新作のクロスレビューはMEN’S EXでやればいいですし、
大研究というわりには5ブランドしか登場しませんし、愛靴コレクションは靴のBefore→Afterの履きこんだ靴を見たかったですね。数打てば当たる的な雑多なムックにするのではなく、項目を絞って、もっと、深く掘り下げて欲しかったです。さすがにVol.4になれば、ネタ切れなのはわかりますが、Vol.1~3の路線に戻し、もっと、作りこんで欲しい、というのが、正直な感想です。好きなシリーズだけに、次回作も期待しております。

コメント
コメント一覧 (3件)
LEONとUOMOを立ち読みしに行ったら、出会ってしまって即購入でした。
たしかに3の方が、色々と掲載が会って面白かったですね。クロケット、チャーチ、エドグリ、ジョンロブばっかりで、食傷気味です。
ステファノビ特集とか、やってくれませんかね?
アンキモの呪文は流石に判り辛いっすよw
vol1-vol3まで持ってますが、さすがにもうネタが尽きたようですね。
有名どころはもういいので、無名だけど「最高級」を紹介してほしいですよね。コストパフォーマンスがよければ言う事なしですがw