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日本のファッション 明治・大正・昭和・平成 城一夫 渡辺直樹 青幻舎 2007-09-20 |
日本のストリートファッション史をテーマに書かれた
本は、最近だと、『族の系譜学―ユース・サブカルチャーズの戦後史
』、
『洒落男(しゃれお)な時代』、
『ストリートファッションの時代―今、ファッションはストリートから生まれる。』
の3冊でしょうか。『族の系譜学』
は○○系(○○族)を切り口にストリートファッション
(サブカルチャー)を考察し、『洒落男な時代
』は
メンズファッションの流れを世代別に紹介し、
『ストリートファッションの時代
』
はストリートファッションの教科書という内容。
3冊とも小難しく書かれているので、よほど、
ファッションに興味がないと楽しく読めないかも
しれません。
しかし。今回、紹介する『日本のファッション 明治・大正・昭和・平成』は違います。
小難しく感じる文字ではなく、イラストで日本の
ストリートファッションをたどっているのです。
もちろん、年代ごとに文字でも解説してあるのですが、
それはおまけ程度。やはり見所は400点にも及ぶ
イラストです。「流行は繰り返される」とよく言われ
ますが、視覚化されると、それが手に取るように
わかります。イラストならではのわかりやすさ、
といったところでしょうか。
本書には、アイビー、モッズ、サイケ、ヒッピー、
渋カジ、コギャル、ゴスロリ、裏原、B系など、
皆さんも知っているファッションが多数登場。
最近のファッションをいくつか挙げてみますと・・・。
■エビちゃん系&もえちゃん系

エビちゃんはわかるのですが、もえちゃんも「もえ
ちゃん系」という1つのファッションジャンルを形成
しているようです。もえちゃん系は何10年後も歴史の
アーカイブに残ることができるのでしょうか。それとも
エビちゃん系に吸収されてしまうのでしょうか。
■ちょいワルオヤジ

右がLEON。左はMEN’S EXかな?ちょいワルオヤジはイタリアン
カジュアルをスマートに着こなしたのではなく、キャッチーかつ
インパクト満点に着こなした感じが・・・。イラストでは
艶が足りませんよ。爽やか過ぎます。
■お姉系&お兄系

お兄系という言葉が出てきた、2004年、2005年頃は、
コンサバ系(Gainer、MEN’S CLUB)やきれいめ系
(丸井系)あたりとギャル男が混在していたのですが、
今では「お兄系=ギャル男」と大枠は落ち着いて
きています。ネット上ではMEN’S KNUCKLEが注目を
集めていますが、イラストは「伊達ワル」さが足りて
いません。これでは「ガイアが俺にもっと輝け」と
囁いてくれないでしょう(笑)
○○系について少し脱線してしまいましたが、
本書は日本のファッション史だけではなく、○○系を
知るのにも使えます。親切に日本の流行色一覧や
ファッションの年表も収録されているので、ちょっと
お値段は高いですが、オススメの一冊です。
余談ですが、○○系については『見た目診断』
という本が面白いですよ。女性のファッションの志向を
17に分け、著者の経験などから「○○系はこんなやつ」
と好き勝手分析しているのですが、いち女性誌
ウォッチャーとして、とても興味深い内容でした。

「なにゆえ上から目線なのか!!この人は何を創ると
云ふのか!キレイで在れば善いのか!善いのだ!!
きっとな」
これはモード系についてですが、こんな感じで、
ちょっぴり辛口で評してあり、笑いを堪えるのが大変でした(笑)

コメント
コメント一覧 (4件)
これは欲しいです。
見つけたら買います( ^ω^)
読みました!!
昔のファッションなど興味深かったです☆
>massiveさんへ
個人的には見た目診断がイチオシです!
>fjiさんへ
読まれましたか^^昔のファッションもイラストで見る分には、古臭く感じないのが不思議ですよね。
見た目診断。僕も持ってます。
立ち読みをしてイラストのかわいさと
つっこみのよさに惹かれました( *・ω・*)