asahi.com(朝日新聞社):いい物は高いという価値観も… 川久保玲 – 話題 – ファッション&スタイル
――最近の安さ、早さを求める傾向への抵抗でも?
若い人たちが考えたり作ったりする楽しみや必要性を忘れていくのが心配なのです。たとえば、ジーンズ1本が何百円なんてありえない。どこかの工程で誰かが泣いているかもしれないのに、安い服を着ていていいのか。いい物には人の手も時間も努力も必要だからどうしても高くなる。いい物は高いという価値観も残って欲しいのです。
美術手帖12月号
も力の入ったギャルソン特集でしたが、創立40周年ということで、
朝日でもインタビュー記事が掲載されております。興味のある方は
リンク先で全文をお読みください。
個人的には、抜粋した川久保玲女史の発言に同意です。ユニクロと比べられると、どうしても厳しいですが、いいものは高いですし、値段相応の魅力を備えている服もありますので、例えば、アナログな服なんかにも目を向けて欲しいなと思います。ちょくちょく言っていることですけどね。
コメント
コメント一覧 (49件)
先週の繊研新聞で淡々と書かれた記事がとても印象的で,何かのきっかけで本当に今一度アパレルのあり方が見直されないかと思うばかりです.
このまま発展途上国みたいになっていく気がして怖いです
誰かなんとかしてください
誰か何とかしてくださいじゃなくて
自分がなんとかしなきゃ、くらいの心意気がないんだから駄目だよな
某掲示板でのこの記事の叩きっぷりが酷くてウケるw
ホント言葉尻だけつついて批判する連中は楽で良いよな…
此処のコーディネート品評会のコメント見ても似たような人がチラホラいるけどさ
良いものは相対的価値感なのか絶対的価値なのか…
「いい物は高い」って、普通にまだまだ残ってる価値観だと思います。
もっとも、「別にいい物じゃなくていい」って価値観も広がってきてますが。
その価格帯で最高のものとか
川久保さんの話、「無茶な安売りはダメだ」って話から「いい物は高い」って話への、微妙に詭弁な誘導がこそばゆいな…。
論理展開からすれば「適正価格で買うって価値観が残って欲しい」だろ…。
せっかく大事なこと言ってるのに、止めてくれよ、そういうの!
その割にギャルソンは安いね。
社会が高度な生産力を持ってくれば物は自然と安くなります。例えば今50代後半以上の殆どの人は子供の頃牛肉を日常的には食べれませんでした。しかし今は牛肉を日常的に食べれます。世界的に生産性がアップすれば物が安くなり続けるという簡単な事を川久保は理解してないようですね。発展途上国に簡単な仕事を下ろしていって安価な労働力で安い製品を作ってもらう事で、世界的な飢えを凌げるのです。仕事が欲しいと思っている人は今も世界中に沢山います。川久保は適切に労働をするための環境が整っている発展途上国の工場を見つけたり開拓する努力を怠っているから、安易に安い労働力で作った安い製品を批判しているだけでしょう。程度の低い頭で世の中の事を批判してほしくないね。
確かに今では、安い牛肉を日常的に食べられる。でも、相変わらず松坂牛だの神戸牛だの高価で日常的に手の出ない高級和牛も存在している。「牛肉」という粗っぽいくくりの生産性だけを見ていても意味は無い。
広い需要を満たすものを安価で作ることの意味は確かにあるが、マスに適応した価値・内容のものだけしか存在しない、存在しなくなるということに対しても人間は耐えられない。
目先の損得だけで、より特徴ある価値を現すものを作り出す技術やそれを有する者たちを駆逐してしまい、その価値にあらためて気づいた後になってからそれを失ったこと嘆いても、手遅れになる。
生産性云々から来る価格偏重の果てには、国内産業の荒地が残るだけ・・・
それが怖くてしょうがないです。
安さばかり追求する風潮は私も嫌ですね。
だって、その裏には自分たちの賃金カット・過剰労働が隠れているんだもの。
なら消費者に高いものの良さということが簡単に解る物づくりをするしかない
安かろうでそこそこのものが売れるのって、殆どの消費者は高級服との差なんて殆ど分からないから、本人の自己満足以上の価値が作り出せないんだろうし、どんなに良い服に拘っても、他人からの評価は投資に見合うほど得られない
多くの人が投資と利益の釣り合いが取れてると感じるのがバリュー服なんだろう
このまま行くと金余ってる人か服マニアしか高級な服を買わなくなるのもしょうがない
数十年後に服の生産国が、「日本人は賃金安いから」と今のヴェトナムや
中国みたいな扱いになってたりするのかも
川久保さんが仰ることの内容には、大旨賛成ですし日本を代表するデザイナーである川久保さんが言ったことの意味は大きいと思います。
でも、正直、今の彼女、今のギャルソンでは説得力ないんですよね。
相変わらずの言葉遊びというか。
おいおい、今のあなたが言うなよというか。
今のギャルソンの、クォリティを下げてコストダウンしつつも、値段を下げない=しわ寄せを消費者に押しつける、という手法にはあきれてます(ヨージの根拠のない3割4割の値上げにもあきれましたが)。
最近「良い物」作ってないじゃん、というか。
で、二言目には、「川久保が納得できるような生地を織れる工場が無くなってきてる…」いや、責任転換だろと。
ビジネスですからあざといのは結構なんですが、あざとさだけ目について、真っ当な企業努力が見えないんですよね。
上の意見に同意。
正論だとは思いますけど、川久保女史の言葉としてはもやっとする。
そもそもだったら何故H&Mとコラボなんかしてるんだと。
日本のファストファッションブームの火付け役になったのはユニクロではなくギャルソンコラボをひっさげて上陸してきたH&Mだと思います。
あのブーム以降、消費者の「安い服=恥ずかしい」という意識が薄らいで漁夫の利を得たのがユニクロではないかと。
消費者が高い物の良さを分からないのじゃなくて
それだけのヴァリューを感じさせるファッションが現状では少ないのだと思います。
やっぱ川久保玲はアホだって事はみんな気づいてるんだね。安心した。
これだけファストフードが定着しても、人気の高級料理店が多数存在する。マックが安くてそれなりにおいしいコーヒーを作っても、ルノアールで静かにコーヒーを飲みたい人もたくさんいる。
高い安いの問題じゃなくて、それぞれ存在価値さえしっかり持っていればそれで成り立つわけで、お互いに干渉しないのが一番。川久保さんもこんなこと言わずに自分の服の魅力を語るのが一番。
自分なんかにしてみたらファストファッションなんかタダでもいらないし(雑巾ほどの価値しか見いだせない)、ギャルソンはダサい。だれが何と言おうとこれも価値観。
今のギャルソンが言っても説得力ないと思う。
値段は高いのにイマイチなんだよな。
デザインやシルエットなどは色々好みが
あるだろうけど、加工や生地がしょぼい
のは致命的。
ギャルソンオムなんかも今の半額で適正価格。
でもそれでも買わないかな。
お前が言うなと言いたい人も多いと思うんだけど、誰が言ったかは横に置いて考えると、正しいですね。
良質な服もどうせほとんどの人にはわからない、だからファストファッションで十分というのは合理的なんでしょうが。
朝永振一郎が科学は役に立つ立たないでやるものではないと書いていましたが、服に関しても同じだと思います。
どこが良いのかわからない、無駄に高い、そう思われても作りたい服を作る人たちが服飾文化には必要でしょうし、
ある程度の数、それを理解してあげる消費者もまた必要だと思います。
川久保玲の考え方は服飾文化が維持されるべきであるというのが前提ですので、
全員人民服でも着てれば、俺たちが服に気を使わなくても差別されないとでも考えてる某掲示板の人たちが、否定的なのは当然でしょう。
理解できる消費者はどう作られるのか?
自然に発生するならまあ心配ないでしょう
上で他の人も言っていますが
ジーンズ何百円などの安売りへの批判の話から
いい物は高いという価値観も残ってほしいという話への
持っていきかたは若干の問題のすり替えを感じますし、
そこからさらに一部分の「いい物は高い」という部分だけを
抜き出してピックアップしたのがこのサイトの記事という感じですね。
そして、その一部分だけを見て不毛な何の生産性もない
叩きあいや中傷などをしている某掲示板の人たち、と。
高い服が売れなくなっているのは大衆が見る目がないからとかでは無く、
ただ単にファストブランドのコストパフォーマンスに
高級ブランドが対抗できなくなっている、というだけの話な気がするんですが。
淘汰が起き、適者適存という展開になるのは
いつの時代のどんな革命でも一緒ですからね。
進化論を認めないキリスト教徒のようにですか
以下のような感想もちました。なんら生産性ありません。
1)
そのインタビューやこのBlogで「xxxが残ってほしい」とか「xxxが必要」といった価値観なりを主張することにたいして効果があるとは思えないです。
もちろんdaleさんのは個人のBlogですし、べつに具体的な効果を狙っているわけじゃないでしょうし、いいんじゃないかと思います。
それを読むとき、たとえば、「高齢の職人をたずねて匠の技が失われていくのをちょこっと嘆いてみせるTV番組」とか、そういうレベルのお話として感じてます。
別にその主張自体に反論する理由は特に思いつかないですけど、「だから何?だからどうしたいの?」「いや別に・・・」みたいな。
2)
川久保玲のほうは、道義的、法的に問題な生産調達をしているという指摘ならそれはそれでわかりますが、リンク先見るかぎりでは根拠もわかりませんので判断できませんね。
その価値観が気に入っていて世の中に必要と思うなら、そのやりかたで、ビジネスとしてちゃんと生き残ってみせてください。そんだけです。
金のある奴は高い服を買ってくれというお願い
プログ書くのも大変ですね。
本当に良い物を適切な価格で提供している会社は残ると思う。
今まで当たり前だと思っていたファッションブランドの
値段が実は適切ではなかったのでは?
バブル期や90年代なら分かるけど、
今はどんどん消費者が賢くなって
服の原価まで簡単にネットで調べられるようになった時代ですから。
今までは雑誌などでコントロールして買わせていた消費者の層が存在していたけど、
その層が少なくなりつつある。。
そんな気がします。
絵画のように一点モノを作れば
若しくはウォーホルにするか
文章はさ、記者が肝心なところを記事として拾いきれてないだけなのかもよ?
管理人のdaleさんや川久保さんの服飾文化・産業を大切にしたいということを伝えたい思いが理解できない、オタク系右翼2ちゃんねる住人のあまりに表面的な中傷にさらさられてdaleさん大変ですね。
究極はオーダーのメイドでしょうか
NO MORE コムデギャルソン
こうも否定的な言葉が出ると思いませんでした
僕は作る方なのでなんとかしないといけませんね
街で同じ洋服着てる奴に会った時の恥ずかしさがトラウマで、
もうユニクロのアウターなんて着れない・・・
洋服好きの一消費者の立場で言えば、
他の人間がファストファッションに飛びついてくれれば
差別化をしやすくて助かるんだけどね。
生産力が上がって大量生産できるようになれば、安くなるというのはわかります。
しかし、それでもこの値段は異常だということでは?
牛肉だって100グラム10円で売ってたとしたら、おかしいと疑うものでしょう。
それと同じで、ジーンズが数百円というのはおかしいと思うということ。
クオリティを考えれば仕入れ値でこの値段でも怪しいのに、それが売値だとしたらもっと怪しい。
どこかで泣いている人(東南アジアで作っている人が、二束三文で作らされてるのかも)がいると思うのは、おかしいことではないと思いますよ。
こんな感じ?
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090126dde041020013000c.html
ビームス:人気ブランドの影…中国人研修生、蟹工船 違法低賃金で愛媛の縫製工場処分 2009/01/26
パンかじりながら明け方までミシン
東京・原宿などを中心に国内外に約95店舗を展開する人気ブティック「ビームス」(設楽洋社長、東京)の洋服を作っている愛媛県内の縫製工場が、
外国人研修生・実習生として働いていた複数の中国人女性に違法な低賃金労働をさせていたとして昨年、処分を受けた。
工場の経営者や帰国した研修生らに話を聞くと、年末年始もなく明け方まで過酷な労働を強いられる「平成の蟹工船」の実態が見えてきた。【後藤直義】
縫製工場の経営者によると、工場は00年ごろ、大阪市の業者を通して同社の洋服づくりを委託された。
しかし、慢性的な人手不足で、05年から外国人研修・技能実習制度を使い中国人女性9人を採用。
少なくとも年間数千着という同社を含む、複数の若者向け人気ブランドの洋服づくりを続けた。
アパレル業界では売れ筋の商品を「生もの」と呼び、1週間など短納期で商品を発注する。
中国人女性について「ベテランの日本人よりずっといい働きだった」と話す経営者も納期を守るため、
繁忙期には彼女たちと一緒になって月200時間を超える残業をこなした。
「インスタントラーメンやパンを食べながら、明け方までミシンを掛けた」。
任新艶さん(26)は中国・青島から05年10月に来日し、この工場で働いた。
残業代は時給200~480円で、大みそかや正月も仕事に明け暮れた。
既に帰国しているが、日本に滞在中の2年半で体重が10キロ減り、3回も入退院を繰り返した。
工場経営者は昨年6月、八幡浜労基署から労基法違反(賃金未払い)に当たるとして、中国人女性ら9人に約800万円の未払い賃金を支払うよう勧告を受けた。
その後、高松入管からも研修生らの受け入れ停止を命じられ、生産がストップ。
現在も働き手のいない状況は続いており、経営者は「給料は安く、日本人の若者は来ない。
私も今までこの仕事一本だったので、他に仕事もないし……」と話す。
そしてマルクスが?
ファストファッションをメインで使用するのはコミュニケーションにファッションを利用してるだけで、積極的にファッションに興味がある訳ではない層だろうからしょうがないのでは
保護すべき職人を擁するような、本当に好きな人が買うブランドはファストファッションが流行ったからって顧客は鞍替えすることないだろうし
割を食うのはなんとなく安牌を選ぶ客を囲ってたセレオリやマルイやプレイコムデギャルソンとかじゃないですかね
割を食うのは嫌でしょう
ファストブランドのコストパフォーマンスが高いのは確かです。
でもだからといってあまりにファストブランドが台頭しすぎると、
コレクションブランドもマーケティングを重視せざるを得ない状況になってしまい
没個性や技術が向上しないなどの問題が生まれてしまう気がします。
そこそこのコスパでは勝負にならないのでしょうかねぇ
そういえば外国人研修生の問題はほかの業界でも多々あったような・・・
ビームスのせれ織りで
原価安すぎるせいで(納期きつすぎるせいで?)
給料上げられなくて
日本人の若者がこないのが
標準的な事業者の標準的な結果だとしたら
少なくとも今のやりかたでやるかぎり、セレオリでもすでに日本で作るの無理な値段なんじゃ?
と思わなくもないですけど
そうなんですかね
どんな原価率でどのくらい中間業者がとってるのか・・・
スウェットショップが国内にある事を初めて知りました。
もはやセレオリの存在意義が薄れてきているからな。中途半端な価格・品質ならファストで十分みたいな。不必要なコラボとか逆にいらん。
セレクトショップは原点回帰で、良質なインポートとドメに特化すべき。
服にかけられるお金が少ししかない人が、
1本数百円のジーンズのおかげでブルーとブラックとワンウォッシュとか何とか、
その日のトップスや予定によってジーンズを履きわける喜びを知ったら、
それはファッションの裾野が広がったといえないのかな。
1本数百円のジーンズ買う人はそんなこと求めてないのかしら。
借金してでも買うぐらいにならないと
喜んでもらえないのでは
最近、今の流れに対して悲鳴を上げている人は駄目なんだなぁと感じることが多いです。
>最近、今の流れに対して悲鳴を上げている人は駄目
ネット右翼の人たちのことですね。私もそう思います。