ここ数年、メンズファッションはクラシックなアイテムが再評価されています。
昨年、ジレ(ベスト)が若者を中心に流行ったのは記憶に新しいですが、
今年の春もストール、スラックス、ドレスシャツ等が人気のようです。
このクラシックの流れに連動して注目が集まっているのがドレスシューズ。
少し前までは若者の足元はスニーカーと相場は決まっていたのですが、
今はアルフレッドバニスターをはじめとした革靴が主流といっても過言で
はないくらい勢力を強めています。プレミアータウォモ、セルジオロッシ、
ジンターラ、ジャンニバルバード、ブッテロ、ミハラヤスヒロ、ヒロムタカハラ等の
高級ドレスシューズも人気のようで、特にブッテロは飛ぶ鳥を落とす勢い。
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紳士 靴を選ぶ 竹川 圭 光文社 2007-01-17 |
そんなドレスシューズブームの中、登場した新書がこの『紳士 靴を選ぶ』です。
若い男性にはプレミアータウォモ等のモード系ブランドが人気のようですが、
この本はジョンロブ、エドワードグリーン等のクラシック系ブランドのお話が中心。
「ジョンロブは靴ではなくジョンロブを創っているのです」
「エドワードグリーンの伝説のラスト202」「ガットは一見の客は注文する事ができず、
外国人の客の場合は初回の注文が5足以上で1足分を先払い」「コードバンの発祥の地は
スペインのコルドバという都市で“コルドバの革”という意味」
などなど、その背景やうんちくをふんだんに盛り込みブランドを紹介しているので、
モード系ブランドが好きな若者から靴好きの大人まで幅広く楽しめる内容。
きっと今まで知らなかったことが書いてあると思います。ちなみに私はコラム
「女性の高感度が高い靴選び」が一番興味深かったのですが、それはここだけの秘密(笑)
この本のタイトルは『紳士 靴を選ぶ』
ですが、ハウツー的な事はほとんど書いていないので、その点は注意が必要です。
靴業界の事情やうんちくが話の中心なので、靴に興味がない人には少々退屈
かもしれません。うんちくが好きな人はこの本で問題ありませんが、そうではない人は
『紳士靴図鑑―ベスト50ブランド』の方がオススメ。
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紳士靴図鑑―ベスト50ブランド 竹川 圭 林 雅之 平凡社 2003-04 |
どちらも同じ著者なのですが、こちらは美しい写真が中心なので、ブランドを代表する製品の紹介を
読んでは欲しくなるという困った本(笑)内容はコンパクトなので全体を簡単に俯瞰
するのにも最適。図鑑というよりは入門書という感じです。ただこちらの本は
「ベスト50ブランド」と著者が独自の見解でブランドをかなり絞ってしまっているので、チャーチ、
ア・テストーニ、アルティオリ等のメジャーどころや、多くの人がお世話になるで
あろう5万円前後のアルフレッドサージェント、ヤンコ、チーニー等も載っていなかっ
たりするので、少々物足りない感じもします。ベストな靴本は『
最高級靴読本』
シリーズですが、入手が困難な上、中古でもかなり高くなっているという…。
さて、靴に興味を持ったのはいいものの、どこに買いに行けばいいのか
わからない人もいると思いますが、関東だとドレスシューズブームの立役者、
伊勢丹メンズ館で間違いないでしょう。おそらく質、量ともに日本一で靴マニアも唸る
隙のない品揃えです。関西だと「履き倒れ」で有名な神戸の高架下に
いいお店があります。中でもクイーンクラシコが有名かな。銀座堂というイギリス系の靴が充実している
お店もあったのですが、残念ながら昨年閉店してしまいました…。
「オシャレは足元から」と言いますし、世はドレスシューズブーム。
低価格品も市場に溢れてきたのでそろそろ差別化が必要です。この際、人と差を
つけるためにも本格的なドレスシューズの世界にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
「ドレスシューズ男子」なる言葉が生まれる日もそう遠くはない気がします(笑)


コメント
コメント一覧 (15件)
最近スーツを着るようになり、故・落合正勝氏の「男の服装術」を参考にしながら丹念に靴を磨いていますが…ハマりますねこれは。磨けば磨くほど靴は応えてくれる(*´ー`)たまりません
しかし、高架下に「履き倒れの街」なんて異名があったのは知りませんでした…確かに靴屋は多いですね
銀座堂についてですが、元スタッフの方がまた別の場所で靴屋を営んでいるという話が2chの神戸ファッションスレにあった気がします…また確認してみます
セルジオロッシ、サントーニ、ア・テストーニなどなどありますが、定価で買えてデザインと履き心地がよさそうなのはリーガルの新しいドレスシューズですね。もちろん10万クラスの靴も履けるものなら履きたいですが。伊勢丹ではセルジオロッシがエスカレータ降りてすぐの白いブースに分けて置いてあるくらいですからね。アピールしまくりです(笑)。
やっぱ、イタリアの職人が作った無名のドレスシューズを履いてみたい(笑)。
お久しぶりです。
ドレスシューズ良いですよね☆
私は、女ですが、ドレスシューズが好きで、パンプスよりもドレスシューズぽい靴を買ってしまいます。
ミハラも良いですが、フットザコーチャーも良いですよね。(女の私には履けませんが・・・)
ジンターラはわからなくもないですが、残りはドレスシューズと呼べますかね。ブッテロやプレミアータは伊勢丹でもドレスシューズと別の売り場です。主に、靴のモード系のシューズが集まってる一角にあります。ちなみに、私は先週土曜日にバラクーダの靴を買ってきました。バラクーダにしてはめずらしく紐靴でしたが形はやっぱりかっこいいです。この手の靴は伊勢丹でも入手が難しいです。各サイズ一足だったりするので。
ここ最近の休日の伊勢丹メンズの靴売り場は特に大盛況ですね。
daleさんがおっしゃっているセルジオロッシや
ブッテロが置いてある辺りは人ごみが凄いです。
私はただそれを見てるだけの冷やかし親父ですが(笑)
昨今の高級ドレスシューズの値上がりはいささか行き過ぎな感が否めません。
現地だと大体日本の5~6割強位で買えるんですけどね。
最近ではサンクリスピン(これもかなり高いですが)が良いと思います。
若い人でもサントーニ、ステファノビあたりは抵抗なく履けるのではないでしょうか。
私としましては、ブッテロは上品なワークブーツのイメージですが^^;
猫も杓子もブッテロってな感じで、今は至るところで見かけますね。
最近は結構スラックスを穿くので、ドレスシューズを探し中です。
今は偶然セールで安く買えたものですが、
ユリウスのオックスフォードシューズを気に入って履いております^^
普段じゃ高すぎて絶対に買えません…(笑)
関係のない話ですが本つながりということで、
今日たまたま『ユナイテッドアローズ 心に響くサービス』というものを買いました。
半ば表紙に惹かれて衝動買いです(笑)
daleさんもお忙しいでしょうが、暇があればどうぞ目を通してください。
『紳士 靴を選ぶ』、早速読んでこようと思います^^
名が挙がりませんでしたがベルルッティも結構売れてそうです。
さらに007では遂にチャーチからジョンロブへ
ジョンロブは今年今までより先の細いラストを出しましたので、今年最中注目かと
高いですが
ドレスシューズ人気もありフォーマルなエナメルも注目です。
フォマルチックなエナメルのスニーカーなんか爆発しそうです。
そーいえば、三陽商会がニール・バレットとライセンス契約を結んで、ブラックバレット バイ ニール・バレットをやるそうですよ。少し前の話ですけど。
ユーロ高の今こそ、コスパの高い日本製ドレスシューズですな。初心者がいきなり高い靴をを履くと、満員電車が恐怖ですから…。若造リーマンの私はスコッチグレインやジョンストン&マーフィーなどを愛用しています。
ところで『最高級靴読本』シリーズってプレミアム付いていたんですね…全部持っていたんですが、この間部屋の整理の際に捨ててしまいました…もったいない…
当たり前のように私服に革靴を合わせるように革靴大好きなんですが、最近は高すぎる気がします。エドワードやジョンロブはまだしも、クロケットやチャーチやグレンソンに6万前後は?となってしまいますね。
今度英国へ旅行を兼ねた靴まとめ買いを計画中です笑
エンジニアなどのブーツ(特にブーツインスタイル)がこれだけ雑誌で煽られて街中で見かけるののですからその反動で革靴が流行になりそうですね。
>ひろゆきさんへ
履き倒れは高架下ではなく神戸の異名です^^
銀座堂情報お待ちしておりますっ!
>武欄堂さんへ
リーガルは意外とクオリティーが高いですよね。
>りんごさんへ
お久しぶりです。フットザコーチャーとはまた
艶っぽいのがお好きなんですね^^さすがに
女性には厳しいかも、ですが。
>masatoさんへ
革靴かドレスシューズ化どちらにしようか迷った
といいますか、適当な言葉がなかったので、
便宜上ドレスシューズを用いました。
バラクーダは伊勢丹で取り扱いが少ないのなら、
関西ならまず手に入らないのでしょうね^^;
>エンリケさんへ
グリーンも値上げですし、勘弁して欲しいですよね^^;海外に行く機会があればガッツリ買って
きたいと思います。
>shiroさんへ
アローズの本は買ったのですが、まだ読んでません^^;積んであります・・・。
>platypusさんへ
ロブは値上げにつぐ値上げで手が届かない存在に
なってしまいました^^;
>ブラックバレット バイ ニール・バレット
まじですか?ソースを教えていただけるとありがたいです。ブラックとつくのでブラックレーベル
と何らかの関係があるのでしょうか?
>三郎さんへ
スコッチグレインはクオリティ高いですよね。
僕はサージェントを愛用中です。
>オニさんへ
ユーロ高と紳士靴ブームの相乗効果なんでしょうね^^;高すぎてつらいです。
三陽商会のホームページに載っていますよ。ライセンスではなくニール・バレット本人が直接クリエーションに携わるみたいです。今年の秋・冬からの展開らしいです。今から楽しみですよね。それにしてもニール・バレットと契約を結ぶことが出来た三陽商会はすごいです。伊達にバーバリーと契約を結んでいませんね。
daleさんへ
バラクーダだけじゃなくて、あのコーナーの靴はどれも入荷が少ないんです。
靴のデザイナーズブランドみたいなものですから、本当に買う人は少ないのでは?あんなに少ないのにセールまで残ってますから。
実際、やっぱりビジネスで履ける靴を売っているフロアのほうが混んでますしね。在庫の量も違うようです。
ゴローズ好きにお勧めのブーツ『BUTTERO』(ブッテロ)
ゴローズファンのみなさん、元気ですか? 原宿goro’sといえばインディアンジュエリーの日本を代表する ブランドですね。 ゴローズ好きの人といえば、アメカジ好きの人やサーファー、ギャル男のお兄さん(最近ではお兄系とでも言うのでしょうか?)、バイカー、ロッカーなど様..
>daleさんへ
既に買われていましたか…。
これは失礼しました^^;
まぁ、中身はほとんどビジネス書ですね。