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最近のブランド事情がまとめられているムック『セオリー vol.3』

セオリー vol.3 (2008) (3) (セオリーMOOK) セオリー vol.3 (2008) (3) (セオリーMOOK)

講談社 2008-05
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 ラグジュアリーブランドに興味がある方やファッション業界
に就職を考えている人はセオリー vol.3 (2008)
を読んでみることをオススメします。『ルイ・ヴィトンの法則
ブランドの達人[改訂版]
ブランドの条件
のおいしいところがまとめられていたり、ラグジュアリー
ブランドで働く販売員や派遣社員の裏話が載っていたり、
最新のブランドビジネス事情の解説があったり、これから
来そうなモードブランドが紹介されていたり。1,000円とは
思えないほど内容盛りだくさんで、読み応えがあります。




■座談会 ブランドについて大いに語ろう!

藤巻幸夫×山田登世子×平野啓一郎


業界で有名な藤巻氏がマーケター視点で、多数のブランドに
関する著作がある山田氏が文化を切り口に、芥川賞作家の平野啓一郎氏が
モードに触れながらブランドについて語っています。
内容的には、「外国では~なのに、日本ときたら・・・」という
愚痴が大半を占めています(笑)


■公開 人気ブランドの傾向と対策


アルマーニ好きは高学歴?リッツカールトン派はスイーツ?(笑)
という感じで、人気ブランドとその愛用者の相関に迫っています。
掲載されているデータは『
ブランドの達人[改訂版]
』から。


■告白 有名ブランドで働く「喜びと苦労」お話します!


ここは非常に面白かったです。多くの方が知りたいであろう社割の話、
派遣社員と正社員の仕事内容の違い、上客を落とす決め台詞、
給料の話、裕福層の買い物の仕方など、興味深いことばかり。
「国内ブランドのパワーバランスを知りたいなら、
日本橋高島屋の1階フロアと2階の特選街サロンルシック
を見に行けばわかります」という、デパート出店戦略の話が特に
印象に残っています。


■徹底研究 なぜ女子はルイ・ヴィトンが好きなのか


話の中心は『
ルイ・ヴィトンの法則―最強のブランド戦略

なのですが、part4の本国フランスではヴィトンはどう見られているのか、
についてが面白い。外国の方のヴィトン分析です。


■特別レポート 伊勢丹メンズ館×阪急メンズ館

どんな男が何を買っているのか


東と西のメンズファッションの聖地が比べられています。
阪急メンズ館が売れ線や話題のブランドを手当たり次第集めている
ような印象を受けるのに対し、伊勢丹の方には確かな審美眼を感じます。
「伊勢丹にあるから伊勢丹が選んだからそのブランドを好きになる」
というようなことが書いてありましたが、個人的には、
スノッブな伊勢丹、親近感の阪急メンズ館という印象を受けます。
あと、阪急メンズ館は、エレベーターの手すりを赤から
黒にした方がいいと思います。いつも気になっています。


■大特集 あなたが知らない「高級ブランドの秘密」


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有名ブランドデータ一覧表やブランドのポジショニングマップ
を交えながら、昨今のブランドビジネスを解説しています。
目指すのはグロバリーゼーションではなく、今はローカライゼーション
だそうですよ。話題の中国についての言及もありました。


■特集 「ミスターブランド」中田英寿を解剖する


ドン小西氏がヒデをひたすらベタ褒めしております。
ただ、ヒデはモード一辺倒で、クラシックな装いをしないので、
ヨーロッパでは失笑されている、という話も聞いたことが
あるのですが・・・。


■特集 いま注目のブランド 須藤シンジの挑戦


ネクスタイド・エボリューションについて。最近話題の
ユニバーサルファッションを体現しているブランドなのですが、
同情心には訴えず、あくまでデザインで勝負する、という姿勢が
素晴らしいと思いました。ユニバーサルファッションって何?
という人は『
ファッションのチカラ
』を読んでみてください。


■大特集 カネで買えないもの、それが本物のブランドです


ファッションとは関係ないので飛ばします。肩書き、
お馬さん、ゴルフのことなどが書いてあります。


■特集 日本ではなかなか買えない世界の人気ブランド


マニアックなブランド情報第1弾。なかなか買えないといっても、
有名どころのセレクトショップで割と簡単に買えるブランドなのですが、
ファッション好き以外はまず知らないであろうブランドが、
30ブランドほど載っています。例えば、ロダルテ、デレク・ラム、
アレクシー・マビーユ、クリストファー・ケイン、6267など。
0000は読めても、6267を読める人は少ないのでは。革製品のブランドも
載っていて、例えば、靴ではボリーニ、鞄ではバレクストラが
載っていたのですが、ザ・ブリッジという鞄のブランドは知りませんでした。
イタリアのビジネスマンに最も支持されているそうですが、

銀盛堂のHP
を見てみると、これが実に私好みでして。
おっさんホイホイ的な実に魅惑的な鞄じゃないですかっ!(笑)


■特集 いくつご存知ですか これから「来そうな」ブランド


マニアックなブランド情報第2弾です。装苑やhighfashion
あたりを読んでいないと、まず知らないであろう、
ナオ・タケコシ、サポートサーフェス、イントゥーカ、
タオ・コムデギャルソン、sacaiあたりが載っています。
この秋上陸するH&Mやアバクロについての言及もありました。


■研究 男は腕時計のブランドでわかるって、本当!?


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このタイプの人はこんな高級時計を選ぶ!が見所でしょうか。
政治家、スポーツ選手、芸能人などが身に付けている腕時計
を探っている記事も面白かったです。



 というわけで、内容を間単に紹介してみましたが、読み応えが
あるので、ファッション好きもそうではない方にもオススメの1冊です。
「ブランド」というものを多面的に分析しているので、特集のどれかは
ヒットするのではないでしょうか。欲を言えば、LVMH、PPR、
リシュモンなどの「ブランドコングロマリット」の戦略や
最近急増中の「コラボ」について(消費者に取材したりして)の
記事も読んでみたかったです。





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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (14件)

  • sacaiは、すごく良いと思います。あとモトナリオノ、世界観を表現する力がすごいと思います

  • 買ってきましたw
    ブリッジはデスクボードと灰皿(鍵入れになってるけどw)を持ってる
    イタリアじゃ有名なんだぞと店員に語られたけど、かばんはテカテカ派じゃなくてしっとり派なのでそこのは買いませんね
    時計は、今回のボーナスでブライトリングを買おうかと
    forベントレーが欲しいけど、無理

  • なかなか興味をそそられる本ですね。
    腕時計のコーナーが非常に気になります(笑)。
    ゆくゆくはロイヤルオークを着けたいのですが、多分誰もわかってくれない…。

  • >ゴリポンさん
    オークいいね~、あれはあまり好みの配色にならなかったから買わないと思うけど
    かなり好きな部類
    同窓会で時計の話になったとき、オークを出したら「ゲームの話かよ」とか言われて驚いたぜw

  • ゼニスのデファイエクストリームとかが
    気になりますが
    高価なハイテク素材系のものは
    時計に興味のない人には絶対
    価値をわかってもらえないと思いますわ(笑)

  • >スネークさん
    普通に「馬鹿じゃないの」って言われたよ(笑
    身近な間柄の奴らに理解があるから気にしない

  • デファイいいですよねぇ(しみじみ‥今は買えん)。
    私はクラシックがいいと思っています。
    時計もそうですけど結局は自己満足アイテムですよね。価値の分からない人には話を振らないようにしています。
    オモチャっぽいカジュアル時計がきらいです。一番嫌いなのがデザイン盗んだ系。たとえばユナイテッドアローズの‥

  • >バルサマンさん
    私も最近モトナリオノというブランド知りました。今までの日本人デザイナーの感性とは違う世界観に一目ぼれしてしまいました。どこで買えるのか気になってます。

  • わからない!何処がファイナルファンタジーの表現なのか?ただのゴス調のクラッシックです!全然オタクではない!

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