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男の傑作品 リフォーム大全集 完全保存版 (ビッグマンスペシャル) なし 世界文化社 2011-08-06 |
お洒落な人とそうではない人の違いはサイズへのこだわり、いわゆる「お直し」にあると思っています。既成服なので体に合わないのは当たり前。そこからどれだけこだわれるかです。
本書『リフォーム大全集』はジャケパンスタイルのお直しにもかなりページを割いているので、リフォームに興味のない人も「リフォーム基本の「き」」は読んでおくとよいかと思います。「首が抜けがちなら襟ぐりのカーブを縮める」「胴周りはうっすらシワが寄る程度までシェイプさせるのが旬!」「袖丈を3cm以上詰めるなら肘からのライン取りも要調整!」など、お直しにもトレンドやバランスの取り方があるということがわかるかと思うので。
よく言われる「ジャケットは肩で合わせる」というのもそれだけ肩の構造が複雑でお直しにお金がかかるからという理由があり、「パンツはヒップで選べ」もそうですが、フィッティングはお直し前提で考えるとよりジャケパンの肝であるサイジングというのがわかってくるので、
お直しの知識も大切なんですよね。
本書には業界人が実際に服をリフォームに出しBEFORE⇒AFTERで紹介しているのも参考になります。チェスト6cm、ウエスト8cm詰めてまでイタリアのシャツが着たいの?ブルックスブラザーズのBDシャツに1万円以上出してタイトフィットにリフォームするならスリムラインを買えばいいのでは?など、いろいろと突っ込みたくなる点も多いのですが、リフォームのアイデア集として私は楽しめました。

特にこのバブアーのオイルドコートをバッグにしてしまったリフォームには痺れました。
2万6250円でできるようです。これはやってみたいですね~。
本書を読むとリフォームの値段の高さを再認識し、それだったら新しい
服を買った方が良いという結論に達する人も多いかと思います。
クローゼットを回す(トレンドから外れた服を売って次々と新しい服を買う)ことに重点を置いていると、お直しに出せない(リセールで買い叩かれる)という問題もあるのかもしれませんが、たまにはリフォームで工夫するのも楽しいのではないでしょうか。今期だったら、シャツにトリコロールのテープを貼ってみたり、ピーコートにレザーのトリミングを加えてみたり、ニットやジャケットにエルボーパッチをつけてみたり。新しく服を買わなくてもリフォームで今の気分って出せるんですよね。そしてそういう服には愛着もわくので是非オススメしたいです。

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