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STUFF (スタッフ) (エイムック 2421) 5POCKETS エイ出版社 2012-06-28 |
『Personal Effects』、
『BAPEARCHIVES BY NIGO』、
そして『ODDS and ENDS 倉石一樹のアディクト・アイテム100 (P-Vine Books)』。
クリエイターの私物アイテム(マスターピース)を紹介する書籍が裏原界隈から次々と出ておりますが、
それらに負けじと業界人の私物を紹介しているのがアメカジ系のファッションを愛する業界人たちです。
具体的にはエイ出版社。
本書『Stuff』は、Lightning(現編集長・前編集長)、2nd、club HARLEY、CLUTCHの編集長5人の私物だけで作られた一冊。
一人あたり約100アイテム、それもアイテムごとにエピソードを添えて紹介しており、
真面目に読めばそのボリュームに圧倒されます。さすが物量に定評のあるエイ出版社のムックです(笑)
一人一冊本が作れるところをあえて一冊にまとめてある感じです。
自分たちの私物で一冊。最初は考えただけでも恥ずかしい企画だと思った。
しかし、我々のコレクションはほとんどが誌面に通じるものばかり。
誌面づくりの原点である。取材先で手に入れたもの、撮影時に惚れ込んでしまったもの、
1つ1つのものに、たとえそれが主観的であっても解説がつけられるのは、
雑誌編集という仕事に携わってきた中で身に付けた力だと思っている。
Lightning編集長は誌面同様A-2ばかり紹介していますし、2nd編集長は最近誌面で
取り扱いを始めたイタリアのブランドがコレクションにも混ざっており、
CLUTCH編集長は守備範囲が広い(靴ネタが多い)と確かに誌面に通じる感じ。
大枠ではアメカジという同じジャンルでも人が変わればコレクションも変わる
ものだなと当たり前ながら読んでいて思いました(ただ、女性が読めばおそらく全員同じセンスと判定する気も 笑)。
タイプの違う5人の編集長の個性を比べるのもいいですが、
共通点を探しながら読むのも面白いかと思います。レッドウィングはアイリッシュセッター、
デニムジャケットはリーバイスのセカンド、A-2は台襟付き。同じブランド、
同じアイテムでも惹かれるモデルは被ってくる。
出てくるハイブランドもRRL、マルジェラ、フランクリーダーが多く、
古着(アメカジ)と相性が良さそうなジュンヤワタナベマン
(オーセンティックなアメカジブランドとよくコラボしている)は出てこない。
だからなんだという話ですけど、アメカジという枠で揃えていてもそこには
きちんとした取捨選択の線引きがあり、それが各自の価値観やセンスとなって現れる。
私物コレクションの披露はそれが見えるから面白いなと思います。

コメント
コメント一覧 (2件)
My Rugged 211って本を読んだことがあります。価格はこちらの方が良心的ですね。
>My Rugged 211
F&E編集長の本ですね。こちらは高すぎるので
なおさら良心的プライスに感じますね(汗)