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Elasticでよく売れたファッション本ランキング2008

 GOETHE 2月号
に「2008出版社別新書・文庫売上ランキング」という興味深い特集があるのですが、皆さんはチェックされました?私は新書をよく読むので、ランキングを見ながら、今年、1年を振り返ったりしていたのですが、ランキングでは、やはりというか、ファッション系の本はほとんどランクインしておりません。今年は、結構、ファッション関係の新書や男性向けのファッション本も多かったと思うんですけどね。


 そこで、今回は、Elasticでよく売れたファッション本・ムック2008を発表したいと思います。私は今年発売されたファッション本のほとんどを読んでおり、それらをElasticで紹介してきました。今年は40冊くらい取り上げたと思いますが、その中から、よく売れた本を10冊、ランキング形式で簡単に紹介したいと思います。年末年始、お時間のある方は読んでみてください。




1位 セオリー vol.3 (2008)

セオリー vol.3 (2008) (3) (セオリーMOOK) セオリー vol.3 (2008) (3) (セオリーMOOK)

講談社 2008-05
売り上げランキング : 44031

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『ブランドの条件』『ブランドの達人』『ルイヴィトンの法則』『男はなぜ腕時計にこだわるのか』等のオムニバス的ムック。これ1冊で、最近のブランド事情がよくわかります。特集はどれも興味深く、ファッション好きもそうでない人も、特集のどれかは面白いと感じるはず。わりと万人にオススメできるムックです。


2位 ソニアのショッピングマニュアル 2

ソニアのショッピングマニュアル 2 (2) ソニアのショッピングマニュアル 2 (2)
ソニア・パーク

マガジンハウス 2007-12-10
売り上げランキング : 4821

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トップスタイリスト、ソニア・パークが選んだ、オシャレアイテム100品が紹介されています。人気スタイリストならではのセンスとウンチクが光る1冊で、第1弾は完売になるほどの人気。女性向けの本ですが、ソニア・パークはメンズも好きなスタイリストなので、男性が読んでも
センスを刺激されるはず。クリスマス、ホワイトデー、誕生日など、女性へのプレゼントを考える際にも役立ちます。スタイリストはこういう本をもっと出せばいいと思いません?佑真氏や野口氏のように、男性女性問わず支持されているトップスタイリストが出せば、売れると思いますし。


3位 ブランドの達人[改訂版]

ブランドの達人[改訂版] ブランドの達人[改訂版]
ブランドデータバンク

ソフトバンククリエイティブ 2008-03-19
売り上げランキング : 16275

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マーケティング関係の本や記事によくデータが引用されている本です。ネットを通じて約3万人の持ち物や趣向を調べたそうで、それがエモーショナルマトリックスという分布図と共にわかりやすく解説してあります。といっても、そんな小難しいことばかり書いているわけではなく、「ユナイテッドアローズな男性はうんちくが好き」といったような、
○○な人の生態図鑑となっております。簡単にいえば、ザ・レッテル貼り本。結構ズレてるなぁ~と思う箇所も多々ありました。


4位 「匂いの帝王」が5つ星で評価する!世界香水ガイド☆1437

「匂いの帝王」が5つ星で評価する!世界香水ガイド☆1437 「匂いの帝王」が5つ星で評価する!世界香水ガイド☆1437
芳山むつみ

原書房 2008-12-05
売り上げランキング : 796

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匂いの帝王が独断と偏見で格付けする、香水のミシュランです。変に客観性を持たせず、評価が偏っているのも潔く、毒々しい寸評は読んでいて新鮮です。「退かぬ!媚びぬ!省みぬ!」と、匂いの帝王というより、どこぞやの世紀末帝王を彷彿とさせる1冊ですが、ファッション系の本でここまでブランドをこき下ろす本もそうないので、一読の価値アリ。写真がなく、イラストも非常に少ないですが、1437点の香水がレビューされていて、その量にはただただ圧倒されます。値段が安いのも素晴らしい。


5位 予算は3万円台から こだわりのオーダースーツ

予算は3万円台から こだわりのオーダースーツ (マイコミムック) (MYCOMムック) 予算は3万円台から こだわりのオーダースーツ (マイコミムック) (MYCOMムック)
高杉圭一

毎日コミュニケーションズ 2008-09-03
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オーダースーツは今年のトレンドで、スーツに関するムックもたくさん出ましたが、比較的早い段階で登場したのがこのムックです。こだわりのオーダースーツという題名のわりに、フルオーダーの情報が載っていないのですが、パターンオーダーやイージーオーダーの情報は充実しており、オーダースーツの入門書的な内容となっているので、オーダースーツに興味がある人は、お店に行く前に目を通しておくといいでしょう。


6位 男はなぜ腕時計にこだわるのか

男はなぜ腕時計にこだわるのか (THEORY BOOKS) 男はなぜ腕時計にこだわるのか (THEORY BOOKS)
並木 浩一

講談社 2008-08-06
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時計の本だけあり、1冊丸ごとウンチク本です。面白いのは第4章のブランドカタログ。80ブランドが載っており、ポジショニングマップ、歴史と簡単な立ち位置の説明、価格帯、知名度、希少性、歴史と伝統、
ビジネス度、モテ度の5段階評価、ほめるポイント、買わないわけ等、いろんな角度から分析しています。フランクミュラー「成り上がりだと思われたくないんです」、ハミルトン「ジェームスディーンなら似合うけど・・・」、ブライトリング「メカっぽさが強すぎて好みに合わない」と著者の本音も面白いです。時計の本ですが、表紙がシックなモノトーンとかではなく、赤一色なので、通常の3倍の速度で腕時計が欲しくなること間違いなし!(笑)


7位 スーツの適齢期

スーツの適齢期 (集英社新書 433H) (集英社新書 433H) スーツの適齢期 (集英社新書 433H) (集英社新書 433H)
片瀬 平太

集英社 2007-08-17
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本書はファッションをテーマにしているにも関わらず「センス」という言葉は一度も出てきません。「クラシック」についても、歴史を紐解いたり、ミリ単位の厳格な定義づけをせず、「生命力が強い」という面白い説明の仕方をしています。「センス」や「クラシック」ではなく、「装熟度」という著者独特の哲学を説いているのですが、その著者は漫画『王様の仕立て屋』の原案協力・監修に携わっている片瀬平太。
『王様の仕立て屋』が好きな人は、読んでいてニヤニヤできるので、読んでみてはいかがでしょうか。



8位 モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで

モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで (P-Vine BOOks) モダン・メンズウェア ディオールオムからマークジェイコブスまで (P-Vine BOOks)
堂田和美

ブルース・インターアクションズ 2008-10-03
売り上げランキング : 138620

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モード好きなら、ほとんどの人が持っているであろう『ヴィジョナリーズ』のメンズブランド特化版といえるのが、本書『モダン・メンズウェア』です。紹介されているデザイナーは『ヴィジョナリーズ』の23組から35組へと大幅アップ。そして今回は全てのページに写真つき。これは嬉しい。写真が増えた分、お得感があります。今年は「美しい男たちへ」とモード誌の権威から『VOGUE HOMMES JAPAN』が創刊され、コムデギャルソンやジバンシーのフェミニンスタイル(スカートやレギンス)も話題になりましたね。メンズモードの新時代の幕開けでしょうか。


9位 男の価値は「色」で決まる!

男の価値は「色」で決まる! (ソフトバンク新書) 男の価値は「色」で決まる! (ソフトバンク新書)
今井 志保子

ソフトバンククリエイティブ 2008-04-16
売り上げランキング : 115025

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男性の服装術というのは、抑制されたストイックな着こなしが基本なのですが、ついに、色の指南書が新書で登場しました。今は男性もビューティーやモードに傾倒する時代なので、色にこだわる男性が増えても不思議ではありません。モノトーンもいいですが、本書を読んで、男性ももっと色で遊んでみるのもいいかもしれませんよ。


10位 服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音

服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について 服は何故音楽を必要とするのか?―「ウォーキング・ミュージック」という存在しないジャンルに召還された音楽達について
菊地 成孔

INFASパブリケーションズ 2008-03-21
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『Fashion News』に連載している、音楽家、菊地成孔のコレクション評(2004S/S~2008S/Sまで)をまとめた1冊。ファッションショーで使われている音楽を「ウォーキングミュージック」と仮称し、各ブランドの服や演出とそこで使われている音楽について考察しています。本書を読む限り、著者は音楽プロデューサー、ラッパーのカニエ・ウェストにご執心のようですが、そのカニエ・ウェストが、ラフ・シモンズかルイ・ヴィトンのインターンを希望している、というニュースがありました。著者の読み通り、いよいよ、モード界に進出でしょうか。





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