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ブリティッシュ・ファッション・デザイナーズ ステラマッカートニーからイーリーキシモトまで (P‐Vine BOOKs)
ブルース・インターアクションズ 2010-01-22 |
2008年の『
モダン・メンズウェア』のイギリスバージョンが本書『
ブリティッシュ・ファッション・デザイナーズ ステラマッカートニーからイーリーキシモトまで
』。
イギリス人のデザイナーが豊富なヴィジュアルとデザイナーの
言葉付きで紹介されるカタログ的な本です。ヴィジョナリーズや
モダン・メンズウェアが好きな人にはマストな1冊だと思います。
<掲載されているデザイナー>
・アイタルスループ
・アレキサンダーマックイーン
・ブーディッカ
・クリストファーベイリー
・カセットプレイヤ
・クリストファーケイン
・ダニエルスカット
・デリックウォーカー
・イーリーキシモト
・エマクック
・ガレスピュー
・ジャイルズディーコン
・フセインチャラヤン
・ジョンガリアーノ
・ジョナサンサンダース
・ジュリアンマクドナルド
・ルイーズゴールディン
・ルエラ
・マシューウィリアムソン
・ネイサンジェンデン
・ノキ
・ポールスミス
・フィリップトリーシー
・プリーン
・ステラマッカートニー
・スティーヴンジョーンズ
・ヴィヴィアンウエストウッド
構成としては、まず、デザイナーの寸評から始まります。
例えば、マックイーンだとこんな感じ。
「ブリティッシュファッションの独創性がもてはやされるのも、
アレキサンダー・マックイーンの存在があればこそ。彼は、人々の
度肝を抜く挑戦的な発想が評価され、ブリティッシュファッション界
の「異端児」として、ファッション革命の中心的存在となっている」
ブリティッシュファッションが脚光を浴びるようになったのは
マックイーンの功績である、と本書では称えていますが、
まさかこんなことになるとは残念としか言いようがありませんね・・・。
寸評の後、デザイナーの略歴、特徴の解説、作品の写真が10点ほど続き、
インタビューが行われるのですが、デザイナーの個性が表れていて面白いです。
「私の洋服には妥協がなく、身にまとえば、その人の個性が
自然に投影されるの。きちんとした計算のもとに作られた正真正銘の
衣装だから、そういう意味では芝居がかって見えることが
多分にあるけど、着る人にとって、私の洋服は自己表現できる
チャンスとなる」
「デザイン哲学をお持ちですか?」という質問にこう答えるのは
ヴィヴィアンウエストウッド。「衣装」という表現は言い得て妙ですよね~。
「バーバリーはイギリスの文化であり、イギリスのDNAを受け継ぐもので、
その存在は、たとえて言うなら、ビッグ・ベン、英国国会議事堂や
ピカデリー・サーカスに匹敵するものです」
「バーバリーはイギリスらしさを表現していますか?」という
質問にこう答えるのはもちろんクリストファーベイリー。
バーバリーへの惚れ込み方がよくわかりますよね。だからこそ、
あれだけバーバリーの魅力を引き出せているのだなと。
「感受性が強く、多面性があって、資金的援助不足を
パワーにしている」
インタビューでは「ブリティッシュファッションとはどのようなものだとお考えですか?」
とほとんどのデザイナーに聞いているのですが、こう語るのはフセインチャラヤンです。
「個人的には支援に恵まれていると思う」と述べるガレスピュー、
「デザイナーを援助してくれるスポンサーがあまりいない」と嘆くジョンガリアーノ、
「ビジネスのセンスに欠けている」とバッサリ斬りにかかるイーリーキシモトなど、
物事の捉え方はデザイナーそれぞれなんだなと、改めて思いました。
こんな感じで、今をときめく27人のイギリス人デザイナーが
紹介されています。個人的には、マーガレットハウエル、
ニールバレット、ジョーケイスリーヘイフォード、特にハウエルが
入っていれば嬉しかったのですが、デザイナーやモードに
興味がある人なら十分楽しめる1冊ではないでしょうか。

コメント
コメント一覧 (3件)
ヴィヴィアン様はやっぱりカッコイイですね〜
そういえば自分のブランドの下級ラインに対して、これはヴィヴィアンウエストウッドではないと公言していたのを思い出しました(笑)
いいですね~!!
モダンメンズウェアは持っているのですが、こちらも購入検討してみます。
>燕さんへ
ヴィヴィアンさまはストレートです(笑)
>Aさんどっとこむさんへ
面白いので本屋で読んでみてください~。