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『VANストーリーズ―石津謙介とアイビーの時代 』を読んだ

VANストーリーズ―石津謙介とアイビーの時代


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 TPOやトレーナー等の名キャッチコピーを生み、
日本にアイビーを持ち込んだ石津謙介氏の一生が
描かれている伝記。VANといえば私が生まれる前に
すでに倒産してしまっている(1978年)ので、私を含む、
ほとんどの若い人には興味のない話だと思います。
しかし。石津謙介氏は「メンズファッションの神様」と
呼ばれ、日本のメンズファッションの基礎を作ったお方。
その石津謙介氏のキャラクターやTPOという言葉が生まれた
背景などの小話が非常に面白いです。
「ファッションの神様」というのはこういう人の事を
言うんだろうな、というのがよくわかります。
その一部を書き出すと、




・小学生でオシャレに目覚め、ハイカラな制服が着たいと学校を転校。
さらに有名テーラーに仕立てさせ、靴はエナメル(岡山中を探し回った)

・高校では制服を自分でカスタマイズ

・高校を卒業し東京に進学するのだけど、そこで初めて
作った背広が55円(30~40万くらい?)のオーダーもの


 という凄いこだわりよう。皆さん、自分の小学生
時代を思い出してみてください。オシャレのために転校
できますか?(笑)


 また時代を読む嗅覚も鋭く、


・VANの前身である石津商店を立ち上げた場所がアメリカ村。

・本社を青山に移す。当時の青山は地味で静かな住宅街。


 と、石津氏が目をつけた場所は、今では大阪と
東京のファッションの中心地になっています。


 そんな石津氏が「ファッションの神様」になった背景には、
「ファッションへの執着心」「お金(裕福な家庭環境)」
「恵まれた人脈」の3つがあったからではないかなと。
人によって感想は違うだろうけど、私はそう読んでいて
感じました。


 VANやアイビーに興味のない人も、本当にオシャレな
人とはどんな人なのか、というのがよくわかる一冊。
ファッション好きは読んでおいて損はないと思います。





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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (7件)

  • 家の親父もアイビー世代なんですよ。要は団塊の世代ですね。ニューヨーカー、ブルックスブラザーズなどなど。正統派アメリカスタイル。今では廃れていますが、ドラマ「華麗なる一族」の衣装がいわゆるアイビーテイストなので、ちょっとレトロな感じが人気出てきているとう噂も。daleさんからアイビー話が出てきたので書いてしまいました。
    ちなみに、高校卒業当時の自分が背広に30万かけるなら、30万の楽器を買っていたでしょう。
    石津氏おそるべし。

  • うちの親父もアイビー好きですね。
    やっぱりブルックスにニューヨーカー、ラルフローレンなどが多いですね。
    基本的にシンプルな服が好きみたいで僕がウィルヘルムやイタズラとかの服着てると小言が飛んできます(笑)
    体格が同じくらいならジャケット貰えたんでしょうけどね・・・
    でも親父と青山とかに一緒に買い物に行くのは楽しかったりします。
    やっぱり自分のジャンルとは違うテイストの服見ても勉強になりますし。
    自分も親父になるころにはこういうブランド着てるのかなぁ・・・とか思ったりしますし。

  • 僕の親父も団塊で、ラルフ・ブルックスあたりを好んでますね。
    親父はアメトラ、僕はクラシコなので
    親子2人で紺ブレ+チノ+タッセルという組み合わせでも
    傍から見てると全くテイストが違うと言われますね。
    親父曰く、「お前のはちゃんばら」だそうです(笑)

  • >皆さんへ
    僕のおやじも(以下略)
    僕は普通にアメトラ好きです。
    ジルスチュアート、ラルフとか普通に着ます。
    おっさんです(笑)

  • >???さんへ
    すいません。ポールです。
    ジルスチュアートはレディスですね。
    女性誌読みすぎの弊害が出たようです^^;

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