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Free&Easy編集長の散財記録『MY RUGGED 211』

MY RUGGED 211 MY RUGGED 211
小野里 稔

イーストコミュニケーションズ 2010-09
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何故ラギッドなファッションを選んだか?をここに記しておく。
男としてデリケートで繊細なのは苦手なことと、ファッションや
お洒落に繊細な優男には見られたくないというのが、その理由だ。
そこの根底には、必要以上に巨大化し続けた従来型のファッション
ビジネスに対する嫌悪もあった。


 ラギッド一筋40年というFree&Easy編集長小野里稔氏のマスターピースが
計211アイテム紹介されております。『ソニアのショッピングマニュアル』や『パーソナルエフェクツ』と似たような本です。Free&Easyで紹介されたアイテムが多いので、Free&Easy読者はただの焼き直し
にしか感じないと思いますが、それ以外の人だと結構楽しめる一冊だと思います。
ただ、お値段が3,800円もするんですけどね。ソニア本が100アイテム1,800円です。
ソニア本の2冊分のボリュームがありますので、約4,000円も仕方がない?
のかもしれませんが、ラギッドによほどの興味がないと買おうと思いませんし、
ラギッドに興味がある人はFree&Easyを読み込んでいるという(笑)





 ソニア本みたいに明確な切り口で体型的にアイテムがセレクトされて
いたらまだ人に勧めやすいのですが、小野里稔氏個人の趣味趣向で
まとめられ偏っていますので(Tシャツや70年代クラフトレザーが一切出てこなかったり)、
価値観や好みが違うとまったく楽しめない危険性もありますし、
本書を読んでラギッドの世界観を俯瞰することも難しいでしょう。
登場するアイテムは、マルジェラ、ポールハーデン、RRL、ナイジェルケーボン、
ヴィンテージ(主に米軍)、オールデン等々。紹介されているアイテムの半分くらいがRRLで、
ブーツコーナーはホワイツとウエスコの連発です(笑)なので、
ミリタリー寄りの重厚感溢れる無骨アイテムが好きな方ははまると思います。
マルジェラ、ハーデン、フランクリーダーもヴィンテージというか、
ラギッド寄りですが、ユーロワークは本書の守備範囲から若干ズレますので、
そっち系が好きな人は期待外れに感じる可能性もあります。


USCGの40.jpg



 これは今年流行りのチノパン。小野里稔氏が選んだのはUSCGの40年代のモデルです。
画像を見ての通り、写真に加え、スペック、背景、入手の過程(難易度)、
使用した感想なども書いてあります。読みますと、M-41のチノパンは映画『大脱走』で
マックイーンがはいことでも知られているように、一番メジャーなチノパンである。
だが、しかし、サイズ感としてはUSCG(米国沿岸警備隊)の方が私は好きだ!と力説しております。
これはポケットが両玉ブチ仕様の上官バージョンと、私物自慢のような
表現も度々本書から登場します。単に、私が羨ましいなと穿った読み方を
しているからだと思いますが、それくらい素晴らしいアイテムが次々と登場するので、またヴィンテージが欲しくなってきたのでありました(笑)ラギッドな世界を覗いてみたい人は読んでみてください。





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