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男の着こなし新常識?『THE MEN'S CASUAL BIZ STYLE BOOK』

THE MEN'S CASUAL BIZ STYLE BOOK THE MEN’S CASUAL BIZ STYLE BOOK
大西 陽一

実業之日本社 2013-03-29
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 大ヒットとなった『ソニアのショッピングマニュアル』シリーズの形式で大人の男性に必要な服をアイテム単位で紹介している本です。クールビズの影響か、ビジネススタイルは年々カジュアル化しているのでワードローブを考え直す際に役立ちそう。



 著者は大西陽一氏。MEN’S EX、MEN’S Precious、LEONなどで活躍するスタイリストです。
細かい着こなしのポイントがコラムに挟まれているのが本書の特徴で、
単なるアイテムリストになっていないのが良い点です。
スタイリストならではの視点が随所に光っています。




■ビジネストートの持ち方



ビジネスバッグも服装と同じようにカジュアル化。そこで増えてきたのが
ビジネスシーンでのトートバッグ使い。これは日本だけの特別な現象で、
海外ではトートバッグを持つビジネスマンはほとんどいません。
<中略>肩がけするのは海外では女子特有のスタイル。


 マストアイテムにレザートートバッグを挙げ別ページではバッグの持ち方を指南しているのですが、
片手で持ってそのまま下げる際に少し持ち上げるよう意識すると良いようです。
肩がけだけではなく肘にかけるのも女性によく見られる持ち方ですよね。
女性誌を読めば「プリンセス持ち」みたいな感じでよく載っております。
これで片足のつま先を立て横から風が吹いて髪がなびけば完璧です(笑)


■スーツスタイルで手を入れてもいいポケットとは



見た目にエレガントな感じがするのは、片一方の手をジャケットのポケットに入れること。
こうして颯爽と歩くと、襟をたてたり、ボタンを変則的にかけたりといった
ジャケットの着くずしも様になります。


 両手をズボンのポケットの中に入れて歩くのはNG。スーツ指南本でよく載っているダメ出しです。
写真だとズボンのポケットに手を入れるポージングはウエストラインがきれいに出るのでカッコイイのですが、
これで歩くとジャケットがぐしゃぐしゃに揺れてだらしなく見えます。
上着のポケットに手を入れるのは英国流として着こなし指南本ではよく紹介されており、
本書でもチャールズ皇太子を例に出していました。


■右手に腕時計



さりげなく、男のアクセサリーをアピールしたいときには、右手に腕時計をします。
右手が利き腕の人を前提としての話ですが、右手に腕時計をするととても目立ちます。
<中略>何かをするときに必ず動くのが利き腕なので、
どうしても目につくわけです。


 今は携帯電話で時間を確認する時代なので腕時計はアクセサリーとしての役割が
メインなのかもしれませんね。アクセサリーとして割り切るなら確かに
右手の方が映えそうです。ただ、手をよく動かす分だけ腕時計に傷がつく機会も増えそう。



■デニム&シャンブレーシャツは新定番?



カジュアルシャツの代名詞的存在がデニムシャツやシャンブレーシャツ。
気を使わずジャブジャブ洗ってガシガシ着るようなこのシャツをビズスタイルに
取り入れることで、全体のルックスをカジュアルダウンするのが、これからの新定番です。


 デニムはカジュアルの代名詞的素材なのでビジネス使いではまだ厳しいと私は思いますが、
シャンブレーシャツは判断が難しいですね。シャンブレーシャツには「ドレスシャンブレーシャツ」と
いうのがありますし、平織なので遠目からだとオックスやブロードとそんなに変わらない気もします。
ディテールがワーク仕様なら厳しいですがドレス仕立てなら意外と大丈夫?
皆さんはどう思いますか?



 本書は「男の着こなし新常識」と言うにはやや飛ばしている着こなしも見られる、
言いかえるとオーセンティックではなくトレンド要素が入っているのですが、
教科書的なお堅い着こなしばかりではなく、ちょっとした着こなしアイデア集
として読んでも面白い本です。そのさじ加減は読み手が各自判断すれば良いので、
ありきたりなお洒落指南本に飽きた方にオススメです。





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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • メンズプレシャスっていいよね。出てくるモデルさんは、いい歳した人だけど大人の男の服と考えれば30代以上ならいいかも。若い人は若いなりに、還暦に近い人はそれなりにすればいいだけ。変ないやらしさがないよね。

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