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『Fashion Biogger Guide』をネタに日本でファッションブロガーが育たない理由を考える

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 ダイアプレスから世界のファッションブロガーをフィーチャーした
『Fashion Blogger Guide』が発売。ブロガーオブザイヤーを受賞したルミ・ニーリー、
中国で活躍する日本人TOKYO PANDA、日本発のファッション系キュレ―ションメディア
「ULTRA BLOGGERS」等が取り上げられており、
世界のファッションブロガー100名のURLもまとめられております。



 内容はブロガーのコーディネートやインタビューからオシャレの
テクニックを学ぼうというもので、女性誌の読モコーナーやスナップ系のムックに近い感じ。男性のファッションブロガーはほとんど出てこず女性向けです。


 読めば読むほど日本のファッションブロガー(読モ系)との差を
感じずにはいられないのですが、なぜ海外のような
ファッションブロガーが少ないのか。
皆さんも疑問に思ったことはありませんか?
そのあたりの考察で興味深い記事がありますので紹介したいと思います。




■日本でファッションブロガーが育たないのは


・なぜ日本ではファッションブロガーが育たないのか?前編「読モブログ=ファッションブログなのか」

http://in-fashion.biz/social-media/957/


・なぜ日本ではファッションブロガーが育たないのか?後編「ファッションブロガー輩出のために出来ること」

http://in-fashion.biz/social-media/1506/


 日本では「読モブログ=ファッションブログ」という位置付け。
ファッションブログと読モブログはスタンスが根本的に異なり、
日本のファッションブロガーの多くはセルフブランディング(世界観・個性)が
抜けているという指摘です。上記の記事はキューレーションメディアとしての
切り口から書かれているので、私はブロガーとしての視点から
ぶち当たるであろう壁について触れたいと思います。


 私は黎明期からそれなりにファッションブログを見てきていますけど、
ほとんどのファッション系ブログはモノ系(コスメ系)と
ハウツー系(モテ・ダイエット・脱オタ)で占められておりました。
いかに個を消すか。特定されないか。そこからスタートしているので
セルフブランディングが抜けるのは当然なんですよね。


 そうなった理由の一つとして考えられるのは、懐かしのネットスラングを
使えば「ネガティブアクセス剛掌波」が飛んでくるからです(笑)
当時は今みたいにファッション系サイトが多くはなかったので、
2chのファッション板の影響力が強く、ブログが晒されては
閉鎖していくという事が多かったのですね(誹謗中傷される)。
セルフブランディングがしっかりしている人ほど単独スレが立つ傾向にあり、
それに耐えられる人は少なかったのです。出る杭は全力で叩かれるので、
ブログを続けるには叩かれる箇所、その多くは個に関することを消す必要があったのです。



 今はファッションブログの数が増え、ファッション系サイトや
ソーシャルメディアの増加、2chの大規模規制などの影響で
ブログが閉鎖に追い込まれるようなことはほとんどなくなりましたので、
そろそろセルフブランディングのしっかりとしたファッションブロガーが
台頭してもいい頃なのですが、一向にその気配はなく、
最近勢いを感じるのはNAVERのまとめです。



 NAVERまとめで「
ファッション
」と打ち込めば約4,000弱のまとめが作成されていることがわかりますが、
タイトルを見ると「男ウケの悪い女性の残念ファッションまとめ」という
ライフハック系(ハウツー系)や「できる30代 大人の男が持つべき上質な
財布まとめ」のようなモノ系、加えてスナップやコレクション画像の
まとめが大半です。要するにモノ系とハウツー系がほとんどであり、
ファッションブログ黎明期から変わっていないという・・・。



 いちからファッションブログを立ち上げ、ファッションという
ジャンルで自己発信をする。これが続くには人からの評価、
アクセス数やコメントが励みになります。いくらコンテンツが
素晴らしくてもなかなかアクセス数は増えずコメントももらえない。
長期間の辛抱が必要です(開設一ヶ月のそうアクセス数はせいぜい1,000~3000くらい?)。
その一方で、手軽に更新できるNAVERまとめの記事がはてなブックマークや
ツイッターのTLに次々とあがってくる現実(まとめ1つで軽く1,000を越える)。
これを見れば「良質なファッションに関するコンテンツが欲しい
読み手は少ないのかな」とやる気がなくなるのは仕方がなく、
読モブロガーのように知名度の影響で最初からアクセス数があったり、
半分仕事感覚でもない限りブログの更新が続かない、
もしくはブログを始めようと思う人が少ないというのが
現状なのではないでしょうか。


■それでもファッションブロガーを目指したい人は


 『Fashion Biogger Guide』では次の3つを勧めていました。




1 Style Blogger


ブログの主流がこちら。自分のコーディネートをアップするStyle Blogger。
フォロワーを増やすコツは、着こなしのポイントや服の
クレジットをていねいに解説すること。


 スタイルというより日本だとファッション誌フォロワー(○○系で括れる)が多いのですが、
この分野だとプチレディブログのまつゆうさんが有名でしょうか。
『Fashion Biogger Guide』を読んで思ったのは、
日本のブロガーは顔芸やポージングが物足りないですね。
まつゆうさんにはあひる口という顔芸があるように、
そういうので突き抜けるノリも大切かと思います。
羞恥心は捨て去りましょう(笑)



2 Party Blogger


毎夜繰り広げられるファッションイベントに出席して、
その様子を紹介するのがParty Blogger。華やかな
イベントの様子をレポートして読者を楽しませましょう。


 日本だとTOKYO DANDYのお二人が有名ですね。このParty Bloggerは
競争相手が少なく、パーティー、展示会、イベントなどの情報が
欲しい読み手はたくさんいるかと思いますので、結構早い段階で
メジャーになれるかと思います。人脈勝負な点もあるとは思いますが、
まずはMARNI at H&M(3月10日)の祭りのレポートから始めてみては?



3 Snap Blogger


街を行く人々のファッショナブルなスタイルの写真を
アップするのがSnap Blogger。海外のコレクション会場周辺には
Snap Bloggerがいっぱい。


 これは競争相手が多く、よほど写真のセンスかスキルが高くないと
有名になるのは無理でしょう。すでに飽和状態です。
日本だとSTYLE from TOKYOのシトウレイさんが有名ですね。
いっそのこと写真ではなくイラストで勝負した方が
まだ日の目を見る可能性は高いと思います。




 上記の3つにこだわらなくても、ファッション批評、書評、
海外記事の紹介など人気コンテンツを作ることは可能であり、
もちろん有名になることだけが全てではありませんので
皆さんもファッションブログにチャレンジしてみませんか?


 いつの日か「今期の有望なファッションブロガー10選」と
このブログで取り上げることが可能なくらい、
ファッションブログが盛り上がることを願っております。
そんな日は来ないと思いますけど・・・(笑)





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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (6件)

  • 同感です。
    日本人の場合ネットで誹謗中傷する人が多過ぎますからね。
    海外だとそれなりであれば褒めるのが普通みたいな所がありますが、日本の場合どう考えても美男美女でオシャレであっても褒められないでしょうからね。

  • なかなか頷ける考察でしたが堂々とファッションで唯我独尊を貫ける人がブログを開設していないだけってのもあるでしょうね。
    素朴な疑問なんですがファッションブログによくある第三者目線は誰が撮影してるんでしょうね。

  • ファッションブロガーさん、日本では育ってないんですね・・・
    ここぐらい??w
    ちなみに私のブログですか?子供のままですwww
    素敵なファッションブロガーさんはたくさんいらっしゃるとはおもうんですけど、雑誌に派手に載らないだけなところもあると思います。
    2ちゃんねるファ版の影響はあまりあるとは思わないです、私が全然読んでいないだけかもですが。ほんまのファッション好きなら自分の感性で判断しそう。

  • ある水準以上のファッションブロガーは、やはり“ビジネス”としてやっている方が多いような気がします。日本では職業の一つとしてファッションブロガーを捉えている方が少ないんじゃないでしょうか。

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