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日本の服の魅力に触れるその2「アメカジ編」

 眼鏡は鯖江に限る!ジーンズは児島、靴は、カットソーは・・・と部分的に
日本製にこだわるのならついでに日本製で全身揃えてしまえばいいのに!
というわけで、日本のブランドに目を向けよう企画の第2弾です。
前回
和風かぶれのような格好で、こんなのはリアルクローズとしてあまり参考にならない
という方もたくさんいらっしゃったかと思います。


 なので今回のテーマはアメカジです。日本人の作るアメカジ、例えば、
エンジニアードガーメンツやポストオーバーオールズのようなブランドは
世界的にも高い評価を得ておりますが、有名どころではなくても、
このアメカジ大国日本には良いブランドがたくさんありますので
探しがいがあるというものです。季節的に、アメカジなのでTシャツ+αの
ありきたりな格好になるわけですが、そこはご了承くださいませ。
ついでになぜ秋ではなく夏の格好?と突っ込みたくなるかと思いますが、
そこもご了承くださいませ。一身上の都合であります(笑)




■休日に図書館に行くアラサーという設定で


アメカジ夏.jpg


夏はラフな格好に限る。涼しい。



Tシャツ:NEEDLES

パンツ:AAA

サンダル:LEFT HAND

腕時計:Seiko5

ドキュメントケース:Hender Scheme

ジャケット:Hyperion



 Tシャツ、軍パン、サンダルというアメカジの定番スタイルです。
パンツを腰で落として穿いてもサンダルの底が厚いので短足感が緩和されております。
アメカジのアクセはインディアンジュエリーかミリタリーウォッチが定番ですが、
「チビミリ(小型のミリタリー時計+ナイロンベルト)」が人気みたいなので意識してつけてみました。
そしてアクセントにクラッチバッグ(ドキュメントケース)。
これも最近若い男性に人気が出てきたアイテムですね。
夏っぽく爽やかな色目を選んでみました。暑いときはうちわにも早変わり!
ネタアイテムですが、携帯、財布、タオル、図書館でコピーした資料、
本一冊程度なら入るので意外と重宝します。ジャケットは裏地が夏っぽい柄物。
白と紺の花柄なので裏返して持つとアクセントに。



■NEEDLES Color Scheme Tee


ニードルス.jpg

左袖はグレーの杢。みんな大好き霜降り


 ニードルスはネペンテスの創立者である清水慶三氏がデザインを手掛けるブランド。
ネペンテスはセレクトショップの老舗で、ここからナインバーナインやエンジニアードガーメンツが
世界に羽ばたいていきました。日本的なアメカジを世界に知らしめたショップと言えるのかもしれません。
ニードルスもいわゆるアメカジのブランドですが、「和」のアプローチもありまして、
最近だと奄美染めのTシャツを出しておりました。


 このTシャツはアメカジ定番のポケT。デザインもこれまたアメカジ必殺のクレイジーパターンです。
前身頃、後ろ身頃、左袖、右袖、ポケット、襟ぐりとすべての生地が異なる凝りようで、
同系色でまとめているので遠目には黒っぽいTシャツにしか見えないのがポイント。
インナーとしても一枚で着るのにも使えるTシャツです。
作りの方もフリーダムスリーブにタコバインダーとヴィンテージ方面からの
アプローチがあり隙がありません。生地の編みが緩めなので着心地が良く体のラインもきれいに出ます。
これで7,350円。日本製です。


■AAAのミリタリーカーゴパンツ


AAA.jpg

生地が薄くて柔らかいので夏は快適


 長年にわたって世界のデニム業界で活躍してきたデザイナー加藤博氏。
ラルフローレンのヴィンテージラインRRLのデザインにも携わってきたという経歴と
立体裁断ジーンズを世に広めたことで有名なデザイナーです。
関西の地方誌カジカジなどではご意見番みたいになっております。
AAAはカトーブランドのハイエンドライン。ヴィンテージのディティールや
風合いを加藤氏なりの解釈で独自に落とし込み、生地や加工に徹底的に
こだわっているブランドです。


 これは大人が着られるミリタリーをコンセプトに2シーズンもプロト開発して作られた
カーゴパンツです。キャンバスをソフトタッチに仕上げた特殊加工が施されており
自然なパッカリングとくたっとした生地感が男心をくすぐります。
この生地感ぐっときませんか?(笑)丈は9分丈でテーパードシルエット。
いつものkatoっぽいシルエットですが、
このパンツは細身に作られており、カーゴポケットも斜めにつけてスッキリ
見えるようにしてあります。かといって最近流行のイタリアの美脚系カーゴパンツとは違い、
しっかり骨太感、言い換えたら野暮ったさも残っている、そのさじ加減が気に入っております。
ちなみに私は太い軍パンが好きなので1サイズ上げております。
Kato/AAAのパンツは相変わらず履き心地がよく夏は登板回数が多いです。
お値段は23,100円。日本製です。


■LEFT HANDのダブルストラップサンダル


レフトハンド.jpg

少しくらいの傷なら指の腹でこすればすぐ消える


 LEFT HANDは原宿のインディアンジュエリー&レザークラフトSHOPのゴローズ
から独立した田尻氏からレザークラフトを学んだ渡辺氏が手掛けるブランド。
アメカジ好き憧れのゴローズの系譜です。このサンダルはオールデンの
ミリタリーブーツでおなじみのホーウィン社のクロムエクセルレザーが使われており、
リングは真鍮、ソールはビブラムでハンドメイドという仕様。
まず独特な色ムラ感が特徴のクロムエクセルレザー、そのオリーブという色目が珍しい。
次にその革の厚さ。測ると4㎜もあります。なんという分厚さ。
そしてソールはビブラムなのでまるでワークブーツをはいているような感じです。
もちろん重いです(笑)


 LEFT HANDは人気のようでLOFTMANに見に行くと入荷と共に即完売しておりましたが、
ショップの別注品が多いのも特徴で、自分でカスタムをオーダーできるお店もあります。
サンダルの型はこれ以外にもあるのですが、ダブルストラップだと、
レザー部はアッパーパーツ2箇所とフットベットの計3か所を10以上のレザーから選べます。
リングとソールもカスタムでき、リングをバックルに、
ソールはシャークソールなんかにもできたりします。
もちろんソール交換ができるので末永く愛用できると至れり尽くせり。
これでお値段21840円です。ビルケンシュトックのチューリッヒと
4千円程度しか変わりません。エイジングが今から楽しみです。


■SEIKO5のミリタリーウォッチ


セイコー5.jpg

とにかく安いのが魅力的


 セイコー5はセイコーの海外モデルです。入手は基本的に逆輸入という形になります。
コストパフォーマンスに優れる時計としてファッション好きの間では有名です。
これは見ての通りミリタリーウォッチです。仕様を列挙しますと、
ケース径37㎜、自動巻き、曜日+日付カレンダー付き、蓄光塗料、
スケルトンバック、日常生活防水、そして日本製。


 逆輸入品なのでお値段はお店によって大きく違いますが10,000円もしません。
だいたい6000~8,000円くらいで購入可能です。
1万円以下ならTIMEXのミリタリーウォッチが定番ですが、
値段的に大差ないのとこちらは自動巻きなので電池交換がいらないのが魅力的。
ただ、私は日常的にこの時計をつけないのでよく止まっておりますが(笑)



■Hender SchemeのA4レザー封筒


エンダースキーマー封筒.jpg

これは裏面。表は「H」の刻印があるだけのシンプルなデザイン



 靴の街、浅草に工房を構えるエンダースキーマー。2010年に発足したブランドで
誰もが一度は目にした事のある名スニーカー、例えば、AF1、スーパースター、
ジャーマントレーナーなどをオールレザーの手作業で生産。
そのエイジングを楽しむレザースニーカーが話題になっているブランド。
これは革を作る際にゴミとして出る部分を再利用して作られたA4サイズの封筒で
切手を貼り実際に郵送する事も可能という面白いアイテム。
再利用されたレザーということで、良く言えば一点モノ、悪く言えば個体差が
激しいので色で選ぶか、状態で選ぶか、妥協するかと選択を迫られます(笑)
茶、黒、紺などの重い色だと従来のセカンドバッグみたいな雰囲気なので
私は爽やかな色目を選びました。


ジルサンダークラッチ.jpg

メンズノンノ9月号でも大きく取り上げられている


 これは話題になったジルサンダーの紙バッグ。
紙にコーティングで27,300円です。これに対し、エンダースキーマーはレザーで3,675円です。
しかも、カラバリも豊富で粗悪な質感が革ではなく紙のようで、
封筒としてはこのザラザラした質感で正解だと善意的な解釈も可能(笑)
人気のクラッチバッグの気分を味わいたい、けど流行り廃りがあるからどうしよう。
迷っている方はこのレザー封筒で使い勝手やコーディネートを試してみては。
携帯、財布、新書、雑誌程度は入ります。マチがないのでクラッチバッグ
というよりは書類ケースなんですけども(笑)失敗だったら
バッグインバッグにもできますし、切手を貼って封筒としても使えます。
気軽に買えるお値段です。


■おわりに


夏ジャケット.jpg



 今回の格好ならやはりヘルメットバッグだなぁと思ったりしているのですが、
終わってみれば有名どころでベタなセレクトばかりというオチ。
それと今回着用しているのは上下共にブランドの最大サイズです。
私の背丈からしたらワンサイズ下がジャストです
(私は夏はゆったり着たいので体にフィットするようなサイズ感は避ける)。
それでも日本人向けに作られた服、パターンが良ければジャストサイズでは
なくても見た目のバランスはそんなに崩れません。
日本ブランドはそこも魅力の一つですね。続編を望む声がたくさんあれば
秋編へと続く予定です。やるなら次回はジャケパン編です。





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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (5件)

  • 今回はシンプルですね前のロロノア・ゾロみたいなこーでねーとには結構萌えたんですが。名人も日和ることあるんですね~

  • エンダースキーマのレザー封筒をセカンドバッグにするってのは
    面白いアイデアですね  試してみたいですけど
    財布とか取り出すのが色々面倒でしょうね…w

  • Tシャツ+カーゴ+サンダルで変哲のないコーディネートですが、レザー封筒で巧みに今年っぽくされてるのは流石です。
    私も封筒欲しくなりました。ジャケパンも楽しみにしています。

  • SEIKO5って意外とリセールバリューも高くて驚きました。
    買値の七掛け位で売れました(^^)
    それとも時計ってそんなもの?

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