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コートを着る本―ピーコート/トレンチコート/ダッブルコート、基本のコートに帰る (ワールド・ムック 807)
ワールドフォトプレス 2010-12-03 |
『ふだん着』と同じサイズ、
似たようなノリでmonoマガジンから『コートを着る本』というムックが出ました。
取り上げられているのは、ピーコート、ダッフル、トレンチとカジュアル着で人気のあるコートです。
内容は、コートの歴史、着こなし例、アイテムのカタログという構成で、
歴史に関してはさすがmonoマガジン。うんちくが詰まっております(笑)
ピーコートに関して言えば。ピーコートは最もカジュアルなコートであり、
カジュアルということはそれだけ自由度が高く、着方にセオリーがありません。
ボタンの位置、ボタンの間隔、襟の大きさ、着丈の長さ、マフポケットの高さ、
エポレットのあるなし等、ブランドによってバランスの取り方が大きく違うので、
ボタン全開でブルゾンのようにラフに着るのか、前を閉めて着るのか(Vゾーンの広さはどうか)、
襟を立て縦のラインを強調して着るのか。ピーコートを買う前にある程度方向性を
考えておく必要があります。このムックにはデザインの特徴や着こなし例が
たくさん載っていますので、どのピーコートを買えばいいのかわからない。
ピーコートは全部同じに見える。そういう人は読んでみるといいと思います。
ブランドはショットとフィデリティが定番で、ファッション好きが好みそうなのは、
Syceとナイジェルケーボン、変わり種(シングルのピーコート)で
オネットという感じでしょうか。
個人的に、本ムックはヴィンテージのトレンチコートのページが面白かったですね。
アクアスキュータムとバーバリーのトレンチコートのディテールを14項目
比べておりました。無骨なバーバリーと都会的なアクアスキュータム。
両者はこんなにも違うのだなと。今ではどちらもスローニーですからね(笑)
コンサバ、エレガント、ハイクラスをイメージさせるブランドになってしまいました。
特にバーバリーは今のコートとヴィンテージは別物と言ってもいいくらい違いますよ。
生地が分厚くディテールもごついです。男の中の男のコートです(笑)
今のバーバリークロスは生地がペラペラで私は何の魅力も感じません。
靴で例えると昔のバーバリーがグッドイヤーで今のバーバリーはマッケイという感じ。
好みの問題ですが、私みたいな懐古趣味の方は「コートのお直し術」の
ページにビフォーアフターが載っており、
値段の目安も書いてありますので参考にしてみてください。
古着のバーバリーが高くて2万円(安いと1万円前後)、
お直しが3万円(いじる程度で大きく変わる)なので、
5万円くらい見ていればいいようです。新しくコートを
買った方がいい気もしますが、まぁ、それは人それぞれということで(笑)

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