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WWD FOR JAPAN ALL ABOUT2009 S/S
INFASパブリケーションズ 2009-02-28 |
WWD FOR JAPAN MEN’S 2009S/Sのレディース版がこちら。ファッションニュースのダイジェスト、特集、レディースのコレクション評とトレンド総括という内容です。レディース以外も載っているので、男性も普通に読むことができるのですが、今回は表紙にあるように「ファッション30年史」の特集が面白いですよ。
WWDは1979年4月16日に創刊し、2008年11月10日に1500号を達成。そして2009年に30周年を迎えたわけですが、その1500号のスペシャルダイジェストを膨らませた内容になっています。30年分のアーカイブを紐解きながら20の謎に迫っていたり、業界関係者が30年間で興味深かった出来事を語っていたり、デザイナーの名言を集めて紹介していたり。
表紙に「永久保存版」とあるように、ファッション好きなら買っておくといいのではないでしょうか。昨年の雑誌特集にも「完全保存版」と書いてありましたけど(笑)
一部内容を紹介すると、20の謎には「山本耀司と川久保玲、どっちが先にパリデビュー?」「ベルナール・アルノー(現LVMH社長)に天才と言わしめたデザイナーとは?」「LVMHの買収の手から逃れることに成功したドメニコ・デ・ソーレとトム・フォードは、なぜグッチを去らなければならなくなったのか?」などが載っております。答えが知りたい人は本誌でどうぞ。
「あなたにとって、この30年間で印象に残っているファッション業界の出来事はなんですか?」のページでは、イブサンローランの死、ヴィトン×村上隆、マルジェラ関連がよく挙げられていましたが、私はヤマンバギャル、エアマックス狩り、ナンバーナインのグランジデニムのプレ値ぶりが印象に残っています(笑)ヤマンバは消えつつあり、エアマックスのオリジナルは加水分解でもはやほとんど存在せず、ナインはブランドを閉鎖するようですが。
デザイナーの名言のページでは、川久保玲、山本耀司、カルバン・クライン、イヴ・サンローラン、ラルフ・ローレン、ジョルジオ・アルマーニの7名が登場。「会社をデザインする会社ですから、デザイナーが社長でなければダメです。数字に強くても、会社をクリエーションできなければダメです(川久保玲)」「私はずっと牧場から仕事場に通うのを夢見ていた。だから洋服のデザインはいつもこんな風になってしまう(ラルフ・ローレン)」「アングロサクソンに美学を独り占めさせておくことはない。ひとつ喧嘩を売ってやろうかと(山本耀司)」
どれもそのデザイナーをよく表す名言ばかり収録されております。ここは必見でしょう。
WWDを読んでもオシャレにはなれないといいますか、業界紙なので、ちょっと普通のファッション誌とはベクトルが違うのですが、読みやすくキャッチーに書いてありますし、情報も濃いので、たまにはこういうのに目を通すのもいいのではないでしょうか。

コメント
コメント一覧 (2件)
私もWWDを読んでもダイレクトにオシャレにはなれないと思いますが、ファッションのブログを書いていると気になります、笑。
もう買うまいと思ってましたが30年史、面白そうなのでチェックしてみます、笑。
いつになったら調香師がファッションとしてのスポットを浴びるのだろう…
まぁ洋服よりも遥かに繊細な世界…ニュアンスの世界だからな~科学的だしね~