MENU

おじさんの「ふつう」のお洒落に使えるオススメアイテム5選

アロマデガード.jpg

アロマデガードは東急ハンズにも置いてあります(旅行コーナー)


 話し出すと長いのがおじさんです。「実践!ファッション指南を読めばおじさんはお洒落になれるのか?」を書いていたら長くなりすぎたので記事を分割しました。
これはその後半にあたる内容です。オススメアイテムであるアロマデガード、
コードレーンのジャケット、ボタンダウンシャツ、チノパン、革靴の5点を紹介します。
どれもおじさんの「ふつう」のお洒落に役立つアイテムだと思います。


 ではまずはおじさんのお洒落指南で最重要ワードと言っても過言ではない「清潔感」について。
「感」という捉えどころがないものを追いかけるより少しでも不潔要素を減らすことが確実です。


 春夏はジャケットの襟。特に夏はジャケットにカットソーを合わせる人も多いと思いますが、
何度か着ていると汗と皮脂で襟が汚れます。夏は薄い色合いが多いので汚れは目立ちます。
そして首のうしろは加齢臭が発生しやすい場所の1つでもあり、
臭いと汚れがこびりつくと清潔感のない残念な人になります。


 そこでアロマデガードの出番です。アロマデガードは直線的なので曲線の襟には
微妙に使いづらいのですが(改善して欲しい)、曲げつつ貼ると画像のような感じになります。
そのまま貼るとジャケットからアロマデガードがはみ出ますので、
鏡で余剰箇所を確認してカットします。粘着力はそんなに強くはありませんが、
貼る前にジャケットの生地を傷めないか必ずチェックを。


 夏物は消耗品だー!ヒャッハー!とどんどん散財する世紀末な服オタはおいておき、
一般的な所得の方なら貼っておいても損はないのでは。
シミになってクリーニングに出すより安上がりです。



【Amazon】アロマデガード




■ジャケットはコードレーンが使いやすい



コードレーン.jpg

コードレーンのジャケット


 ジャケットは紺ブレ(紺ジャケット)が汎用性高くて最高ですが、
「デートにスーツの上を着てきてなんなの?私服ないの?」と
女性に突っ込まれる可能性があることも指摘しておきます(経験談)。
「このジャケットは副資材を省いたアンコンでな・・・」
「そもそもブロークンスーツという着方があってスーツの上着を活用するのはだな・・・」と薀蓄を垂れたところで、
「デートにスーツの上を着てくる彼氏(夫)のセンスを改善したい。
屁理屈ばかり並べられてうんざりしています」と発言小町いきでしょう。



 なので春夏はコードレーンかシアサッカーをオススメしておきます。
季節感もあってオンオフどちらでも使えます。
さらにコードレーンのジャケット(スーツ)はBrooks Brothersが元祖であり、
アメトラの総本山的なブランドなので着こなしのお手本を探すのにも苦労しません。
若い人ならTHOM BROWNE.とかも参考にできますね。


 ジャケットに関する指南でよく出てくる言葉がサイズ感です。
指南を読んでいると、サイズ感とはだいたいフィッティングと着丈を指しているように思われます。
フィッティングは販売員さんに見てもらうとして、
着丈の中庸な長さは首の後ろの付け根にある第七頸椎から地面までの長さの半分です。
これをモノサシにサイズ感を捉えたら良いかと思います。
だいたいお尻が完全に隠れるくらいがクラシックなバランス、
お尻丸出しスタイルがモダンなバランスです。
よくある大人向けのファッション指南だとお尻が半分隠れるくらいから
完全に隠れる程度を推奨しております。基本的に丸出しは若者やスタイルの良い人向けです。


【オススメ】


 百貨店の紳士市(イベントセール)は1万円台も多く安いのですが、
おじさんくさいディテールも多く地雷率高め。トレンドをほどよく取り入れた
セレクトショップのセールで買うのが無難でしょう。
予算は2~3万円くらいを見ておけば良いかと。


 もしくは、今のノームコア的アメトラ・アメカジファッションの源流となったJ.Crew。
日本から撤退しましたがオンラインで買えます。
またはアメリカ仕入れの古着屋にも置いてある場合が結構あるので覗いてみては。
難点はサイズが大きいこと。参考までに178㎝70㎏の私が着ているジャケットでSサイズです。



【Link】J.Crew




■ボタンダウンシャツの襟の形状に注目すると



BD1.jpg

襟幅が狭いタイプはパーツが真ん中に寄る地獄のミサワタイプ


 シャツのポイントは襟にあります。例えばボタンダウンシャツの襟幅でこれだけ見た目が変わります。
比べてみると違いは一目瞭然。


 襟幅が狭いタイプは遠目から見るとタブカラーと同じようにVゾーンがコンパクトになります。
この手のシャツはBAND OF OUTSIDERSが有名であり、今風のオシャレ系シャツはだいたいこちらです。無印良品もこちら。



BD2.jpg

6つボタン時代のBrooks Brothers。襟幅は今も昔も8.6㎝


 もう一方の正統派タイプ。こちらはボタンがジャケットのラペルの手前に
来てロールの美しさをアピールするタイプです。この手のシャツはBrooks Brothersが源流です。
ロールの美しさを決める襟幅にこだわっており、
オンラインショップにも「襟の長さ8.6㎝」と記載してあるくらいです(笑)
ちなみにビジネスシャツはだいたいこちらのタイプ。ユニクロもこちらです。



 襟先にボタンがついているだけではないのがボタンダウンシャツの面白いところで、
襟だけで細かく何種類かに分けることができます。面倒なので今回は2種類のみ紹介しましたが、
アメトラはVゾーンをコンパクトにまとめるものなので無印タイプでもかまいませんし、
ロールの美しさをアピールするユニクロタイプでもかまいません。
これは好みの問題であり全体との調和で選べば良いと思います。


【オススメ】


 古着屋に行くとBrooks Brothersが3,000円程度で買えます。
6つボタンの方が古く、かのダンリバー社の生地を使っているのですが、
第1ボタンと第2ボタンの間が離れすぎており、ボタンを外した時の胸の
開きが美しくありません。ついでに身幅もダボッとしているので
ジャケット着用かつタイドアップ専用と考えた方が良さげ。
買うなら7ボタン時代でなるべくスリムフィットタイプが無難。
むしろ現行を買った方がサイズ感は間違いなく良いです。


 他のブランドだとBrooks Brothersのボタンダウンシャツを請け負っていた時期があるTHE BAGGYが1万円程度で安め。
王道なら長年ブルックスブラザースのカスタムオーダーの製造を
手掛けていたINDIVIDUALIZED SHIRTS。ただし2万円越え。
この両者の間、1万5千円程度で見つかるMADE IN USA製のシャツがSEROですね。



【Link】Brooks Brothers

【楽天THE BAGGY

【楽天】sero

【楽天】INDIVIDUALIZED SHIRTS




■ミリタリーチノかドレスチノか



ビームス66.JPG

Beams66チノ


 チノクロスと呼ばれる生地で作られたパンツがチノパンであり、
色は白でもベージュでもネイビーでもチノパンなのですが、
世間一般的にチノパンのアイデンティティは「ベージュ」のコットンパンツ(ポリ)であることでしょうか?
ここでは便宜上ベージュのパンツをチノパンとして話を進めます。



 チノパンは大きく分けるとスラックス寄りのチノパンとミリタリー寄りのチノパンがあります。
前者はドレス仕立て(スラックス仕様)のチノパンであり、その多くはセンタープレスが入っています。
値段が高い上質なパンツになるとウエストの後が割れておりサイズ直しがキッチリできるように作られています。



 代表的なのがイタリアブランドの美脚パンツ。だいたいストレッチが入っており裾幅が細め。
シルエットが非常にきれいにでるのでファッション指南でオススメされるのはこちらのタイプ。
ドレスチノ、テーラードチノ、チノスラックス等と呼ばれることもあります。
有名どころはINCOTEX、GTA、PT01等。3万円以上当たり前の世界。
国産ならエミネント社。百貨店の紳士市でたいてい置いてありセールなら1万円程度から買えます。


 もう一方がミリタリーベースのチノパン。そもそもチノパンは
第一次世界大戦中のフィリピン駐屯アメリカ陸軍作業着として始まったものなので(以下略)、
全体的に頑丈で野暮ったいものです。一般的に、センタープレスがなく右側にウォッチポケット
(コインポケット)と呼ばれるディテールがあるので見分けるのは簡単です。


 M41、M43、M45といった暗号的なものが商品名についている場合がありますが、
M41なら41年モデルといった程度の意味なので覚える必要はありません。
モデルによってボタン、ポケット、縫製、ベルトループ等が違うというマニアの世界です。



【オススメ】


 もう結構前(10年くらい?)からあるBEAMSの定番66チノが使えると思います。
66年製のチノパンではなくリーバイス501の66タイプが元ネタ。
おじさん世代ならヴィンテージやレプリカの66タイプを通ってきた人も多いはず(DENIME66タイプとか)。
馴染の深いシルエットだと思いますのでオススメしてみました。


 この66チノは綿100%でストレッチ(化繊)が入っていないにも関わらず野暮ったさ控えめなので、
大人のジャケパンスタイルにも使えます。生地に光沢感があり上品で
履き心地もトラウザー的なフィット感があり良好。
東洋エンタープライズが手掛けているのでヴィンテージ的なディテールも抜かりなし。
値段もそこまで高くはなく良いパンツだと思います。


 それでも今のトレンドから見たらシルエットが若干太いわけですが、
それが気になる方は606タイプチノがあります。強烈なテーパードがかかっており
膝から下が張り付く感じ。そしてボタンフライからジップフライに変更されています。
細身の方や若者にはこちらの方が良いかもしれませんね。


 BEAMSの回し者と思われそうなので他のブランドも挙げておくと、
先ほども名前が出てきた東洋エンタープライズのCAT’S PAWのチノパンなら1万円以下ですし、
アメカジの雄であるPHERROW’SのCOTも1万円程度で日本製とコスパが高め。
最近はアメカジ系のブランドも股上浅めで細身のチノパンを出しているので、
ドレスチノにこだわらずいろいろと見てみると良いかと思います。


【zozo】Beams66チノ

【zozo】Beams606チノ

【楽天】CAT’S PAW

【楽天】PHERROW’S



■旧靴という選択肢


foot balance system.JPG

ALDENのFoot Balance Systemライン


 そこそこの値段でそこそこの靴というのは難しいです。
万人にオススメできそうなのがパラブーツのバース(デッキシューズ)くらいであり、
それすら3万円越えてきます。2万円以下ならもう古着屋で地道に探そうとしか言えません(汗)
審美眼に自信のある方はeBayも使えますね。


 古着屋ならALDENがよく出てきます。状態、サイズ、値段のどれを妥協するかの戦いであり、
条件通りキッチリ揃うことはまずありません。旧靴愛好家が結構いらっしゃるんですよね。
古い靴は革質が良いとか、切り替えしやステッチなどのディテールが面白いとか。
確かブルックスブラザーズ(ブラックフリースだったかも)も50年代くらいのディテールの靴を復刻しておりましたが、
それくらい根強い人気があるということであり、旧靴は選択肢として十分アリでしょう。
ALDENは人気で割高なので、Allen Edmonds、Bostonian、HANOVER、FOOT-SO-PORT、FLORSHEIM IMPERIALあたりで探した方が賢いかも。
特にAllen Edmondsは1956年からのカタログが見れるので
モデルが特定できます。eBayや古着屋で掘る楽しさがあって面白いと思いますよ。


 私のALDENは条件通りのデッドストックがたまたま出てきたもので、
もう一足オールデンのデッドが見つかったらおろそうと思い始めてもう何年経っただろう。
未だおろせておりません。ヴィンテージのスニーカーや靴はそんなもんです。
なかなか出会えません。


 古着屋はオーナーがヴィンテージ世代のおじさんも多く、
お客もおじさんが多いので気にせず行けば良いかと思います。
「古着≒お金のない若者が安く服を買う場所」とは一概に言えません。
値段ではなく古着にしかないモノを買いに行くおじさんも多いです。


【楽天】
古着屋JAMレザーシューズ



ニットタイ黒.JPG

これは2,500円


 5選と言いつつ6つめ。おまけです。ニットタイって意外と?高いんですよね。
定番のFAIRFAXで1万円くらいします。インポートブランドになると1万5千円以上とかザラです。
そこで安いニットタイを探してみました。


 ポリエステルは避けシルクで探すと、スーツカンパニーが2,800円、無印良品が2,980円で
だいたい3,000円までで見つかります。中国製を避けるならアウトレットモールで探せばよく、
セレクトショップで日本製やイタリア製のシルクニットタイが5,000~6,000円程度。



 中国製とポリエステルを避けるという条件で私が探した中で一番安いのが百貨店の紳士市
お値段2,500円です。もしくは「2点、3点で〇〇円」と抱き合わせで安くなっております。
黒のニットタイと言ってもモノによって織りや品質が違うのですが、
最初の一本は安めで良いのでは。幅は5.5㎝を目安にどうぞ。


【楽天】FAIRFAX



 以上。ここまで長々としたお話にお付き合いいただきありがとうございました。
何かしらの参考にでもなれば幸いです。






よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次