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Nicky 2010年 05月号 [雑誌]
竹書房 2010-04-01 |
海外ではファッションショーのフロントローに招待されるブロガーが登場したり、ラコステが「ラコステ×ブロガー プロジェクト」なる
ポロシャツを制作したり、何かと話題のファッションブロガーたち。
メディアも東京カワイイTVが取り上げ、FNが4月号で特集を組み、
最近だと、Jille5月号で「おしゃれブログがおもしろいっ♪」とやっているのですが、中でも盛り上がっているクラスターがギャルです。
GRP(ギャル・リサーチ・プレス)によると、約80%のギャルがブログをやっており、今はおしゃれとブログを同時進行で始めるギャルが増えているそうですが、そんなギャルたちに向けて、『NICKY』というファッション誌が創刊されました。Blog→ブログ→日記→にっき→ニッキー→Nickyです。
内容は、「カリスマブロガーになれる25の方法」「ウチらの流行ひろば」「てんちむ&あぴたんのLet’sシェアまわし」など、ブログのサクセス論、恋愛、ファッション、トレンド、着回し、スナップと雑多な印象で、agehaと誌面作りが似ているなぁと。agehaがキャバ嬢が発信するリアル情報なら、NICKYはブロガーが発信するリアル情報という感じでしょうか。ギャルブログ界のカリスマてんちむさんメインに、たくさんのギャルブロガーがファッションやブログを語っております。
本誌を読めば、ギャルとブログ文化がよくわかります。ブログはアメーバとクルーズが二強、コメント欄は友達との連絡ツール、顔出し&個人情報は晒してなんぼ、写メマジックのやり方(ここを読めば男性も騙されなくなりますよ 笑)とか、新しい文化が生まれているんだなぁと。従来のファッションブログ(例:Elastic)と比べると、あまりにも違いすぎて、軽くカルチャーショックを受けましたよ(笑)
「ブログはみんなと作るアルバム。写メも大事」
「友達とのプリクラはじゃんじゃんのせる」
「彼氏ネタはとことんノロケてみんなを幸せ気分に」
これは人気ブログになるための指南です。一部を抜粋しました。
これを読んで、ギャルにとってブログはプリ帳の延長なのだなぁと思ったり。彼氏とのキス写メを載せているのには言葉を失いましたけど。
他に「イケメン天下一美男大会」なるイケメンブロガーの人気投票のページもあったりしたのですが、ギャル界隈のブログ文化では、いかに自分を曝け出すか。いかに目立つか。それが勝負となっております。それだけに、当然、誹謗中傷がブロガーの悩みの種なわけですが、それさえ、「闇(病み)」としてネタにしているポジティブ精神が半端じゃないなと(笑)
2007年に「次世代のファッションリーダーはスナップサイトから生まれるかもしれない」ということを私は書きました。ファッションの民主化が進み、より身近な存在がファッションリーダーになっていくのではないかという主旨です。日本でもスナップサイトが増えましたが、別の場所ではギャルブログの土壌も形成されており、日に10万、20万PVを誇るギャルブロガーも誕生しております。中でも本誌のメインに据えられたてんちむさんは日に500万PVと桁が違うわけですが、ギャル雑誌やギャル界隈で着実に有名になってきており、益若つばささんやももえりの後を継ぐ、次世代のギャルのカリスマになっていきそうな感じ。てんちむさんはブログを始める前から有名でしたが、いち個人のブログから、読モになったり、カリスマ店員になったり、ファッションリーダーが生まれたり。いよいよ、そんな時代が来るのかな?と感じさせられた『NICKY』創刊号でした。
![Nicky 2010年 05月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B003D7CHGM.09.MZZZZZZZ.jpg)
コメント
コメント一覧 (3件)
冷めた見方ですが、ブログやクチコミをビジネスに利用した戦略もそろそろ攻勢終末点かなと思います。少なくとも新鮮味はないですし。
ファッション誌のノウハウがないから人気読者モデルあつめときゃいいやろーみたいな感じなのかなと。まあだからこそ新しいものが生まれる可能性もありますが。
スターになる一つの方法が増えたのかなあとは思います。
とりあえず、めくるめくギャルワールドはおいといて・・・、
スナップサイトって全て知らないですけど、ファッション誌のマネゴトみたいな作りのがほとんどだと思います。
なにかしら雑誌ではできないようなネットメディアならではの工夫(過酷やけど投票とか)がないと面白くないしファッション誌と並ぶかそれ以上のはなかなかできないのでは?と今、なんとなく、思いました。
しかしここのブログのコーディネート企画のリアクションは恐ろしいです、笑。
今調べてみたら、ヤフーファッションで雑誌やネットショップ、コレクション会場などとコラボしたスナップで投票企画、当然のようにやってますね、笑。
でもなにかしらでテーマを絞らないとなかなか細部まで比べられない気もします。。ここに書いてもしょうがないですが、笑。
流行や楽しいこと面白いことを彼女たちの中のリアルで作り上げるギャルの皆さんの溢れるバイタリティには感服します。
「ウチラの云々!」ってノリが村社会っぽいけれど、村にしてはギャルの総人口は全国津々浦々かなり多いと思いますし。
ある種、時代を象徴している存在だと思います。
ちょっと無視できないですね(笑)