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男のお洒落の方程式 たかが見た目で損をしない 森岡 弘 講談社 2011-05-31 |
最近、レディスではスタイリストの書くファッション指南本が数多く出ていますが、メンズもぼちぼち出てきていますね。本書もその中の1冊です。著者はファッションディレクター&スタイリストとして活躍している森岡弘氏。内容は30代以上のファッションにあまり興味のない人たちに送るファッション自己啓発書という位置付け。お洒落のヒントが多数紹介されており触発されると思いますので、ファッションビギナーは読んでみると面白いかもしれません。
例えばスーツのサイズ選びについて。指南本の多くは「ジャストサイズで選べ」と
書いてありますが、その「ジャストサイズ」って何?と我々は思いますよね。
本書ではこう説明してあります。
極端な言い方をすれば、「男のスーツは女性の補正下着と同じ」効果を
狙ったアイテム。身体にフィットすることを前提に作られています。
「スーツは男の補正下着」と考えれば、他人の目には端正に
映るスーツが、本人にとって「着心地がいい」ものであるはずがない。
つまり、スーツがジャストサイズであることと、「着心地のよさ」は、
必ずしも一致しません。まずはこの事実を、スーツ選びの
大前提として認識する必要があるのです。
世の男性のスーツ選びは総じてサイズが大きいので小さめのスーツを選ぶべし!
と多くの指南本では書かれておりますが、「スーツは男の補正下着なのだ!
着心地がいいはずがない!」とストレートに痩せ我慢を
強いるところが新しいなと(笑)でもその通りだと思います。
着心地を求めるならオーダーで仕立てるか、
既成スーツが似合うよう体型を整えるしかないでしょう。
「ジャケットは肩で着る」。これも指南本に書いてある定番ネタです。
それについてはこのようなアドバイスが。
僕自身は「極端に小さな肩のジャケットは、日本人には似合わないのではないか」と
考えています。むしろ多少は実際の肩幅よりも張り出しているもののほうが、
対比によって顔が小さく見えるため、日本人の体型に合っている。
ラペルも同様で、小さすぎるものよりは、ある程度の大きさが欲しい。
現在はベーシックな大きさの8.5cm前後が主流になっていますが、
僕自身がジャケットを選ぶ際は、これよりも少しファッション性の高い
約1~2cm幅広のラペルを選ぶことが多いです。
トレンドの影響でジャケットがどんどんコンパクトになっておりますが、
スタイルがよくないと小さい肩に狭いラペルは顔が大きく見えるだけだと思います。
ただ、10cmを越えるようなワイドラペルも難しいので
8~9cmを目安に選ぶのが無難ではないでしょうか。
本書はONのスーツスタイルだけではなくOFFのカジュアルスタイルに
ついての提案もしています。
カジュアル上手になるためには、核となるアイテムを持つことが手っ取り早い。
僕からの提案は2つです。「休日のジャケット」と「白のパンツ」。
このふたつを買うだけで、あなたのカジュアルスタイルは劇的に変化します。
ジャケットにもパンツにも馴染みがない男性なんて、
いませんよね。大切なのは「着慣れたアイテムにほんの少し変化をつける」こと。
ジャケットは流行りのジャージ素材を勧めていますが、
パンツがよりにもよって白ですか!?(驚)
最初は「白」に抵抗があるかもしれませんが、弱気にオフホワイト
なんぞを選んではいけません。潔い「純白」だからこそ、
はくだけで「いつもの組み合わせ」が一気に洗練されるのです。
しかも逃げ場のない純白!白のパンツなんて着慣れていませんし、
純白なんてほんの少しの変化どころか劇的な変化ですよ(笑)
着慣れているのは紺のジャケットに濃いグレーのスラックスだと思うので、
まずはライトグレーパンツから揃えるのが王道だと私は思いますが、
潔く純白のパンツに紺のジャージジャケットでイタリアオヤジを
気取るのが森岡流のようです。
他にも「大人の男こそパステルカラーを身につけよ!」
「次なるテップのデニムとアンサンブルニット」「休日の足元には、タッセルローファーが必須アイテム」など、
カジュアル編は森岡節が炸裂しております。本書の総ページ数は143ページで
カジュアル編は約40ページ。分量が少なく手軽に読めるので
興味のある人は読んでみてください。

コメント
コメント一覧 (4件)
純白のパンツは如何に汚さずきれいな状態で履くかが難しいですよね。
私は白のパンツは一枚も持っていません。
数回の着用で汚れて履けなくなりそうで・・・・。
jkとパンツの前に靴と鞄に核を置いた方が
普通の格好が格上げされるんですけどね・・・・
休日のパンツなら、ドレス寄りスラックスタイプのデニムがいいのでは?
上なら紺ブレ~各種ジャケット、シャツ~ポロシャツ~カットソー何でもOK
靴も表革~スエードの革靴からスニーカーまで何でも行けるでしょ。
※ファッションヴィクテムの厳しい判定は抜きね。
全部サイズ感が大事だけど。
無理だろう。平面パターンの吊るしの背広とクチュリエの手になる立体スーツしかも稀。と比べてどうこう云ってるだけなんだから。
こんぶれとかありえねえし。洒落た見た目に煩いのは素人だよ。今年もセールでアパレル業界の失敗作をゲットするだろう。それならファッションヴィクティムじゃない。